宝塚記念2011予想
史上最強世代の証明

のび犬
10期 予想歴8年

◎エイシンフラッシュ
  3着/3人気

○ブエナビスタ2着/1人
▲ルーラーシップ5着/2人
×トゥザグローリー
×ローズキングダム


◎エイシンフラッシュ
◯ルーラーシップ
▲ブエナビスタ
△アーネストリー
△トーセンジョーダン

「現4歳は最強世代」というのはもはや常識になりつつありますね。
実際、主要重賞を軒並みかっさらい、春天でもワンツーし、スター候補が続々誕生する、質も量も申し分ない強力な世代です。
その「最強」が、果たして「史上最強」なのかどうか、私はこのレースの結果で判断したいと思っています。

最強世代の定義は人それぞれ違うとは思いますが、私は「最も充実する4歳で、どれだけ王道GⅠを勝てるか」だと考えます。
ちょっと乱暴ではありますが「3歳馬が王道GⅠを勝てるのは4歳馬が弱いから」であり「5歳以上馬が王道GⅠを勝てるのは4歳馬が弱いから」だと考えています。つまり「強い4歳馬がいれば、王道GⅠを勝つのは4歳馬」ということです。
ですから、本当に「最強世代」であるなら、王道GⅠは一つも落としてはいけません。

現時点で史上最強世代の最有力候補は98世代だと思います。スペシャルウィークとグラスワンダーの2頭で4歳時に王道GⅠを完全制覇しています。現4歳世代が98世代を超えるには、王道GⅠを完全制覇して、さらにプラスアルファが必要になります。

このプラスアルファになりうるのが、女王ブエナビスタの存在です。

ブエナビスタはどんな条件でも一生懸命走り、牡馬とも互角に戦ってきました。去年の秋は記録上は3歳馬にJC、有馬を獲られましたが、降着がなければJCは完勝でしたし、有馬記念も負けて強しの内容で、まだ女王の座から陥落したわけではありません。

王道GⅠの主役を張れる存在が一つ上にいるというのは、王道GⅠ完全制覇の難易度が大きく上がること同義です。98世代の一つ上にはブエナビスタほどの馬はいませんでした。現4歳はその壁を超えなくてはなりません。しかし、逆に言えば、その壁を超えて王道GⅠ完全制覇を成し遂げたなら、その価値はとても高いものとなります。

私は、この宝塚記念が最大の難関だと考えています。
秋になればさらに充実度を増した4歳馬が無双の強さを発揮すると思っていますので、4歳馬が負けるとしたら「成熟しきっていない4歳馬」と「まだ終っていないブエナビスタ」が戦うこのレースだけだと思っています。ここで4歳馬が勝つようなら、史上最強世代の称号を与えようと思います。私の心の中で。



で、4歳馬とブエナビスタはどっちが強いのか……これはやってみなければわかりません(なんだそりゃ)。
わかりませんが、私は「王道GⅠは4歳馬が勝つべき」だと思っていますので、本命には4歳馬を選びます。

大阪杯、春天に引き続き本命はエイシンフラッシュ。
春天の負けは枠と通ったコースの差で、力負けではなかったですし、それ以上に59㎏を背負ってヒルノダムール、ダークシャドウに肉薄した大阪杯のパフォーマンスが素晴らしいです。
近年は大阪杯好走馬が宝塚記念で活躍していますし(一昨年のドリームジャーニー、ディープスカイ、エイシンデピュティ、メイショウサムソン、ハーツクライ等)、阪神2000で平均ペースと宝塚記念に近い条件での好走で適性も十分。
不安なのは乗り替わり。アンカツさんがどう乗るか……最後方から大外ぶん回しなんて競馬は勘弁してもらいたいです。

対抗にルーラーシップ。
金鯱賞勝ち馬は複勝率75%とかなりの好成績……が、そんなデータも吹き飛ぶくらいの圧巻のパフォーマンスでしたね。
不安は折り合いと、不良馬場であのパフォーマンスをした反動があるかどうかですが、力があるのは間違いないので、重い印を打たざるを得ませんね。

単穴にブエナビスタ。
ヴィクトリアマイルの負け方を見る限り距離延長はプラスでしょうし、そもそも負けたとは言えヴィクトリアマイルのレースレベルは非常に高いので、まだ衰えてはいないでしょう。
上にも書いていますし、以前からずっと言っているのですが、改めて書かせてもらうと、ブエナビスタはどんな条件でも一生懸命走ってくれる馬です。ここでも一生懸命走ってくれるでしょう。あとは4歳馬がそれを上回れるかどうか。

私は上記3頭の争いだと思います。エイシンフラッシュやルーラーシップが若さを見せて不覚をとった場合には、以下の馬が3着候補。

まずはアーネストリー。
金鯱賞は完敗でしたが、休み明け、不良馬場と言い訳の材料はありますし、阪神は2-0-2-0、叩き2走目は2-1-1-0と巻き返してくる可能性はありそうです。
リピーターの多いレースですし、金鯱賞7着から巻き返したインティライミの陣営ですので3着までなら警戒は必要だと思います。

次にトーセンジョーダン。
臨戦過程がスムーズでないのはマイナスですが、コース相性の良いジャングルポケット産駒ですし、まだ底を見せていません。
アルゼンチン共和国杯ではスタミナの問われるコース、流れを快勝しており、上りのかかる流れになりやすいこのレースへの適正は高いと思われます。

トゥザグローリーとローズキングダムは消します。
まず、春天で大敗した馬の巻き返しは滅多にありません。
大敗して巻き返した馬は前々走でGⅡを勝っていましたので、4歳になってパッとしないローズキングダムはここでアウト。

トゥザグローリーは日経賞を快勝していますが、タイム評価が低く、今となってはそれほど豪華なメンバーではなかったレースですので高い評価はできません。さらに、トゥザグローリーは瞬発力勝負を先行して好走するのを得意としており、平均以上の流れになりやすいこのレースでは厳しいのではと考えました。

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6/26追記

◯と▲の印を入れ替えます。
理由は馬場状態。25日の阪神は超の付くほどの高速馬場でした。
不良馬場だった金鯱賞とは条件が全く違うので、ルーラーシップの評価を下げ、高速決着のヴィクトリアマイルを走ってきたブエナビスタの評価を上げました。
エイシンフラッシュはレコード決着の大阪杯で好走しているのでそのまま本命。
折り合い、反動に加え、高速決着への不安もあるルーラーシップが複勝圏外に飛ぶ可能性を考え、押さえの2頭を馬券に加えます。

馬券は◎◯軸の三連複。▲を厚めに。


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宝塚記念2011回顧
最強世代の称号は渡さない!(byグラス&スペシャル)

のび犬
10期 予想歴8年

次走狙い:アーネストリー


予想で史上最強世代候補として現4歳と98世代と挙げたら、4歳世代の前にグラスワンダー産駒とスペシャルウィーク産駒が立ちはだかるというなかなか粋な結果になりました。まるで98世代が「最強世代の称号は渡さない!」と言っているような、そんなレースになりました。

レースの内容も緩むところのない持久力勝負で、超高速馬場を考慮しても優秀なレースレコードという素晴らしいものでした。

勝ったアーネストリーは好スタートから2番手を追走。4コーナーで失速したナムラクレセントを馬なりで交わし先頭で直線へ。馬場の良い3分どころに進路をとると、脚色は最後まで衰えず、後続を寄せ付けずに勝利。
持久力勝負を先行して押し切る強い競馬で、6歳にして完全に本格化。今後も高速馬場の小回りコースでは中心視せざるを得ないですね。
グラスワンダー産駒はこのレースと相性が良いことと、佐々木晶&佐藤哲三のコンビは金鯱賞で敗戦しても巻き返しがあることは覚えておきたいです。
勝利ジョッキーインタビューでは凱旋門賞参戦を匂わしていましたが、今年は札幌記念から秋天に向かう模様。札幌記念では逆らえませんが、直線が長いコースへの不安は陣営も口にしていますし、秋天では死角がありそう。

ブエナビスタはスタートが一息で、縦長の馬群の後方からの競馬になりました。4コーナーで大外を回して追い込むも、エイシンフラッシュを交わして2着がやっとでした。
大外を回って好走したのはこの馬だけですので、いつものように一生懸命走って力は出しきっていますが、2歳からずっとトップを張ってきた馬で、これからの成長は期待しづらいものがあります。

期待された4歳勢はベテランの後塵を拝する結果となってしまいました。

エイシンフラッシュは内枠を活かしてロスの無い競馬。直線も内を突いて伸びましたが、アーネストリーとの差は縮まらず。
予想ではアンカツさんを懸念材料に挙げてしまいましたが、謝らなくてはいけませんね。ロスの無い素晴らしい騎乗でした。
馬も好騎乗に応えて良く頑張っていますが、上位2頭には完敗。秋にはさらに成長した姿を見せてもらいたいです。これは、エイシンフラッシュに限らず、4歳馬全てに言えることですが。

ローズキングダムは先行策で春天惨敗から4着に巻き返しました。
やはり高速馬場は向くようです。個人的には非力なイメージがあり、時計のかかる馬場や、58㎏以上の斤量が原因でパフォーマンスを落としていたのではないかと思っています。秋は57㎏で出走できるGⅠで注目。

ルーラーシップはスタートはまぁまぁだったものの、スタンド前で大きくポジションを下げて後方からの競馬に。いつものかかるくらいの行きっぷりが見られませんでした。道中は外からちょっとポジションを上げ、4コーナーでは大外をまくるも、直線では伸びを欠いて5着まで。
前走の反動が少なからずあったように思います。

あと、キングカメハメハ産駒の良駒は王道GⅠではあまりパッとしませんね。前哨戦で強い競馬を見せて、本番でイマイチというパターンがトゥザグローリー、ルーラーシップと続いていますし、ローズキングダムのJCも降着がなければブエナビスタに完敗の内容でしたし。キングカメハメハ産駒は前哨戦で強い競馬をしていても、本番では中心視しないほうが良いのかも知れません。

馬券は的中しましたが、3着までと思っていたアーネストリーに勝たれては……まぁ、結果オーライですね。


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