09期 予想歴28年
◎キョウワジャンヌ
2着/7人気
○アヴェンチュラ1着/2人
２歳のファンタジーSではホエールキャプチャとの力差は明らかだったキョウワジャンヌ。
３走前勝った５００万下での３着がビッグスマイル。
続く１０００万下では完勝。
前走ローズSを終始仕掛け気味での３着。
そしてこの３戦の馬体重の変化が＋６キロ⇒＋８キロ⇒＋６キロ。
筋肉量が増えつつの好走は好材料。
勝ち馬ホエキャプは内枠から内々を通ってしのぎ勝ち。
ファンタジーSからの力量差はもうなくなったと言っていい。
それだけホエキャプの秋の成長がないと言えないか。
あるいはジャンヌがそれを上回るものとも言える。
高速対応へは、京都のマイル、新潟の1400連勝とスピード面の対応力があり。
今度は本来の中団待機からの差しで。
前走クイーンS勝ちのアヴェンチュラ。
そのメンバーは古馬牝馬路線のトップホースたち。
軽斤はあっても差し返した内容は世代への存在をアピールした。
これまで阪神と洋芝のみで高速への対応だが、前走はそんな不安を払拭してしまうパワーを感じる。
現に新馬でエーシンオスマンを阪神良1分35秒台で撃破。
対応しているし、小回りもこなし、キョウワジャンヌ同様夏の馬体重増は更なる成長の証しでしょう。
クイーンSはまだ太かったようだし、今回体調面ではいい具合になりそう。
高速内回りで人気上位馬は早めに動いて行くでしょう。
背負いの少ないジャンヌにとっては先行脚質の人気馬の前々の展開がうまく働いて来る可能性があっていい。
桜～オークスと後方から勝ちを逃したホエキャプは前を意識せざる得ないし、春を棒に振ったアヴェンチュラは勝ちに来る競馬でしょう。
加えてマルセリーナ、エリンコートも果敢に来れば、迎え撃つジャンヌには好都合。
最後の冠へ向けて無冠を含めた女王たちの気負いがどう出るか見ものです。
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