菊花賞2011予想
捨て身の逃げを打て

スナフキン
09期 予想歴28年

◎ベルシャザール
  17着/6人気

○オルフェーヴル1着/1人
▲ユニバーサルバンク9着/11人


独り言を少々・・・
京都の芝なんですが、
先週は、野芝 8~10cm 洋芝 10~14cm
今週は、野芝 8~10cm 洋芝 12~16cm
菊花賞の週に入って芝の長さを伸ばしてる。

JRAは三冠馬の誕生を願っているはず。
今の高速先行スイスイは避けたいだろ~
少しは負担を掛けてスタミナ寄りの馬場にしたい。
思惑がないとしても秋華賞を見れば公平性からも修正したいところ。

週末になっての雨。
日曜には回復するかもしれない(予定)となると内側から乾いて来てしまう。
外外を回る馬は確実に負荷が掛かる。
内有利な馬場になるし、直線外からはさらに伸びにくい状況が。
外枠に入ってしまった2冠馬。
内へ入れれるかどうかがポイントに。
それでもオルフェーヴルは走るでしょう。
けど一矢を報いるなら、内枠から好位追走可能な馬。

ユニバーサルバンク
京都巧者でまだ一度も馬券から外れていない。
京都だと常に34秒台の脚を使う。
切れはないけど持続できる特性がある。
菊の仕掛けは3角過ぎ800mだから、残り600mは持続可能。
最後の1ハロンは内枠とコース相性でなんとかなる。

ベルシャザール
スプリングSでは最後までオルフェに食い下がる。
大きく離された皐月とダービーは左回り。
前走を含めて右回りは崩れていない成績。
ユニバン同様34秒台の脚が通常。
キレよりも持続できるところが最大の売り。
アサクサキングス、アルナスライン、スリーロールス、フォゲッタブル、ビートブラックと切れのない面々が花開く菊。
入りの下りで折り合うかどうかだけでしょう。
最大に有利な面を生かすなら、4角でのアドバンテージがどれだけあるかだろう。
スプリングSの雪辱を期すか。

フェイトフルウォー
この馬も右回りがいいか。
皐月、ダービーの敗因は道悪と回りも加味したかも?
輸送を考えると当日の馬体重、落ち着き、馬場の乾きがポイントでしょう。

ベルシャザールからですが、サンビームの夢馬券は持っておきたい。

.............................

思い起こせば、オルフェーヴルのような世代最強馬への策には極端な競馬が相手だった。

ディープインパクト⇒アドマイヤジャパン、インティライミ
ブエナビスタ⇒クイーンスプマンテ
メイショウサムソン⇒アドマイヤメインなどなど

というように脚質の違いを利用して逃げ込みを図る時がありました。
いわゆる捨て身の作戦です。
今年は2冠馬オルフェーヴルがその対象馬になるかもしれません。
自他共に認める強さから、普通の競馬じゃ他馬が勝つことはむずかしいでしょう。
出るからには勝とうとするのがジョッキーだし、陣営も負けるとわかって馬を仕上げる努力はしません。

上記3頭の例からするとオルフェーヴルは同じような差し馬なので、大逃げあるいは早仕掛けでの逃げ込みがあっていい。


サンビーム
となるとやりそうなのは、この馬。
スピード任せじゃなくジワジワ逃げて行くタイプ。

これまで8戦して7戦が京都という奇怪な戦歴も持ち主。
そのうち6戦を逃げて3勝、京都の逃げ勝率なんと5割。
番手になった1戦は力んで失速。
京都新聞杯ではクレスコグランドと僅差の粘り。

弱点は逃げてのみ、突かれると良くなくて1800mは忙しい。
ところが秋初戦の1800m戦を逃げて1着。
それも上がり3ハロンが11.0⇒11.2⇒11.2というもの。
緩んだと言ってもこんな速いラップでのゴールは始めて。
春からの弱々しさが払拭されたかのようなまとめ方。

2400mの梅花賞では逃げて直線で併せる形を競り勝つしぶとさ。
距離延長は望むところだ。
この秋は末の頑張りに磨きがかかって、中1週となる出走にもなにやら打開策・・・秘策の匂いも。

もしやのアドマイヤジャパンのようにほぼノーマークのサンビームが逃げ込む展開に持ち込むか。
オルフェーヴルに交わされてはしても粘ってしまう。
そんなイメージを想像してみました。


フェイトフルウォー
レースペースをかき乱された場合、セントライトのようにサバイバルの決着に。
オルフェーヴルとて動かざる得ない流れに。
道中へたに動くと脚をなくす破目になるのは常。
これまでタフなペースで勝ってきた馬となると、フェイトフルウォーがいます。
京成杯、セントライト記念といい絞まった流れを勝ち切る特性。
スタミナ勝負こそこの馬の出番でしょうけど、真っ向勝負では・・・
サンビームのサポートは勝つひとつの手立てになるが、期待してもいいかな。


ウィンバリアシオン
東京、阪神と直線の坂があるコースに、道悪というタフな条件での好走。
高速、平坦な直線と異なるファクターに割り引き材料はある。
それに道中オルフェーヴルを徹底マーク、あるいは先に仕掛ける行動さえもある。
サンビームの奇襲に、先に仕掛けとなると自滅も。

となればレースはさらに絞まり、スタミナ勝負になってゆく。
全体に上がりがかかり、そのときをじっと待つフェイトフルウォーへと有利に働きはしないだろうか。
たとえサンビームが大逃げ大敗だとしても、2強崩しの役目を果たしてくれればそれは賞賛に値する。


余談で
道悪のダービーを勝った馬は菊を勝てないジンクスはある・・・(^^;


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