ジャパンカップ2011予想
人気薄の前残りを警戒

KUROSHIMA
08期 予想歴16年

◎シャレータ
  7着/10人気

○トーセンジョーダン2着/6人
▲デインドリーム6着/1人
×ブエナビスタ
×ペルーサ


 今の東京芝は時計や馬場の良し悪しは抜きにしても、直線で外に出しても思ったほど伸びが見られない傾向があるように見える。差し追込馬でもある程度の位置取りを意識しないと、直線だけでは差し届かないケースもままありそうだ。

 国際GⅠといってもレース自体は先行好位勢が結構手薄な組み合わせ。それだけに外国馬でも凱旋門賞の勝ち馬デインドリームではなく、5馬身差の2着だが先行して最後まで止まらなかったシャレータを本命に推してみたい。凱旋門賞はかなり速い時計の決着になったが、そこで一気に急浮上してきたダークホースなら、硬い馬場により適性があると判断したい。日本の競馬を日本人より熟知しているルメールへの乗り替りも追い風。

 トーセンジョーダンは前走空前絶後のレコード決着を制した反動が気にはなるが、そこは札幌記念からの余裕のある臨戦過程で相殺できると考えたい。昨年のアルゼンチン共和国杯の勝ち馬でもあり、2400M前後のほうが本来距離的にはベストだろう。こちらも外国人騎手の乗り替りでもうひと押し。

 凱旋門賞の着差を信用するなら能力的には断然と思われるデインドリームは、もし取りこぼすとすれば、鞍上の日本の競馬に対する経験不足だろうか。

 天皇賞秋で馬券圏内を外したブエナビスタは、着順云々より直線ラストで脚が上がっていたことが気がかり。衰えは確実に忍び寄っているのは確か。また、前走はハイペースで馬群がばらけて内を突けたが、馬群が団子になった時に同じようにうまくさばいて来れるかどうか。

 ペルーサも前走見せ場を作ったが、見方次第では東京でしかもペースが嵌まったゆえの好走とも思える部分がある。荒削りなのは若さゆえではなくてこの馬の本質なのか、いずれにせよ得意の東京でも外が伸びない馬場ではちょっと信用しづらいのでは。


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >