MCS南部杯2011予想
ついに1000件

サニーのすけ
08期 予想歴15年

◎ランフォルセ
  6着/4人気

○ダノンカモン2着/3人
▲トランセンド1着/1人


競馬ナンデで予想を書かせてもらって今回が1000件目の投稿になるようです。いつも他愛もない予想・回顧にお付き合いいただきありがとうございます。そして今後もよろしくお願いいたします。

南部杯を東京競馬場で開催。1600mという距離と左回りと開催時期について似たような条件で開催できてよかったですね。中山の1800mで開催となったら何かがっかりですもんね。
当日はなでしこジャパンのキャプテン澤穂希選手が来場の予定でしたがキャンセルされたようです。澤選手はCMや映画の試写会やテレビ番組には積極的に出ていますが、競馬はイメージが悪いから断ったのかな?サッカーに集中したいのであればもっと露出がないはずですが・・・岩手県競馬並びに被災地復興の意味合いを込めても断られるとはね。なでしこジャパンの人気はいつになったら冷めるのだろう。


◎ランフォルセ
トランセンドが1番人気で、この馬とエスポワールシチーが近い人気ということになるのでしょうかね?1番人気ではないから前走よりははるかに買いやすいですよね。
いつもこの馬にはなんくせをつけてきたんですよね。人気になったら「スタートが不安」、「1800mはちょっと長い」などと。
結局そういう時って人気の時でしてね。それこそ去年のながつきSで1800mは長いとして消す予想をしたら、み後にスタートを失敗したので味をしめてしまったのがあるのかもしれません。
正直今でも1600mがちょうどいいから1800m以上はちょっと・・・と思っています。東海Sにしても時計が速くなったし外枠でスムーズな競馬ができたからだと思っています。1700mに関してもその距離が施行される競馬場って狭いから距離OKみたいなところがあると思っています。
今回は一番合うと思う東京マイル。今年の好調っぷりで得意と思う条件でG1が行われるとなれば買わない手はない。トランセンドがドバイ以来のレースですし、エスポワールシチーが乗り替わりとなれば運も相当向いてきていると思う。
トランセンドが行ってエスポワールシチーが番手か。その逆になったとしてもその2頭を見ながらレースができれば運びやすいでしょうしね。


○ダノンカモン
この馬もずっと好調ですね。
ケイアイガーベラを自ら捕えに行ってシルクフォーチュンの鬼脚に屈したプロキオンSに象徴されるように、ここ最近はいつも前には速い馬がいました。それを早めに捕えに行くと何かに差され、我慢すると前を残す。そんなレースが多い。
前には何かがいるというレースには慣れっこなはずで今回もトランセンドとエスポワールシチーがいてくれるからレースはしやすい。トランセンドを相手に早めに抜け出すというケースは考えにくいですし、トランセンドを相手にあんまり後ろで構えて脚を余してしまうケースも考えにくい。どうも中途半端ですが力は出しやすい相手関係だとは思います。
あとちょっと前まで左回り専用機だと思っていたので、右回りでも全く問題がなくなった今、フェブラリーSの借りを返す左回りの舞台は絶好です。


▲トランセンド
ドバイ明けの1戦になるわけでつけ入る隙はあるのでしょうね。日本テレビ盃にも登録はしていたので使える状態ではあったのでしょう。それ以降のポリトラックでよく動いていますが時計自体はまぁポリトラックですから気にしないことしても、状態キープのため負担をかけない調教コースとしてはいいと思いますので、悪い状態なわけがないでしょう。
オールカマーで2着に入ったゲシュタルトは追い切り本数が少なかったけどポリトラックで猛時計でした。ポリトラックというだけで嫌うこともないということでしょうね。
この後JBCに行くにしてもJCダートに行くにしてもここは100%の状態とは考えにくいですが、それでもこのメンバーなら恥ずかしい競馬はできませんよね。


△ボレアス
3歳馬は先週のタガノロックオンのシリウスS1番人気4着の分で多少評価を落とすでしょうかね。ムラのある感じのタガノロックオンの1回の敗戦程度ではレパードS圧勝のこの馬には影響はないかな。
ジャパンダートダービーのように馬群にもぐらせても良し、レパードSのように構えても良しなのであとはこのところ好調の鞍上がどう導いてくれるかでしょう。
現時点でこの馬が通用しないとなれば3歳馬はかなり苦しくなりますね。


エスポワールシチー
去年はアメリカ遠征を控えながらの出走でオーロマイスターに敗れました。復帰戦は勝ったもののかしわ記念はフリオーソはともかくとしてラヴェリータも残してしまいました。
帝王賞はスマートファルコンが強すぎたのでいいでしょう。3着のバーディバーディに迫られたのは、3コーナーの手応えが良すぎてスマートファルコンに余計について行った分でしょう。あの帝王賞で気持ちよくいいスピードで走らせることができて、そろそろ蘇ってもいいと思うんですよね。
しかしここにきて佐藤哲→松岡は・・・怪我ですから仕方ないことなんですが・・・松岡騎手が乗って2戦2勝の馬ですからいいのですけどね。
マーチSを松岡騎手で勝った時に佐藤哲三騎手は「勉強になった」と話していたようです。今回の乗り替わりがこの先の勉強になってくれればいいけど・・・
オッズ的には美味しくないので買わないのですけど。


馬連 ◎-○▲
3連複BOX ◎○▲△


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MCS南部杯2011回顧
ソラそうよ

サニーのすけ
08期 予想歴15年

次走狙い:エスポワールシチー
次走危険:ダノンカモン


かなり速い流れ。
勝ったトランセンドは海外でも通用して見せていたわけですし、引っ張ったエスポワールシチーも良いころの行きっぷりが戻った感じがしましたし、迫ったダノンカモンもだいぶ力をつけてきていましたから、持っている力そのものを問われたと言っても大きな間違いではないでしょう。


1着 ▲トランセンド
行きっぷりが悪かったけど前が緩めず引っ張ってくれてもともとこの馬が得意にしていた苦しい流れに。
ダノンカモンに先に出られるもののソラを使って自滅してくれたおかげもあっての勝利。
引っ張ってくれた馬もそれほど負けなかったレースでじわじわじわじわ伸びての勝利は一見物足りないけど、次の敵であるあの馬の想定するレースもできたと思いますし、あの馬さえ負かすことさえできれば来年の世界挑戦はまた楽しみだ。

上にも書いたように苦しい流れ向きなのは3歳時の緩めない流れのレパードS圧勝→流れを緩めたエルムS惨敗で証明済みだったわけですけど、それを番手の競馬で、それも外からダノンカモンに被せられてまで勝つことができるとは思えなかった。直線入り口でエスポワールシチーがもう1回突き放したときにはもう無理だと思ったけど・・・
ドバイWCで2着になった馬にこんなこと言うのは失礼だけど、強くなりましたね。


2着 ○ダノンカモン
やっぱり広いコースではどうもやる気がなくなるようでしてね。先頭に立つかどうかというところでフッと力が抜けてしまうかのようにスタンド方向に顔を向ける、といういわゆるソラを使ってしまいました。
予想の段階でも書いているんですけど、勝ち切れないのは抜け出せばソラを使うし後ろからだと届かないという中途半端な馬だから。ソラを使ってしまったのなら仕方ないけど・・・致命的。
もちろん騎手もわかっていたと思うんですけどね。あの良すぎるほどの手応えで回って来たらソラを気にするどころか手応えのいいうちに決定的な差をつけたいですもんね。仕方ないと思います。オリックスの岡田監督じゃないですけどソラそうよです。
さてさて次走はどうしますか?JCダートは未知の距離ですよね。引っ張ってくれる馬がいるから悪いことはないと思います。どちらにしても先行力がある有力馬はいっぱいいますから今回のように抜け出すというケースはまたさらに少なくなるからソラの心配はあんまりしなくてもいいでしょう。しかし我慢させると届かないんでしょうね。
成績がすっかり安定しているので3連系ではだいぶ売れるでしょう。逆に馬券的には飛んでもらった方が楽しみが増えそう。


3着 シルクフォーチュン
流れてくれれば脚を使いますね。
この馬については1200m向き、1400mの同じタイプがマルカベンチャーという話をよく書くんですけど、もうすっかりどっちでもよくなりましたね。
とにかくレースが流れれば堅実になりました。たまに不発のときがよくあったんですけどね。騎手と手が合っているのかもしれませんね。地味ですが。


4着 ×エスポワールシチー
嫌ったのはオッズ的なアレで。
久々に行きっぷりの良さを見せつけました。サクセスブロッケンが勝ったフェブラリーSの頃を思い出させるものでした。さすがに最後はいっぱいになったけど次への1つのきっかけになるといいですね。
と、佐藤哲三騎手も思っていてくれればいいなと思います。JCダートでトランセンドとスマートファルコンが対決ということになればこの馬は脇役でしょうけど、割って入るのは間違いなくこの馬でしょうし、今まで乗ったレースと今回観戦して得たものを哲三騎手がどう考えてどう乗るのか非常に楽しみになりました。
どうしても佐々木厩舎っぽいイメージになってしまいますが安達厩舎なんですよね。そろそろ覚えてあげてください。佐々木厩舎とは隣らしいです。


5着 ダイショウジェット
流れた時、他が勝手に自滅した時、この馬の力が発揮されます。この流れなら5着に来たことには驚きません。とにかく展開次第の馬ですので。まだまだ健在です。


6着 ◎ランフォルセ
4番手にはいてほしかったのですけど・・・
今までいかに楽な流れで競馬をしていたのかということが浮き彫りになったといいますか、全然流れに乗れていませんでしたね。
-10キロでテンションが相当上がっている。この時点でほとんどあきらめていましたけど・・・ちょっと過大評価してしまいましたね。黒光りする馬体ですのでよく見えてしまうのが難点のこの馬。さすがに今回は細く映りましたし残念です。
去年も北海道でいい競馬をして中央場所に戻った時に大きく馬体を減らしていました。ちょっと甘やかすとダメなタイプというイメージが今ついてしました。
今後は敢えて使い続けている時の方が面白かったりするかもしれません。





10着 オーロマイスター
ツイッター上で
「オーロマイスターのパドックが鬼」「すごくいい状態だと思う」
とツイートしている方がたくさんいました。
確かによく見せていたとは思うのですが、去年勝った南部杯の時ほどとは思いませんでした。
この先の競走馬人生はそう長くはないと思いますが来年またこの時期に出走してよく見せているようだったら騙されないようにしないといけないなと思いました。


11着 △ボレアス
ランフォルセ同様激しい流れでは何もできませんでした。この流れでも行きたがっていましたから壁を作って溜めた方がいいのでしょう。
それにしても大きく負けすぎですね。3歳馬ですからまだこれからでしょう。サクセスブロッケンは3歳秋の時点では古馬の壁に屈していましたがフェブラリーSで逆転しました。3歳ダート馬にとって秋は勉強の時期と思っていますからまだ諦めることはないと思います。


地方馬について

戦績でしか語れないですけど、輸送慣れしていないと思われるゴールドマイン、ワキノカイザーが大幅馬体減というのはとてもわかりやすかった。函館に遠征に来た道営の馬的な感じがしてとても親近感を覚えてしまいました。
ロックハンドスターは予後不良ということで悲しいですね。ロックハンドって岩手という意味だったんですよね。これに気づいたのはつい最近だったんですよ。ロードロックスターとかそのあたりとごっちゃになっていましたので・・・自分の勘の悪さ呆れてしまいました。
岩手の支援競馬として行われたこのレースでこの馬が予後不良というのは何とも悲しい結末。

10Rが9頭立てで最終レースは7頭立てという寂しい開催だな・・・と思ったけど、最終レースは7頭立てでもドリームノクターンが大逃げで粘って盛り上げてくれました。競馬の楽しみはいろんなところに転がっているなぁと思った1場開催デーでした。


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