日経新春杯2012予想
ナムラクレセント一人旅

編集長おくりばんと
08期 予想歴22年

◎ナムラクレセント
  10着/5人気

○メイショウクオリア12着/10人
×トゥザグローリー
×スマートロビン


メイショウクオリア
相手なりに走れる強み、前につければしぶとい強み、グリーンベルトを走れる強みで、上位もありうるレベルの馬。小さなフットワークで内枠もプラス。

トゥザグローリー
基本的に母のトゥザヴィクトリーと同じように首が高めの突っ張ったような走りをする馬で、特徴は母を受け継いでいると思う。
なので、なるべく前に行って突き放すような競馬が向いていると思うのだが、なかなかそういう競馬をしてくれない。

1昨年の中日新聞杯で積極的な競馬をしてくれて、池江パパも、こういう競馬をしてほしかった、と褒めていたもので。その競馬で有馬記念でも波乱を演じた。
積極的競馬で京都記念、日経賞の連勝という快進撃に繋がったと思うのだが・・
秋からはトレーナーが変わったせいなのかどうかはわからないが、消極的な競馬ばかり。
これでは持ち味は活かせないのではないかと見ている。

さらに悪いことには今の京都は内側グリーンベルトの馬場。外から差すのは容易でないし。
できれば積極的に行く馬を買いたい。


ナムラクレセント
ときどき出が良くない馬なので、前走は出遅れて、最初のコーナーまでも短かったから行けずに不完全燃焼だったが。
今回は最初のコーナーまでも遠いし、和田騎手ということもあるので、高い確率で行ってくれるだろう。
ドリームノクターンもいなくなってしまったので、競り掛ける馬もいない。グリーンベルトを味方に一人旅だろう!


スマートロビン
素晴らしく綺麗なフットワークの馬で期待しているのだが、切れないから、前に行ってこその馬だと思っている。
だが、松田国師は、溜める形がベストというので・・・
今回の結果でどちらが正しいかわかるのかもしれない。


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日経新春杯2012回顧

編集長おくりばんと
08期 予想歴22年

次走狙い:スマートロビン


スマートロビン
松田国調教師は、何が何でもハナだけは切ってはだめだ、というくらいのことを言っていたが、結局何も行かず仕方なくのハナ。
調教師があれほど言うのだから、ソラを使ってしまうというような、明らかな理由があるのだろう。
かといって切れる脚はないから、仕方なく自分でペースを作らざるを得なくなってしまって沈没。可哀そうな競馬だったといえる。
体が26キロも増えていたというのもさすがに影響はあっただろう。ささってもいたという。

今回は敗因明確。
行く馬がいて、それをマークして運べるような、違う展開が望めるメンバーなら、一発狙ってみたい。


トゥザグローリー
個人的には、やはりこういう首の立った走りの馬は、差し馬をやっていると安定した結果が残せないと思うが。
今回は思ったよりも流れてくれて、決め手を要さなかったこと。福永騎手がきっちりと内のグリーンベルトで脚をためる、横綱相撲でない乗り方をしたこと。
あとはやはりこのメンバーではこの斤量でもちょっと能力が抜けていたこともあっての完勝だったと見る。
折り合い面からも控えた方がよいらしいという話も聞くが、この競馬でGⅠに手が届くかどうかは運によると思う。
これからも注視していきたい。


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