阪神JF2011予想
重要なのは将来性と瞬発力

のび犬
10期 予想歴8年

◎トーセンベニザクラ
  10着/9人気

○ラシンティランテ15着/3人
▲サウンドオブハート3着/1人


◎トーセンベニザクラ
◯ラシンティランテ
▲サウンドオブハート
△ジョワドヴィーヴル


阪神改修後は勝ち馬がその後素晴らしい活躍をしており、将来性のある馬が能力を発揮できるレースになったようです。

過去5年のデータを見てみると、以下の好走条件が導きだされます。

①勝ち馬は全て4番人気以内。二桁人気は好走なし。期待された馬が期待通りに走ってくれるレースのようです。

②連対した馬は全て前走3着以内、0.2差以内、上り2位以内。前走で大きく負けているようでは、将来性が疑われます。また、速い上りを繰り出している、瞬発力に秀でた馬が狙い目のようです。

③ダービー馬の産駒か、ダービー馬を出した種牡馬の産駒が勝っています。また、骨折でクラシックを棒に振ったレーヴディソール以外の4頭は翌年ダービーかオークスを勝っています。勝つのは2400もこなせる馬。

人気はまだわかりませんが、抽選組を除いた②と③を満たす馬はサウンドオブハート、プレノタート、ラシンティランテの3頭。
プレノタートは2度の大敗があり、将来性に疑問符がつきますので、現時点での本命候補はサウンドオブハートとラシンティランテです。

特にラシンティランテは白菊賞で強烈な末脚を見せつけての圧勝。

http://www.youtube.com/watch?v=IiNbjAx_qJ0

道中内々を回ってうまく脚を溜められたとは言え、直線で後続を3馬身突き放す派手な内容。こういう見た目が派手な勝ちっぷりをした馬を、あんまり深く考えずに本命にしちゃってもいいレースなんだと思います。

12/9追記

先に上げた二頭には不安点があります。それはローテーション。
ラシンティランテは中1週、サウンドオブハートは10週もレース間隔が開いており、近5年では好走馬の出ていないローテーションになります。繊細な2歳牝馬ですから、このようなローテーションのほころびが大きなマイナスになる可能性もあると思います。関東馬のサウンドオブハートは直前輸送も不安です。ということで、本命は別の馬に。

本命はトーセンベニザクラ。
父がダービー馬じゃないし、そもそもこの馬も関東馬だし、なんだかブレブレの予想ですが、注目したいのはこの馬の瞬発力。
3走前は開幕週とは言え、速い上りの出にくい中山で33.7。
2走前は先行しながらも34.8の上りでまとめて初勝利。
そして前走の赤松賞。

http://www.youtube.com/watch?v=Zm0Jm6vvEUc

鋭い脚で突き抜けて、最後はパストフォリアに迫られるも押し切りました。上りはなんと33.2でその日の芝のレースでは古馬も含めて最速。勝ち時計は同日の古馬1000万下と0.2しか変わらず、そのレースで上り最速だったフルアクセルの上りが33.4だったことを考えると、非常にレベルの高いレース内容だったと言えるでしょう。
赤松賞からのローテーションも関東馬アパパネが結果を出していいるので問題ないでしょう。

対抗はラシンティランテ。
単穴はサウンドオブハート。
理由は前述の通り。

押さえにジョワドヴィーヴル。
新馬戦を見ただけでは強いか弱いかは私にはわかりませんでした。4コーナーでの手応えがいまいちだったのと、ゴール前の脚色が良かったことを考えると、直線の長い阪神マイルは向いていそうな気がしますが、抜けた存在とも思えません。
ただ、父はダービー馬、姉はオークス馬、母も姉もこのレースを勝っているというこの馬の血統は非常に魅力的。クラシックを沸かせる存在になって欲しいという期待も込みで押さえます。

一応印はつけましたが、どれも未知の魅力を秘めた馬達ではありますが、軸にするには未知すぎる感じなので、馬券はワイドのボックスで。


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