有馬記念2011予想
狂気の馬で狂喜する。

イズリントン
11期 予想歴12年

◎ヴィクトワールピサ
  8着/4人気

○オルフェーヴル1着/1人
▲トーセンジョーダン5着/3人
×アーネストリー


GⅠ馬9頭と豪華なメンバーになってくれたグランプリ。

横典の騎乗停止で、アンカツがペルーサにスライド騎乗ということで、24年連続GⅠ勝利を目指すあのお方に騎乗が巡ってきた。さらにスライドされたアンカツが出走取り消しってのは何か執念の表れなのだろうか…(謎)

ってか、前日オッズからそうだったんですが、3-11の馬複と3→11の馬単が売れているのが気持ち悪いな…(´Д`)
有馬記念といえば、世相馬券というのはわかるが、あからさま過ぎやしないかね。⑪ジャガーメイルの組み合わせで、1人気馬⑨2人気馬①との組み合わせより人気してるって…尋常じゃないよね。

その他、ナデシコで紅一点ブエナ。ヒル“ノダ”ムールなどなど、半ばこじつけに近いものが紹介されていましたね。

↑こんなかんじで決まるならそれはそれであきらめるとしてw
予想してみたい。



有馬記念が行われるのは中山2500m。トリッキーなコース形態+非根幹距離。簡単にいえば、リピーターレースである。ところがどっこい、今年の出走馬は昨年の1着~7着馬までが出走しているわけで(ペルーサは出走取消)、これでは絞りきれない。

リーチザクラウンが暴走し、マツリダゴッホが4角で前を掃除し、追込勢に軒並み飲みこまれた2009年の有馬記念と、三宅アナが「ディープが今翼を広げた!間違いなく飛んだ!最後の衝撃だ!」と言っていた2006年の有馬記念はちょっとイレギュラーで、基本的に先行馬の前残りが多い。

3~4角が小回りで外々を回ると不利を被ることをわかっている騎手は早めに動くもので、例年残り1000m付近ではすでに駆け引きが始まっている。去年に至っては向こう正面で動きがあったぐらいだ。その辺の駆け引きが難解で青写真が描きづらく、予想が難航するに至っているわけだが……orz


◎ヴィクトワールピサは父ネオユニヴァース×母父マキャヴェリアン。マキャベリアンにもヘイローの血が入っていて、ヘイルトゥーリーズンのクロス(4×5)が発生しているわけで、元来このクロスを持った馬は狂気の馬になるケースが多い。これは都市伝説だけど、ヘイルトゥーリーズンのクロスがあっても、ノーザンダンサーのクロスを併用してると狂気は相殺されるみたいな物があるが、同馬にNDのクロスはない。というかNDの血がない。つまり狂気の馬なのだ。今思えば、よくあれで最後までもつなと思うぐらいの……展開というものを半ば度外視した戦法。これはその狂気ゆえ成し得た物だったんじゃないかと、そう邪推する今日この頃w

中山4戦4勝と相性がよく、昨年冬からドバイまでは鳥肌が立つぐらいの強さだったと記憶している。前走はまるで良いところがなかったが、これは叩き台と捉えたいな。昨年の有馬、中山記念、ドバイWCと自分から積極的に動く競馬をして勝ってきた馬。海外帰りで軽んじられたJCで3着と入ったこともあり、今回前走の負けだけで軽んじるのは些か尚早ではないか。


○オルフェーヴルは父ステイゴールド母父メジロマックーンという血統。この血統は有名になったねぇ。全兄ドリームジャーニーしかり、その他フェイトフルウォー、ゴールドシップあたり。ステゴ×マックは黄金の配合になりましたな。兄は中山○東京×、弟は東京○中山?。向いてない気もするんだが、菊花賞で4角先頭になる勢いであがっていった競馬が印象的で、池添曰く「後ろの馬に差されるイメージはなかった」らしいが、ブエナが前に行くと言っている関係で、今回もそのパターンで行けるんじゃないか?みなさんも書いておられるが、ウインバリアシオンとのモノサシでみれば、古馬に通用してもいいと思う。


▲トーセンジョーダンは父ジャングルポケット×母父ノーザンテースト。ジャングルポケット産駒で中山走る異端児と捉えるよりは、中山得意なノーザンテーストと考えた方がしっくりくる。ところが、ここ2戦…それも天皇賞にJCを1着2着と…あれジャンポケの血が騒ぎ出した?と言わんばかりな結果。東京も中山も走れる異端児ということにしておこうかw
世間ではその激走によっておつり(余力)はあるのか?が争点となっているが、現在3番人気と…いやぁおいしくない。余力はあるとみているんだね。

余力はあってもそれでもベストパフォーマンスを期待するのは酷ぐらいに思っているんですが、そこはクレイグの腕次第ということで、ガツガツ押せば…。


△ブエナビスタは父スペシャルウィーク×母父カーリアン。この馬の血統についてはあれこれ言うこともないでしょう。内枠を引き、調教師は前につける発言。騎手はウオッカを先行させた男。前に行くんかな。ブエナビスタは超絶にキレる馬ですが、早めに動くとなるとそうはいかないと思います。とはいえ凡走のイメージもできない。おさえておいて損はないか。


×アーネストリーは父グラスワンダー×トニービンという血統で、父グラスはグランプリホースだし、中山と相性のいいロベルト系。母父トニービンの血も事有馬記念に関しては好走例が多い。またローテーションもJCをスキップして有馬記念を狙ってきた感があり好感を持てる。が、如何せん◎との相性が悪い気がしてならない。アーネストリーの場合、自分の競馬に徹する感じで、後続に脚を使わせるタイプだと認識している。狂気の馬に術を破られるとみて、(前日まで◎候補だったけどw)バッサリ!


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