皐月賞2012予想
平穏にはならない皐月賞(結論

やまっくす
12期 予想歴13年

◎アダムスピーク
  18着/5人気

○グランデッツァ5着/1人
▲アーデント11着/8人
×ワールドエース


過去10年で、馬連配当が3桁だったのは03年だけで、あのディープインパクトが勝った年でも2着に12番人気のシックスセンスが絡んでたり、昨年勝ったオルフェーヴルでも4番人気と、意外にも荒れ気味で一筋縄ではいかない皐月賞。
というわけで、人気馬→穴馬という予想スタンスがいいかもしれない。

過去10年からの消去法データとしては、
・前二走ともに5着以下
・前走5番人気以下で、5着以下
・前走ダート戦または、芝1600m以下
・前走トライアル以外のOP特別、もしくは500万下以下のレース。
・毎日杯2着以下
になります。

一応、該当馬としては、
サイレントサタデー、シルバーウエイブ、スノードン、ゼロス、ダノンゴールド、フジマサエンペラー、ベールドインパクト、マイネルカーミン、モンストールになります。この辺は皆消去です。

あと、基本的には連対馬はトライアルからなので、別路線組については、買っても3着付けということで、ゴールドシップはせいぜい3着付けの▲扱いまで。


次にトライアル評価。
個人的には、今年のトライアルで一番評価が高いのは間違いなくスプリングSです。ほかはというと、弥生賞はスローペースの凡戦で展開ひとつでガラッと着順が入れ替わりそうだし、若葉Sなんかはワールドエースの独壇場といった感じでそれ以外は全く評価できません。

そのスプリングS勝ち馬のグランデッツアは、メンバーが揃った中で完勝と、かなり評価してもいい。
小回りでの実績もあるし、良馬場でも重馬場でも好走しているので、馬場による影響もさほどなさそう。あと、皐月賞の勝ち方を知っているMデムーロも心強い。
不安点を挙げれば2000mのラジオnikkei2歳Sで、ちょっと残念な負け方をしたことで、実は1800mにべらぼうに強いだけということもありそう。
ただ、マイラータイプでも勝ちきれる舞台なので、その辺は気にしなくてもいいかも。


穴馬で挙げたいのは、前々走の重賞(特に2000m戦)で連対したが、トライアルを人気で惨敗して、皐月賞で人気を落としている馬。
これに該当するのは、アダムスピークとマイネルロブストになる。
特に、今回人気を落とすようなら面白いのが、アダムスピーク。
2走前のラジオnikkei2歳Sで、グランデッツア、ゴールドシップ相手に1馬身半の勝利と、本来であればクラシックの中心になってもいいものが、前走の敗退だけで、人気が急落。
前走の敗因もスローペースで囲まれた金縛りなら、はっきりとしているし、勝ち馬とも0.5秒差の僅差なので、巻き返してもおかしくはない。

あと、マイネルロブストは、前走の敗因は重馬場とはっきりしている。皐月賞の大穴は、京成杯連対馬だし、良馬場なら巻き返してもいい。

現時点では、馬券的妙味から、
◎アダムスピーク
○グランデッツア
▲マイネルロブスト
△ゴールドシップ


ワールドエースは、馬はいいんだけど福永が信用できないので消しです。馬自体も強烈なマイラーという感じがする。

===========
今の時点で、重馬場ということでマイネルロブストにとっては最悪の馬場。こうなると好走できる条件がなくなったといえるので消しです。

代わって穴馬として狙ってみたいのは、アーデントです。
京成杯、弥生賞とも勝ち馬とは僅差であり、重馬場実績もあるので、この条件には向いていると思う。

枠的にみてもアダムスピークは、ラジオnikkei2歳Sと同じ、いい枠だし、逆にグランデッツアは大外枠とちょっとマイナス。
ゴールドシップは、馬場的にも枠的にどこ行こうが、3着固定は変わりないです。

最終的な印は、
◎アダムスピーク
○グランデッツア
▲アーデント
△ゴールドシップ
です。


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皐月賞2012回顧
二冠馬の法則発動か

やまっくす
12期 予想歴13年

次走狙い:ゴールドシップ
次走危険:ワールドエース
次走危険:グランデッツァ


早い展開で流れ、更にはみんな外にまわす中、展開を読んで後方で脚を溜めるというのを選択し、更には、外ではなくここしかないという内で唯一伸びるところを進んだ、内田騎手の好騎乗もあったけど、それに応える馬も相当強く、まるでスノーフェアリーを見ていたかの様な競馬。
なんか個人的にはゴールドシップはここで3着、ダービーでこそと見てたので、この結果は予想外でした。

さて。皐月賞勝ったもんだから、正直にいえば二冠もありえると思う。

んで、ここで過去(ちうても平成から)の皐月・ダービー2冠を達成したときのダービー2着馬といえば、実はすごっくわかりやすい流れがあります。
91年トウカイテイオー 2着レオダーバン(前走青葉賞1着)
92年ミホノブルボン 2着ライスシャワー(前走NHK杯8着)
94年ナリタブライアン 2着エアダブリン(前走青葉賞1着)
97年サニーブライアン 2着シルクジャスティス(前走京都4歳特別1着)
03年ネオユニヴァース 2着ゼンノロブロイ(前走青葉賞1着)
05年ディープインパクト 2着インティライミ(前走京都新聞杯1着)
06年メイショウサムソン 2着アドマイヤメイン(前走青葉賞1着)
11年オルフェーヴル 2着ウインバリアシオン(前走青葉賞1着)

これを見る限りわかりやすいのは、前走皐月賞ではなく、さらには92年のライスシャワー以外は、皐月未出走でダービートライアルを勝った馬ということです。

つまり。皐月・ダービーの2冠馬が出るときは、ある意味勝負付けすんだんじゃね。ともいえます。
こう見れば、三冠馬はなかなかでなくても2冠馬というのは2年連続で出たりします。

ちうわけで、ゴールドシップをダービーでも本命にするなら、皐月賞組は2着にいらないということになりますね。

回顧というよりは、次への忘備録といった感じです。


あと、負け馬でまずダービーでは向かないと見たのは、グランデッツア。
やはり距離に限界があるように見えました。牝系からもマイラー色が強いし、次で巻き返しというのも薄そう。

ワールドエースは、コーナー4つの器用さを必要とする中山に向かなかったのもありますが、やはり最初にリズムを崩したのも痛かった。ただ、あれがありながら2着は、強さをみせれた結果とも言える。
しかし、こちらも距離が伸びて良さそうという感じもない。1800mであんなパフォーマンスを見せられちゃえば、どーしても強烈なマイラーというイメージがあるし、あと折り合いも難しい馬なので、スタートがスタンド前のダービーでは、ゲート出て折り合いを欠いて暴走ってのもありえそう。
あと、何よりも勝負がかかった大舞台で福永騎手が、今回のウチパクのような騎乗が出来るかといえば疑問です。


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