ジャパンカップ2011予想
今年もキーワードはドイツで!

シーバス
09期 予想歴13年

◎デインドリーム
  6着/1人気

○エイシンフラッシュ8着/5人
▲ブエナビスタ1着/2人
×ヴィクトワールピサ
×トーセンジョーダン


◎ デインドリーム
前走は凱旋門賞を5馬身差のレコード勝ち。
戦前渋った馬場ならチャンスがあるか、などと言われていたが、
蓋を空けてみれば、近年稀にみるロンシャンの高速馬場でレコード圧勝。
これは普通に考えても力のある馬で無いと出来ない芸当。
ベルリン大賞では昨年のドイツ年度代表馬スカロに5馬身差圧勝。
バーデン大賞も重馬場で一昨年のドイツ年度代表馬(昨年の準年度代表馬)
ナイトマジックに6馬身差で圧勝しており、
3歳牝馬にして名実ともにドイツのNo.1ホース。
最近の東京2400mのG1ではドイツ血統を持った馬の好走が続いており、
同馬もバリバリのドイツ血統では無いものの、父母はかなり色濃いドイツ血統馬。
(父母父にズルムー、父母母父はドイツ土着のアイシングラス系で
血統表中25%はドイツ血統と言って良い。)
馬体重430kg程度の小柄な馬で、揉まれない外枠はむしろ好印象。
凱旋門賞よりも1.5kg軽い53kgでの出走は勝って下さいと言わんばかりの斤量。
直前の追い切りも東京のダート1マイルという超長めの距離を追われて、
まったくの馬なりながら、ラスト37.3-12.4としっかりとした足取りを披露し、陣営の本気も十分。
単勝で3倍も付くようなら付き過ぎといっても過言ではない。
こんな馬が日本で走ってくれることに、ただただ感謝。

○ エイシンフラッシュ
ドイツ馬デインドリームよりも血統表中のドイツ色が強い昨年のダービー馬。
ダービーを勝っているように東京2400mは実績のあるコース。
昨年のジャパンCはスローで前に壁を作れず、折り合いを欠いたのが敗因。
前走はハイペースを前目で追走した分、ペースに呑みこまれてしまった印象。
休み明けの前走はあくまで叩き台で、ローテーション的に本番はここ。
最内枠でダービーを制した馬だけに、外の15番枠は減点で、
G1で乗れているとはいえ、決して巧いタイプではな鞍上にスイッチする点は不安だが、
出来の良さと血統的なコース適正で今年こそはの思い。
同馬と同じく天皇賞(秋)でハイペースに巻き込まれて失速、
人気を落としたジャパンCで激走したダービー馬トウカイテイオーの再現なるか。

▲ ブエナビスタ
昨年のジャパンCは抜けた1位入線もまさかの2着降着。
レースは完全に圧勝という内容だっただけに、同馬のコース適性に疑いの余地は無い。
前走も休み明けで万全とはいえない体調、そして内に閉じ込められ前が空かない不利
がありながらもしぶとく伸びて4着を確保。
今回は長めの追い切りでラストまでしっかり伸びる走りを見せ、
状態も前走時とは雲泥の差。
牝系はシュヴァルツゴルトのSラインと呼ばれるドイツの名牝系。
2歳時から活躍してきた馬で、年齢を考えるとそろそろ衰えが消えても良い頃だが、
ベストの条件で昨年の借りをなんとか返したい。

× ヴィクトワールピサ
実績は認めつつも、このメンバー相手に休み明けで勝てるほど抜けた馬では無い。
直線の長い東京コースよりも、小回りで立ち回りが活かせる中山コース向きの馬。
ここでラストランとの報道が主だが、有馬記念に出走し、
中山の王者として是非3冠馬との対決を見せて欲しい。

× トーセンジョーダン
前走はハイペースで持ち前のスタミナが活き、
キレる脚が無い不利が上手くカバーされた点が好走要因だろう。
今回はメンバー的に前走のようなハイペースになるようなことは考えづらく、
前走はレコードタイムで走ってしまった反動への不安もある。
余力があるか不安はあるが、ここを負けて有馬記念での再激走に期待。


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