紫苑S2011予想
中舘の存在感は恐ろしい

サニーのすけ
08期 予想歴15年

◎ダイヤモンドアスク
  11着/5人気

○アカンサス6着/3人
▲カルマート1着/4人


本当はこのレースでピュアオパールのデヴェロッペ的な闘争劇を期待していたんだけどだいぶ外目の枠を引いてしまったので萎えています。
芝実績はないものの中舘騎手を配してきたアソルータは逃げて勝ち上がっています。内目の枠を引いてきたのでおそらくこれとの逃げ争いになるのだろう。うるさそうだな。なんだろう中舘騎手のこの存在感は。夏競馬終了中央場所再開でどうせ彼のことだから札幌に行くんだろうと思っていたら中山参戦。意外である。
逃げ馬出ない馬で逃げたりするので展開が読めないのです。中舘だから逃げるんじゃないか?という予想は意外と崩されるし忘れたころにはかき回す。あまり馬券を買わない3場目に行ってくれるのがベターなんだけどな・・・今開催は阪神を主戦場にしてしまうかもしれない・・・そのぐらい苦手です。


◎ダイヤモンドアスク
想定段階で騎手が未定だったんですよね。登録段階で何も考えずに武士沢でしょ?思っていたのでよくわからなかった。
震災の影響で中山が中止になって遠征した阪神で未勝利脱出。その未勝利戦以降キレを生かす競馬を続けていますね。
しかし前走レコード決着の大倉山特別で割と積極的に前に取りつく競馬をして粘って2着。前に行こうと後ろから行こうととにかく溜める競馬をしていたイメージからは想像ができなかった好走かと思います。
ここで戦ったメンバーがレジェンドブルー、ベストクルーズなどいつでも条件を勝てそうな常連に加えて、去年紫苑Sで2着のクラックシードもいてなかなかの粒ぞろいだった。そこで2着ならここに入れば普通に上位。


○アカンサス
思い出す。この馬というかスイートピーSからのオークスに出走したシシリアンブリーズを含めての話なんですが、いつも一緒に競馬場へ行く2人に
「オークスは何が来そうなの?」
と聞かれ
「わかんないけど、とりあえずスイートピーSからの馬は来ないと思う。」
と答え
「じゃぁ来たら来たらどうする?坊主にする?」
「いいよ。」
となったんですよね。普通に足りないだろうと思っていたので坊主になることはほぼないだろうとは思っていたけどちょっと怖かった。
オークスは雨が降って馬場が悪化。この馬はゲートがいつもよくないのでオークスも後方から。結果的に7着だけど後ろにいた馬で追い込んできたのはホエールキャプチャとマルセリーナとこの馬だけなんですよね。出遅れないで普通に中団にいたらもしかしたら坊主になっていたかもと思わせる内容だっただけにこの馬は印象に残りました。
そのオークス以来のレースになりますけどゆっくり休んで精神的に成長してくれていればゲートを普通に出てもうちょっといいレースができるのでは。


▲カルマート
前走上がり33.3。モンストールやジャスタウェイが32秒台だから一瞬普通に見えるけど十分だろう。
未勝利勝ちに時間はかかったけどそれでもオークスに登録するあたりは陣営の期待を窺わせます。マルセリーナから降りることになったアンカツ騎手にわざわざ東上して乗ってもらえるのは好感。お眼鏡にかかったのかな?



△ピュアブリーゼ
△スピードリッパー
◎○▲がキレを生かす馬になってしまいました。開幕週ですし普通に前に行けそうな人気馬ピュアブリーゼ、スピードリッパーでもいいんですけど、どうも勝ち切る勝負強さには欠けますよね。『一応』トライアルなので勝ち切れない馬ではどうだろうと評価を下げる形。実績としては恥ずかしい競馬はできないところですが。
ピュアブリーゼはオークスはハマった感がありますし、スピードリッパーは重賞の好走はいずれもハイペースを後ろ目で追走して展開が向いた感は否めない。人気になったところを重い印で信頼するにはちょっと足りない感じ。


△ピュアオパール
中舘騎手に構わず逃げればスイートピーSのように粘れる可能性はあり。


馬連BOX ◎○▲
3連複 ◎○-▲△△△


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紫苑S2011回顧
今のうちに息巻いておく

サニーのすけ
08期 予想歴15年

次走狙い:カルマート
次走狙い:ダイヤモンドアスク
次走危険:デルマドゥルガー


レコード決着。去年も紫苑Sはハイペースになって好時計が出たんですが結局本番にはつながらずでレースの存在自体が薄い薄い。
ピュアオパールが行こうとするも行けずにメジロミドウがハナ。ピュアブリーゼもスピードリッパーも押して行こうとするも行き脚がつかず。アカンサスも押して先団に取りつくも惜しすぎたのか馬が完全に行く気になってしまって。


1着 ▲カルマート
レコードV。確かにレコードですが開幕週ですし日曜のメインを考えても時計は出ますよね。
勝手に下がって行く先行勢を内でじっくり捌いて進出。デルマドゥルガーに先に出られるも並びかけてそのまま一騎打ちを制す。
正直もっと突き離せないといけないんでしょうけどデルマドゥルガーもタイミングとしてはバッチリでしたから、まぁ勝ててよかったですね。
父シンボリクリスエスということでいかにもトライアル血統。紫苑Sと秋華賞の相性の悪さ。いろいろ簡単にバッサリ行ける要素が満載ですけど、個人的には去年のディアアレトゥーサ同様の期待を寄せたいと思います。
桜花賞は阪神の外回りコースでオークスは府中の広いコース。去年、今年はオークスは天候不順だったけどどちらも基本的には末脚が生きやすいコースですが、秋華賞は京都の内回りなので勢力図が一気に変わってもおかしくないと毎年思っています。思っているだけで勢力図は全然変わらないんですけど。
トライアルのローズSは阪神の外回り、この紫苑Sはコーナー4回の急坂コースで直線短めの中山。距離も紫苑Sと秋華賞が同じ。
どちらかというと本番を見据えると紫苑Sの方がいいような気がするんですよね。去年はアンカツさんは紫苑Sの勝ち馬にテン乗りでしたので思い切りはイマイチでした。今回は勢いがついていたデルマドゥルガーと接戦でしたので、平坦になる次回はもうちょっと強気に捲り気味に展開したら面白い存在だと思います。
奇しくもマルセリーナもホエールキャプチャも末脚を生かすタイプでオークス馬はいかにも馬場に殺された馬たちの間隙を縫った感じだから捲って出し抜いたら面白いです。ホントに。
戸田厩舎と安藤勝己騎手のコンビはキストゥヘヴンで桜花賞を制しています。輸送さえクリアすれば何とかなっても不思議ではないかと。


2着 デルマドゥルガー
この馬の好走をメンバーが弱いからと見るか中山巧者と見るかでしょう。どっちも、と言われてしまえばそれまでですが後者の方が強いと思います。ジュニアCでも今回同様強気に捲るような競馬で制していますので余程中山が合うのでしょう。コスモネモシンのイメージでいいと思います。
次走はどうせ輸送で苦労するので能力全開とはいかないでしょう。


3着 コスモバタフライ
函館で3回ともみていたんですが言及できず情けないです。初戦は後ろからの競馬になっていたけど2戦目3戦目は先行してしぶとい競馬。ここもハイペースを追走してしぶとさが生きる形。よく頑張っていると思います。丹内騎手は先週だいぶ乗れていました。松岡騎手がイマイチな今、まさかの逆転も?ないか・・・





11着 ダイヤモンドアスク
いかにも向きそうな流れになったと思いますけど全然ダメ。距離が長いということでいいんじゃないですかね。自己条件で距離短縮ならば当然の狙いでしょう。



ローズSがとても楽しみだ。これだけ息巻いてカルマートを推してローズSで何かが圧倒したら私がどれだけトーンダウンするかもお楽しみに(笑)


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