フェブラリーS2012予想
4年前からの夢を乗せて

サニーのすけ
08期 予想歴16年

◎ワンダーアキュート
  3着/2人気

○ダノンカモン4着/5人
▲トランセンド7着/1人


△エスポワールシチー
武豊騎手が騎乗。昨年の最優秀ダート馬トランセンドを負かすための舞台は調ったかのように見えてしまう。しかしエスポワールシチー自身近走では往年の力を発揮できていないよう見える。
先週のトレイルブレイザーでの騎乗ぶりを見せつけられるとおのずと期待したくなってしまうが今回は相手も同じような脚質で奇襲は不可能。どう戦うかは見ものではあるが負かすまでは・・・


▲トランセンド
しかしここも白旗を揚げずにひねくれる。
ポリトラックコースを中心に稽古を続けています。これはドバイを意識しているのかな。直前に坂路調教というお得意のパターンなんでしょうけどそれにしても動きすぎ。
休み明けになった南部杯の手応えの悪さを考えるとドバイを見据えたレースのここで負かさないとどこで負かせるのかという話になってしまうので逆らうならココじゃないかと。


◎ワンダーアキュート
生で観たシリウスSはもう4年も前になりますか。時が経つのは早いものです。
その次走武蔵野Sで安藤勝己騎手が逃げの手を打って逃げ切り。先行して立ち回ってこそであった馬をマイル戦で逃がして以来この馬がちょっと狂ってしまったような気がしていました。
輸送して大きく馬体減。JCダートの後に1年ほどの休養。その年の東京大賞典で関東圏に輸送してまた大幅馬体減。完全に輸送に弱いというレッテルを貼られていました。
しかし前走の東京大賞典でスマートファルコンを数センチ差まで追い込んだ。この時も馬体は減らしていたけどそれを見越してその前走で体を大きく作っていたように陣営は輸送減りを完全に考慮に入れていて想定内。
輸送を考慮しての余裕のある体作りをしてここに臨んでくれば前走に続いて大物を脅かすことは可能とみる。4年前にG1を勝てると思わせた力を発揮して見せてほしい。


○ダノンカモン
根岸Sの回顧で書いたとおり、いい負け方をしてくれたと思います。今回多少でも人気を落としてくれるという観点でももちろんそうですが、前に出れば遊ぶからといって仕掛けを遅らせても何も味がないということをわかってくれたと思いますからね。
前に出れば遊んでしまうわけですが前にはトランセンドとエスポワールシチーという強い馬ががいることが想定されるわけですから、重賞を勝っていなくても堂々と能力を発揮できる舞台であることに違いはないはず。南部杯の再現十分です。


△シルクフォーチュン
距離が伸びてOKということはありませんが南部杯だけ走れば十分通用しますよね。騎手とも手が合います。押さえ程度で。


◎ワンダーアキュート
○ダノンカモン
▲トランセンド
△エスポワールシチー
△シルクフォーチュン

馬連 ◎-○▲△△ ○-▲
3連複 ◎-○▲△△


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フェブラリーS2012回顧
手応え詐欺

サニーのすけ
08期 予想歴16年

次走狙い:タガノロックオン
次走狙い:ケイアイテンジン
次走危険:テスタマッタ
次走危険:グランプリボス


去年のラップ
12.6 - 11.2 - 11.9 - 12.2 - 12.2 - 12.1 - 11.9 - 12.3

今年のラップ
12.2 - 10.9 - 11.6 - 11.9 - 12.1 - 12.4 - 12.0 - 12.3

去年はトランセンドがハナに行ってのラップ。
そして今年はトランセンドが全然ついていけないラップ。1000m通過で2秒弱速いわけですし仕方ないと言えばそうなのかもしれない。

ちなみに南部杯のラップ
12.0 - 10.9 - 11.4 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 12.4 - 13.1

南部杯はエスポワールシチーがこのレースよりも飛ばして行っていたということですね。南部杯はトランセンドが恐ろしいほどに追っつけ通しで何とかした感じでしたけど、今回はそれ以上に行きっぷりが悪くて直線伸びず。
伸びなかったといか、南部杯はラスト2Fがかなり時計がかかっているからスタミナ比べになったということでしょうね。

連対馬とその他上位人気馬とは自分の競馬に徹したかトランセンドを意識したかの違いでしょう。


1着 テスタマッタ
前走のように引っかかってしまうことをもともと懸念していてこの大外枠ではかわいそうだなと思っていました。ただ根岸Sとは違ってレースが流れてくれたので幾分かかり具合もマシな感じでした。
前走の回顧でもっと距離を短くてもいいんじゃないか?と書きましたけど、これだけ流れてくれて後ろで我慢すれば切れますね。御見それしました。大井で2000mのG1を勝った時の前走が1200mだったように、とにかく折り合いさえ付けばのタイプ。距離が伸びてポカというケースはいくらでもあるでしょうね。買いにくい馬です。


2着 △シルクフォーチュン
出遅れも何のその。とにかく後ろで我慢していれば末は確実。この騎手とは完全に合っていますよね。馬券圏内を外していないですもんね。武蔵野Sでルメールを乗せて負けてしまったのは今になるとその証明ともいえるでしょう。
とはいえ人気で信頼したい脚質ではないから軸としては買いにくいところではあると思います。


3着 ◎ワンダーアキュート
久々の1600mでちょっと忙しい感じが出てしまった感じ。それでもよく詰めていると思いますし、思ったよりも輸送で減らず、パドックでも落ち着いていて現状力を発揮できたとは思います。長年追い続けている馬がこれだけ頑張ってくれると嬉しいです。
厩舎も騎手も地味ですが輸送にも強くなってきてタフになってきた現状ならば大きいところを取れるチャンスは必ずやってくるはず。


4着 ○ダノンカモン
5着 △エスポワールシチー
これは完全におれおれ詐欺ならぬ手応え詐欺に引っかかってしまった時代の先端を行く負け方をしたと思います(笑)

ダノンカモンは何度も言われているように1頭になると遊ぶ馬だからトランセンドとエスポワールシチーが粘る展開になれば力を存分に発揮できるわけです。エスポワールシチーが逃げなかったことは別にいいとして、完全にトランセンドの手応えにだまされましたよね。
南部杯のあの手ごたえをみているわけですからまだ余裕があると思っちゃいますよね。仕方ないです。ジョッキーも抜け出すと遊んでしまうことを十分承知しているからそりゃ追い出しを我慢しますよね。
追い出しを我慢してるところで一気に1,2着馬に交わされてしまいました。その後はワンダーアキュートとの競り合いにも敗れてしまいましたね。
強力な先行馬がいるときにこそ力を発揮するタイプであることは疑いの余地がないわけですが、結果として表れないんですよね。

エスポワールシチーは逃げの手を打たず。完全にトランセンドをマークすることに徹していましたね。武豊騎手らしい作戦だと思います。
ダノンカモン同様、トランセンドの南部杯での手ごたえを考えたらまだ余裕があると思ってしまいますよね。実際レース後のコメントが
「トランセンドが抜け出すことを当てにしていたがまさかという感じでモタついてしまっていて・・・」
ですもんね。考えて乗りすぎた感じでしょうね。代打騎乗で何とかしたかったという気負いが生んでしまった感じかもしれませんね。仕方ないです。結果は結果。個人的には納得の作戦です。


6着 タガノロックオン
内でうまく溜めることができたとはいえよく伸びてきてはいます。上位5頭とはちょっと離されましたが先行勢はキッチリ捉えているから世代交代の波を感じさせてくれていると思います。
タガノチャーリーズの仔ということで上にはタガノジンガロがいますよね。よく走りますね。タガノの馬は古くはタガノフォーティー、タガノゲルニカから最近ですとタガノジンガロなどなどダートで名脇役を排出しますよね。この馬は今後その一役を担ってくれるでしょう。


7着 ▲トランセンド
どんどん行きっぷりが悪くなっていますよね。しかしあのような手応えでも何とかした南部杯と今回の差は・・・もうマイルでは厳しいですね。かつてのダート王ヴァ―ミリアンもどんどん行きっぷりが悪くなって行きましたから仕方ないところもあると思います。
しかし無理矢理先行せずに行きっぷりが悪いなりに中団からに切り替えるとか・・・できないよなぁ、この断然人気では。ドバイ頑張ってください。


8着 ケイアイテンジン
速すぎの先行争いをいつもよりも後ろから構えて我慢。以前からこの馬については逃げてこそという評価をしていたのですけど逃げなくてもそこそこの競馬ができましたよね。
確かに2年前のフェブラリーSで健闘の4着があるわけですから得意な舞台なのでしょうけどね。OP特別でも変に人気がないことがありますし相変わらず常に警戒が必要な馬であることには変わらないでしょう。




11着 ヒラボクワイルド
相変わらず黒光りする好馬体ですが寒い時期はちょっと太いですね。少し絞れてくれればやれると思うんですけどね。
レースぶりとしては内を狙って馬群に突っ込んで行って前が開かずにに終了で消化不良。消耗も少ないはずですし続戦で期待。絞れてほしいです。
今はこのぐらいの距離がいいのでしょうけど1800mでも大丈夫な馬なうえに本来は相手なりのタイプですからまだまだ楽しめるはず。


12着 グランプリボス
こんなに人気になっていたことがビックリですけどね。
せっかく秋の不振を阪神Cで脱したと思ったのにダートを使うというのが理解できません。阪急杯じゃダメなんでしょうかね。この厩舎の使い方については東京にこだわり続けるミカエルビスティーを含めて理解できないことがよくあります。
この後高松宮記念で人気が落ちてたら買うかもしれませんけど。あぁでもそれはそれで1200mどうなの?って言う話になっちゃうのか・・・微妙な馬だ・・・


13着 トウショウカズン
かなり積極的な競馬。現状は距離が長いのでこの結果も仕方ないでしょう。1400mならばかなりやれると思われます。
今年から中京で行われるプロキオンSが楽しみですね。夏のG1にしちゃえばいいのにね。まぁG1になったらケイアイガーベラ涙目でしょうけど。


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