エリザベス女王杯2011予想
スノーフェアリー様・・・

サニーのすけ
08期 予想歴15年

◎スノーフェアリー
  1着/1人気

○アパパネ3着/4人
▲ダンシングレイン16着/7人
×サンテミリオン


徹底的にスノーフェアリーを研究して美味しい馬券にありついた昨年のこのレース。(手前味噌ですが http://www.keibanande.net/?m=pc&a=page_l_syousai&target_yosou_id=10735 )
去年は雨がたくさん降ったわけではないのに、馬場の内側は荒れて土が跳ね上がるような状態になっていました。それをお構いなしに内に切れ込んで抜け出したスノーフェアリーの圧勝で、他は馬場のいいところを通ろうとした分だいぶロスしました。
今年も使用コースの使い方は一緒。先週の最終レースの外差し具合はだいぶ去年と似てきた気がします。内にいないとどうにもならなかった秋華賞の週とは全然違いますね。


◎スノーフェアリー
ローテーションが去年よりきつい、今年勝ってないなどいろいろ言われております。どんどん言ってください。そこじゃないんですよね.問題は相手関係ですよね。ソーユーシンク他と接戦し凱旋門賞でも3着。十分ですよね。
あれ?日本にもいませんでしたっけ?今年まだ勝っていない最強牝馬が。ええ、いますよね。その馬がこのレースに出てきたという感覚で買えばいいと思いますよ。勝てなくなったとはいえそりゃ牝馬ですもの。牝馬同士で走れば当然強いですよ。
そして今回、相性のいいライアン・ムーア騎手に戻るわけです。それは勝たせるためでしょう。心配いらないかと。
もう一度去年と同じ感覚で攻めればいいと思いますよ。日本人ジョッキー達は先週の京都ではもうすっかり馬場のいいところを狙うようになっていましたから。


○アパパネ
前哨戦で負ける。これぞアパパネクオリティなのですけどね。まぁちょっと負け過ぎのきらいはあるんですけど。
今までの前哨戦って遠征競馬ばかりなんですよね。輸送って基本的には体が減るものですから、輸送競馬ではなかった今回は太いままになってしまったあたりはこれから関西へ持っていくということもある程度想定してのものなのかもしれません。
距離延長どんとこいではありません。前走負け過ぎ。決して楽観視できるものではありませんが今までそういったあたりを克服してきた馬ですから巻き返しは十分あるかと。



さて問題はこれ以下。他の古馬たちは末一手の印象。間を割ってくるようなイメージの馬があまりいないのでまたスノーフェアリーには出し抜かれそう。あくまで押さえ程度か。

では3歳はどうか。
秋華賞からのローテは

外回りに替わる+馬場が全然違う+距離が伸びる+100%の仕上げのはずの秋華賞からのローテ≦古馬との斤量差

という不等式を成立させなければなりません。かなり苦しくなるでしょう。まして去年圧勝した馬が今年も参戦するのですから・・・

そうなると、


▲ダンシングレイン
同じ3歳でも秋華賞に使っていないのが外国馬ダンシングレイン。日本の3歳馬とは違って日程に余裕がある。とはいえ遠征なのだけど。

英オークス
http://www.youtube.com/watch?v=1lGAhmMG5MM

去年はスノーフェアリーが英オークスを勝っていますけど最後方からの追い込み。そしてこのダンシングレインは逃げ切り勝ち。何と多彩なのでしょうね。
去年の予想でも触れていますけどエプソム競馬場は直線手前までずっと上って、直線はずっと下りなんですよね。映像でおわかりの通りこの馬は直線までのアドバンテージを下り坂の惰性で押し切っていますよね。京都コースが合わないということはないでしょう。馬場適性はあわないかもわかりません。前年のスノーフェアリーとの勝ちタイムが6秒も違いますからね。

弱点は揉まれ弱いこと。

アイルランドオークス
http://www.youtube.com/watch?v=EAhGFqAZ_hk

ラビットたちがペースを作っての追い比べ勝負では分が悪かったようです。去年のエリザベス女王杯ではテイエムプリキュアがレースを引っ張ってセラフィックロンプあたりも早目に行って縦長の流れ。しかし今年は一転して行きたい口がいない。この馬の単騎が濃厚。マイペースで行って下り坂の惰性を生かして、そして馬場のいいところを通ろうと考えずにロスのないコース取りで一発。


△アヴェンチュラ
△フミノイマージン
△イタリアンレッド

アヴェンチュラは細く見せるタイプなのでパドックで細いと思って切ることの内容にこれを書くことで戒めにする。自分から動けるのは強み。ただ馬場は違いすぎる。

後者2騎は上位3頭のうち何かが崩れた時要員として追い込み脚質の流れ込みを期待。





レーヴディソール
ここで勝ったら面白いけど常識的にはどうか。それはそれは強かったチューリップ賞組のそれ以降の悲惨さと言ったら・・・当時は間違いなく世代最強だったわけですから圧勝があっても驚かないのですけど、出走するかどうか割と直前まで微妙だったあたりが不安。


×サンテミリオン
一応×をつけましたけど意味ないかな?デムーロが乗るみたいである程度人気に・・・ならないか。もう立ち直れないと思います。



レッドディザイアとメイショウベルーガの引退はとても残念。これらがいたらもうちょっと面白かったかも。まぁそんなことを言っても仕方ないんですが。走るメンバーで盛り上がればいいし、それを楽しんだらいい。


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エリザベス女王杯2011回顧
日本ではワープが認められています

サニーのすけ
08期 予想歴15年

次走危険:グルヴェイグ
次走危険:アニメイトバイオ


シンメイフジがかっ飛ばす。ダンシングレインは出遅れて後方から。予想していた流れとは全然違ってしまいましたが、去年のように縦長になってくれて勝ったスノーフェアリーとしてはバラけてくれてありがとうという感じでしょうかね。

映像で見ると明らかに内が荒れていて外差しなのかな?と錯覚する馬場。去年はみんなで外を回してスノーフェアリーに内から出しぬけられるという競馬になっていただけに、
「思ったより内は悪くないはずだ」
「敢えて内を走ろう」
「大逃げをしてみんなが外を回ってくれればあるいは・・・」
という意識が働いたのかもしれません。外を回った馬たちは全く伸びず。内を突いた馬たちが上位独占でした。


1着 ◎スノーフェアリー
かなり後ろに位置していたので心配になりましたが、いつの間にか内に潜り込んでいましたね。3、4コーナー中間でダンシングレインの前の外目にいたので、直線を向いたときに大外にいるんだと勘違いしてしまって不覚にも見失ってしまいました。
あぁ外から全然来ないな・・・タテ目で買っているアパパネの行方を見守ることにシフトチェンジをしていたら、

「え?」

いつの間にか間を割って1着。完全に外に行ってしまったと思っていたので本当にワープしたかのように感じてしまいました。あとでリプレイを見たら4コーナーで去年同様内に潜り込んでいたんですね。
去年のように縦長になったことも有利に働いたかもしれません。今年は去年とは違って日本馬も内を狙って抵抗しましたが・・・やはり世界の力は大きいです。


2着 △アヴェンチュラ
最内枠を引いたときに、この枠なら秋華賞と同じレースをすれば良さそうだなと思いました。しかし今度は外回りで状態も秋華賞がおそらくピーク・・・それでも2番人気ということにはちょっとビックリ。叩いて本番を迎えるアパパネが2番人気だと思っていたので・・・
しかし秋華賞のような競馬で先に抜け出したホエールキャプチャを捕えてアパパネをも凌いだんですが・・・勝ち馬は次元が違いましたね。力は出し切っていると思います。

今後はVマイルのためにマイルへシフトさせていくのでしょうかね。広いコースよりも狭いコースで抜け出す競馬をするのが合っていそうなので府中のマイルはどうでしょうかね。宝塚記念の方が面白かったりして。いや、酷かなぁ。



3着 ○アパパネ
さすがとしか言いようがないと思います。「前哨戦はあくまで叩き」というスタンスというかキャラですけどそれにしても負け過ぎで何もできなかった前走。そういうキャラだとわかっていてももうダメなんじゃないかという考える人もいたようで思った以上に売れていませんでしたね。
太かった馬体も輸送や直前の強い調教でだいぶすっきりしていました。本番に渾身の仕上げをしてくる陣営には頭が下がります。
ただ、どうせここまで戻せるのならばアヴェンチュラには先着したかったでしょうね。確実に世代交代の波がやってきていますね。さすがに国内同世代には負けませんでしたが。


4着 ホエールキャプチャ
前走で内に入れることができずに内の馬に負けてしまっていたので強気の競馬。開き直って強気の競馬ができたのでしょうね。
前走は次週に3冠のかかる馬の騎乗を控えていたから強引に内に入れることはできなかったのでは?と考えてしまいます。
秋華賞の回顧でも書いたんですけど、現状はブロードストリートやアニメイトバイオあたりと同じような評価。大舞台では足りない感じで限定重賞などで善戦を繰り返す配当妙味のない安定感のある厄介な馬になって行くと思われます。


5着 レインボーダリア
秋華賞でもそれほど負けなかった馬ですけど今回も健闘。しかしあくまで内をロスなく立ち回ることができたという評価。安定はしているけど自己条件では悪い意味での安定感を発揮してしまうかもしれませんね。


6着 ワルキューレ
これも内をロスなく立ち回った分でしょう。1~6着馬のジョッキーはいずれも勝ちに行く勝負勘のあるジョッキーもしくは追える騎手ですね。追えば伸びる馬場なのでしょうね。
自己条件に戻って人気になるでしょう。扱いに困ることになりそうです。


7着 シンメイフジ
この馬が7着に残ってしまうのですからいかにスピードが落ちにくい馬場であるかということと、内が見た目以上に馬場が良かったかということ。
他がもっと外を回ってくれていればまさかの展開になっていたかもしれません。次走云々を問われても困りますけど、ダートも行けるので番組に困ることはなさそうですね。


8着 △フミノイマージン
10着 ブロードストリート
13着 アニメイトバイオ
これらはセットでいいですね。前に行くと末が足りないし後ろから言っても前が止まってくれないと苦しい。明日からはこれにホエールキャプチャを加えて限定戦のドンとして転戦して行くことでしょう。


9着 △イタリアンレッド
セットに入れてもいいかな?という気もするんですがずっと休みなく使われてきていましたし少しかわいそうな気もしてしまいましたね。
七夕賞や小倉記念のように自ら動いて行く競馬もできているわけですからフレッシュな状態であればもう少し何とかできたかもしれません。まぁでも広いコース向きの馬ではないのでしょうね。



11着 レーヴディソール
さすがに何もできず。4戦4勝の内容はいきなりここを勝っても不思議ではないと感じを抱かせるものでしたからこの人気にも頷けます。新しい主役の誕生を期待しているという心理の表れでしょう。
結局マイルの馬なのでしょうか?今回のレースからわかるものは特にありません。まだ様子を見たいです。どこ使いますかねぇ・・・


14着 グルヴェイグ
苦しいローテでオークスを使ってあの馬場状態で壁に当たり、トライアルを使わずに自己条件へ行って負けて秋華賞で抽選漏れ。自己条件で同世代に負けている時点で当然古馬混合のG1では力が足りません。血統が良すぎるので期待を持たれてしまっているのでしょうね。これでは自己条件でも人気先行でとても扱いづらい。


16着 ▲ダンシングレイン
調教で馬場入りできなかったりで負けは覚悟していましたけど逃げ馬で出遅れてはね。出遅れたら出遅れたなりに何か違う策をみせてほしかったですけど、まぁ出遅れてなくても苦しかったですね。


18着 ×サンテミリオン
後ろから2番手で1頭も交わせないんじゃ現役を続ける意味は無くなっているでしょうね。


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