JCダート2011予想
あの豪脚を再び

のび犬
10期 予想歴8年

◎テスタマッタ
  12着/7人気

○バーディバーディ10着/12人
▲ワンダーアキュート2着/5人


◎テスタマッタ
◯バーディバーディ
▲ワンダーアキュート
△トランセンド

参考にできるほどデータをとれないレースなので、展開、適性、臨戦過程を見て評価して見ました。

大本命トランセンドと対抗馬エスポワールシチーは共に前に行きたい馬。トウショウフリークも逃げたいでしょうから、ペースが遅くなるというのは考えづらいです。
能力が抜けているトランセンドとエスポワールシチーはそれでも勝ち負けするのでしょうが、速い流れになるのなら後方から勝負できる末脚を持った馬に期待したいところ。

本命はテスタマッタ。
3歳の春に500万、1000万、ジャパンダートダービーと3連勝。その内容が素晴らしいです。

500万、1000万では後方で脚を溜めて、直線では届きそうにない位置取りから34秒台の末脚を披露しての差し切り勝ち。ユーチューブあたりに動画がアップされていたらぜひ見てほしいです。なかなか爽快なレースっぷりですので。

そしてジャパンダートダービーでも自慢の末脚をいかんなく発揮して勝利するわけですが、そこで負かしたメンバーがなかなかすごいんです。
シルクメビウス、ゴールデンチケットはその年のJCDで2、3着、グロリアスノアは去年のJCDで2着、ワンダーアキュートは中央ダート重賞の常連で、これらを負かしたテスタマッタが弱いはずがありません。この年のジャパンダートダービーが阪神1800のJCDで好走馬を3頭も出しているというのも、適性的に評価できるのではないでしょうか。

ただ、ジャパンダートダービーを勝ってしまったがためにほとんどのレースで58㎏以上の斤量を背負わされる羽目になり、故障などもあって現在ではあまり目立たない存在になってしまいました……
その斤量が久々に57㎏に戻ります。末脚が武器のこの馬にとって、これは大きなプラス。
同コースのマーチSで勝利しているようにコース適性も十分ですし、好走できる条件は整っているように思います。

トランセンド、エスポワールシチーを負かすのは簡単なことではないと思いますが、一角を崩して連に絡んでもらいたいです。


対抗はバーディバーディ。
前走の霜月Sでは出遅れて追い通しながらも3着を確保。コーナーワークでかなりポジションを上げており、恵まれた面もありましたが、距離が短かったことは間違いなさそうで、距離延長はプラス。
去年のJCDでは0.2差の4着、今年のフェブラリーSでも3着とGⅠで健闘しており力はある馬ですし、ブライアンズタイム産駒は阪神1800で好成績をあげていますので適性も高いと思います。


単穴にワンダーアキュート。
ダート重賞の常連で、阪神ダートで5勝している実績馬。
前走はエスポワールシチーに完敗でしたが、休み明けで58㎏を背負って伸びきれなかったのは仕方ない面もあったかと思います。
鋭い末脚が使える馬なので、ハイペースになればエスポワールシチーを逆転することも可能かと。


押さえはトランセンド。
4歳秋以降、どんな展開でも堅実に走っていますので外せない一頭ですね。ただ、大外枠とハイペースになる可能性を考えると取りこぼす可能性もゼロではないんじゃないでしょうか。


馬券はワイドのボックスで。
素直にトランセンド、エスポワールから流せばいいのにとどこからともなく聞こえてくるような気がしなくも無いですが、この二頭が豪快にやりあうことを期待して、漁夫の利馬券を狙います。


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