天皇賞(春)2012予想
歴代天皇賞馬3頭の復活

編集長おくりばんと
08期 予想歴22年

◎ゴールデンハインド
  7着/10人気

○ジャガーメイル4着/9人
▲ナムラクレセント9着/8人
△ビートブラック1着/14人


ゴールデンハインド
なかなか逃げることができない馬なのだが、ハナさえきれば本当にしぶとい馬。
逃げられたときに限れば5戦連続で勝ってしまっているのは偶然ではないと思う。小さなフットワークでコーナーリングが得意な馬。内枠で、グリーンベルトをぴったり回ってくれば、かなりしぶといと思う。万葉Sも相手が弱いとはいえ離した勝利。前走も出遅れた割には頑張った内容といえる。力もつけているところだろう。鞍上も今回こそはと逃げるだろうし、ケイアイも譲る可能性はある。
荻野騎手は過去にはテイエムプリキュア、ドリームセーリング、クイーンスプマンテなどでも、長距離の逃げで大穴を演出していて、滅法得意な戦法。
一発やるならこういうタイプだろう!

ナムラクレセント
これも内枠は良いし、秘めた能力は相当。マイペースの競馬なら。

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オルフェーヴルに関しては、
私の競馬予想の範疇は超えている。
力を出せば勝つし、暴走すれば負けるし、
どちらになるかはわからない。
単勝3倍つくなら買いたいところだが、もちろんそんなことはないだろうから、
馬券は買わないだろう。
ただでさえ予想が難しい3200mの上に、
圧倒的人気の馬が完全な不確定要素では予想が成り立たないので、
思い切っていないものと考えて、1頭だけ違う競馬をしているものと考えて、馬券は買いたい。


+ジャガーメイル
8歳だがそんなに多く走っていないし、そんなに衰えていないと思う。
ここ一連の走りも、有馬記念以外はみな説明がつくと思う。
京都大賞典は上がりが極めて速い競馬だったし僅差まできた。
天皇賞秋は、そんなにスピードのない馬だから、
あんなに速い2000mでの競馬になってしまってはあの程度で仕方ないと思った。
JCは好走。
前走の阪神大賞典は、
阪神の馬場が特殊すぎて重すぎて参考にならないと思う。
もともと軽い馬場のほうが良い馬だと思うので惨敗も仕方ない。

特に今年の天皇賞の特徴は、
前哨戦を異常に重い阪神でやっていることだと思う。
京都がどんな馬場で始まるかはわからないが、
例年の傾向からは、うって変って軽い馬場になる可能性が高い。
奇しくも1昨年は同じように阪神が異常に重かったときなのだが、
そのときに天皇賞春を制したのがこのジャガーメイルだったりもする。
復活に期待したい。

+ヒルノダムール
これもジャガーメイル同様に、
前走の敗戦を度外視して、軽い京都で狙いたい馬。
有馬記念、京都記念も、展開のあやがあって不運の敗戦で、
衰えは感じられない。
昨年のように内でじっとしていれば、同じようなことが可能なはず。

+マイネルキッツ
ここ2戦はちょっと体が重かったか。
1年を通じて1番勝負を賭けるべきレースがここだから、
きっちりと仕上げてきてくれるだろう。

と結局歴代天皇賞馬ばかり挙げる予想に。


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天皇賞(春)2012回顧
思い出したマイヨールの大逃げ 凱旋門でも逃げろ石橋!

編集長おくりばんと
08期 予想歴22年

次走狙い:ビートブラック


石橋騎手といえば数年前から、「新潟外回りでの逃げ方は掴んだ」と言って、マイヨールで大逃げを打ってぶっちぎったりしていたことがあったのをレース中に思い出した。
ゴールデンハインドがいようがいまいが関係なく、執拗に前へ前へと行く姿勢。これほど思い切りがよく、積極性を見せる騎手というのは、ちょっと他にいないのではないだろうか。
そこには、今の馬場は押して行っても止まらないという馬場読みの確信もあったと思う。
彼のこれからの騎乗にも注目していきたいし、また押しても押してもバテない、それに応えられるビートブラックのスタミナも素晴らしかった。
凱旋門賞でもちろん同じことができるわけはないだろうが。
エルコンドルパサーもナカヤマフェスタも、前に行ったからこそ2着できた。レースは違うがヴィクトワールピサもルーラーシップも前に行ったから勝てたのだと思う。欧州馬と同じことをしたってかなわない。
ビートブラックのような馬こそ面白い存在になれると思う。凱旋門でも逃げろ石橋!


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