稲光特別2011予想
函館戦の分析

KUROSHIMA
08期 予想歴16年

◎ファミリズム
  17着/7人気

○ジャカランダテラス12着/3人
▲アスターヒューモア11着/10人


 ファミリズムはこの夏に函館で4戦を消化。4走前は後方一気から最内を突いて2着を確保。一方、3走前と2走前では勝負所で押し上げて好位進出も直線で伸びを欠き、2戦とも4着止まりだった。これら4戦の分析から、器用な立ち回りをするよりも思い切った競馬に徹した時のほうが走れる傾向にあると判断してみたい。スピード馬には映らないので、短距離のハイペースに対応できるかどうかに不安もあるが、スタートからエンジン全開の千直に適性があったとしても全く驚けない。

 直線競馬だけに最内枠が歓迎できない条件だが、テンが速そうなジャカランダテラスは、小倉芝1200をスピード任せに押し切った実績から、直線競馬に適性がありそうな雰囲気を漂わせている。

 アスターヒューモアは印旛沼特別で最後失速するもスピードがあるところは見せた。当時の対戦相手が割と骨っぽかったことを考慮すると、速力自体は現級で通用するに十分だったと考えたい。平坦コースなら簡単には止まらないだろうし、未勝利勝ちも新潟千直ならば、久々の競馬でも警戒したい1頭に。


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