菊花賞2008予想
定石では『ケン』だよね

しゅんぴぃ
08期 予想歴5年

◎未定 

×オウケンブルースリ


秋華賞の予想・回顧に拍手を頂きありがとうございます。

たまたままぐれで当たっただけですが、今後もレース前だけでも「なるほど」「一理あるな」と思ってもらえるものを書いていきたいと思います。

【今週のお品書き】
■菊花賞と血統予想(10/22)
■距離延長成績(10/22)

■菊花賞と血統予想

菊花賞となると普段は血統とは言わない人達が「ダンスインザダーク産駒だ」とか「この種牡馬は長距離血統ではないから3000mは持たない」とか言い出す。

これはなぜかというと、本レースの最も大きな特徴が3000mという距離にあり、また、全馬がデビュー以来初めての距離となるからである。

通常というか大方の予想方法は、パドック前という条件をつけると、近走の成績・距離やコースへの適正・調教などで判断するものだと思う。

しかし、菊花賞に限ると前述したように初めての3000mという条件のため、長距離への適正が全馬分からず、それを探るために自然と『血統』という手段に頼るのである。

すると、普段はマイナーである血統という手段が菊花賞と状況に限りメジャーな存在になり、大小はあるがオッズや人気に影響を与えるのである。

つまり、穴を狙うというスタンスである以上、菊花賞においては血統で予想することは妙味が無くなるのである。

また、Mの法則においてはマイナー・異端が有利という原則があり、メジャーな要因で人気になった馬は軽視すべき存在なのである。

体制派と異なることをしなければ穴は狙えない以上、予想は別の要因から入らなければならない。

先週の秋華賞であれば、上位人気馬にはない『重賞1番人気1着経験はポテンシャルの証明』とい要因を発見でき主にしたから、穴を取ることが出来たのである。

■距離延長成績

3000mが初めての経験となることが大きな特徴と述べたが、角度を変えると、

『前走からの距離が大幅に延長となる』

という見方も出来る。

◆過去5年の複勝圏内馬の菊花賞出走以前の距離延長時の成績
*レースの間隔は前走から10週以内
*()は連対時に延長幅が最も大きかった距離

[07年]
1着アサクサキングス[1-0-0-2]
2着アルナスライン[1-0-1-1]
3着ロックドゥカンブ[0-0-0-0]

[06年]
1着ソングオブウインド[2-0-0-0]
2着ドリームパスポート[0-4-1-0]
3着アドマイヤメイン[2-1-1-0]

[05年]
1着ディープインパクト[1-0-0-0]
2着アドマイヤジャパン[0-0-0-1]
3着ローゼンクロイツ[1-0-0-1]

[04年]
1着デルタブルース[0-1-0-2]
2着ホオキパウェーブ[1-0-1-0]
3着オペラシチー[0-0-0-0]

[03年]
1着ザッツザプレンティ[0-0-1-0]
2着リンカーン[2-0-0-0]
3着ネオユニヴァース[3-0-1-0]

15頭中、11頭が距離延長での連対経験があった。

残りの2頭は延長経験がなく、2頭が連対経験なし。

連対経験があった11頭のその距離幅は

200m:2頭
400m:7頭
800m:2頭

距離延長自体を基本的に嫌う競走馬に取って、大幅延長で3000mとなる菊花賞は延長に対応できるタイプでないと厳しく、出来れば400m以上での連対経験が欲しい。


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