アイビスSD2012予想
エーシンヴァーゴウの連覇なるか?

予想屋マスター
12期 予想歴23年

◎未定 

○ビウイッチアス10着/1人


今週のメインレースは、
サマースプリントシリーズの
第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)である。

第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)は、
新潟の直線1000mという特殊な条件もあり、
混戦が予想される。

そこで競馬理論は、
第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)に出走する
有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

福島のバーデンバーデンカップ組からは、
1着のビウイッチアス(吉田豊)、5着のアイルラヴァゲイン(松岡)
及び9着のセブンシークィーン(田中勝)が
第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)に出走する。

ビウイッチアスのバーデンバーデンカップ(2012年)の勝利は、
G3でも2着に粘った実績のあるテイエムオオタカを
2番手から楽に交わしてのものであり、
スピードの違いを見せつけた。

また今年の3歳馬は、
短距離戦線では最強世代と言っていいほど
好成績を残しており、古馬相手でも遜色はない。

よって第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)においては、
51キロと斤量的に有利な3歳牝馬ビウイッチアスに
本命級のかなり高い評価を与えるべきと、
競馬理論では判断している。

一方、アイルラヴァゲインのバーデンバーデンカップ(2012年)の5着は、
開幕週の極端にイン有利な馬場で終始外を回らされたものであり、
レース内容としては着差ほどの能力差はない。

よって第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)においては、
10歳馬といえども、
アイルラヴァゲインに押さえ程度の評価は必要と
競馬理論では判断している。

セブンシークィーンは、
バーデンバーデンカップのレース内容を見る限り、
第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)で
好走する可能性は低い。

CBC賞組からは、4着のオウケンサクラ(北村宏)、
7着のエーシンダックマン(蛯名)
及び12着のコパノオーシャンズが
第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)に出走する。

オウケンサクラのCBC賞(2012年)の4着は、
53キロの軽ハンデに恵まれたとは言えども、
ダッシャーゴーゴーとはクビ差の競馬である上に
5着以下を2馬身以上も離しており、
それなりの高い評価が必要である。

ただしオウケンサクラは、
バーデンバーデンカップ(2012年)において、
イン有利の馬場でコースロスのない競馬をしながらも
4着止まりであったので、
オウケンサクラを含むCBC賞組ならば
ビウイッチアス及びアイルラヴァゲインが上と見ることもできる。

よって第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)においては、
オウケンサクラに押さえ程度の評価を与えれば十分と
競馬理論では判断している。

エーシンダックマンのCBC賞(2012年)の7着は、
マジンプロスパーが2番手から押し切ったことからも分かるように、
スプリント重賞にしては遅いペースを楽に逃げてのものであり、
レース内容としての価値は高くない。

ただしエーシンダックマンは、
過去23戦すべてのレースで逃げを打ってきた快速馬なので、
究極のスピード比べと言える
直線1000mの適性が高い可能性がある。

よって第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)においては、
エーシンダックマンにもそれ相応の評価を与えるべきである。

ただしエーシンダックマンが快速馬のイメージで
実力以上に人気になるようであれば、
馬券的な期待値を考慮して押さえ程度にとどめるべきとも、
競馬理論では判断している。

一方コパノオーシャンズはCBC賞の見所のないレース内容から、
第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)で
通用する可能性は低い。

ドバイで行われたアルクオーツスプリントからは、
12着のエーシンヴァーゴウ(田辺)が
第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)に出走する。

エーシンヴァーゴウは、
今年に入ってからの成績こそ冴えないが、
去年のアイビスサマーダッシュの覇者であり、
その後もG2のセントウルステークスを制し、
G1のスプリンターズステークスでは3着と好走。

ローカルのG3ならば実績的に断然である。

よって第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)においても、
体調さえ万全であれば、
エーシンヴァーゴウの連覇の可能性は低くないと
競馬理論では判断している。

函館スプリントステークス組からは、
4着のパドトロワ(安藤勝)、9着のレオンビスティー(江田照)
及び11着のナイアード(大野)が
第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)に出走する。

パドトロワの函館スプリントステークス(2012年)の4着は、
早め先頭で自ら勝ちに行く競馬であったが、
上位2頭から離され過ぎであった。

よって第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)においては、
G1のスプリンターズステークス2着の実績に敬意を表して、
本調子とは言えないパドトロワに
押さえ程度の評価を与えるべきと
競馬理論では判断している。

レオンビスティー及びナイアードは、
函館スプリントステークスの内容を見る限り、
第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)で
好走する可能性は低い。

ただしレオンビスティーは、
レベルの高い3歳世代のG3でも2着と好走しているので、
いつものように抑える競馬をすればもう少し走れるはずである。

ただしレオンビスティーは、
クリスマスローズステークスでビウイッチアスを破っているものの、
この勝利は、
レオンビスティーが逃げ争いの直後のラチ沿いという
絶好位を走ったことによるものであり、
レース内容としては、
ビウイッチアスの方がレオンビスティーより上である。

よって第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)においては、
レオンビスティーにビウイッチアスより下の評価を与えれば十分と
競馬理論では判断している。

別路線組では、
ハクサンムーン(石橋修)及びアフォード(村田)が
第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)で注目される。

ハクサンムーンは、1000万以下の出石特別勝ち直後の出走となり、
一見格下にも思える。しかし出石特別においてハクサンムーンは、
前残りの展開に恵まれたとは言えども、
OPでも好走を繰り返していたスギノエンデバーを
1秒2も離しており、メンバー比較では遜色ない。

よって第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)においては、
レベル高い3歳世代で逃げを打った時にも崩れない
ハクサンムーンにも、
本命級の高い評価を与えて当然と
競馬理論では判断している。

一方、アフォードは、

記事の全文はこちらからお読みください!
http://www.keibariron.com/lovepeach/


tipmonaとは?

アイビスSD2012回顧
パドトロワが究極のスピード比べを制す

予想屋マスター
12期 予想歴23年

次走狙い:エーシンヴァーゴウ


第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)は、
直線1000mという特殊な条件のため
難解なレースとなったが、先行力のある古馬3頭で決着した。

競馬理論は、
短距離戦線における3歳世代の活躍から、
今年の3歳世代の短距離組はレベルがかなり高いと判断し、
先行力のある古馬の快速馬としてパドトロワ(安藤勝)、
エーシンダックマン(蛯名)及びエーシンヴァーゴウ(田辺)に
高い評価を与えつつも、
3歳世代の2頭に続く評価にとどめてしまった。

レースでは、パドトロワは
ハクサンムーン及びエーシンダックマンの
逃げ馬2頭を見る形でレースを進め、
残り100mで逃げ馬2頭の脚が鈍ると、
あっという間に突き抜けて、
第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)を制覇した。

パドトロワの第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)の勝利は、
去年のスプリンターズステークスでも
2着で逃げ粘ったスピードを発揮したものであり、
直線1000mでの適性の高さを示した。

よって今後の短距離重賞戦線(2012年)においても、
パドトロワのスピードには注意すべきである。

ただしパドトロワは、
軽快な先行力が持ち味なので、
イン有利の馬場で楽に先行できる
又は好位のインで控える競馬ができる時には
評価を上げるべきだが、
外が伸びる馬場や
先行争いが激化しそうなメンバー構成の場合は
評価を下げるべきとも、
競馬理論では判断している。

一方、エーシンダックマンは、
デビュー以来二十三戦、
一度もハナを譲ったことのない快速馬であったが、
内と外で大きく離れていたこともあり、
ハクサンムーンの2番手からレースを進めた。

そしてエーシンダックマンは、
残り200mから逃げるハクサンムーンに徐々に迫ったが、
間からパドトロワに一気に突き抜けられてしまい、
2着止まりであった。

エーシンダックマンの
第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)の2着は、
過去23戦すべてのレースで逃げを打つスピードをいかんなく発揮したものであり、
現役屈指のダッシュ力を示した。

よって今後の短距離重賞戦線(2012年)においても、
エーシンダックマンが
逃げを打つことは間違いないので、
先行馬有利の馬場になるかどうかが
好走できるかどうかの最大のポイントになると
競馬理論では判断している。

さて、去年の覇者エーシンヴァーゴウは、
パドトロワの内の3番手集団からレースを進め、
直線でもコース中央からジリジリと伸びたものの、
3着に敗れてしまった。

エーシンヴァーゴウのアイビスサマーダッシュ(2012年)での3着は、
海外遠征帰りで万全とは言えない体調を抱えてのものであり、
去年の覇者としての底力を見せつけたと言える。

よって今後の短距離重賞戦線(2012年)においても、
エーシンヴァーゴウが更に調子を上げて、
去年の夏~秋の走りを再現することもおかしくないと
競馬理論では判断している。

第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)で人気となった
3歳馬の1頭ハクサンムーン(石橋脩)は、
内からハナに立ち、
残り100mまで先頭に立っていたが、
ゴール寸前で脚が鈍ってしまい、
4着に敗れてしまった。

ハクサンムーンの第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)の4着は、
ゴール寸前で止まってしまったものの、
エーシンダックマンのハナを叩くオーバーペースでのものであり、
現役屈指のスピードを披露した。

よって今後の短距離重賞戦線(2012年)においても、
ハクサンムーンのスピードには注目すべきである。

特にハクサンムーンは、
直線1000mの重賞でもハナに立つスピードを持ち、
今後のレースでも逃げを打つ可能性が高いので、
先行馬有利の馬場であれば逃げ切る可能性が高まると
競馬理論では判断している。

第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)で
1番人気に推されたビウイッチアス(吉田豊)は、
スタートこそ悪くなかったものの、
直線1000m競馬のペースについていけないばかりか、
ゴール前でも目立った脚を使えずに、
10着に敗れてしまった。

ビウイッチアスのアイビスサマーダッシュ(2012年)の10着は、
究極のスピード比べとなる
直線競馬の適性がなかったものではあったにせよ負け過ぎであり、
古馬の重賞級相手では現状、
スピード不足と言うよりない。

よって今後の短距離重賞戦線(2012年)においても、
ビウイッチアスにそれなりの評価を与えるべきだが、
ビウイッチアスが巻き返せるかどうかは
メンバーや展開次第であろうと
競馬理論では判断している。

以上のように第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)は、
人気になった3歳世代ではなく、
先行力のある快速馬同士で決着した。

直線1000m戦と他場のスプリント戦は、
全く異なる結果となることも多いので、
第12回アイビスサマーダッシュ(2012年)の結果が、
今後のスプリント重賞戦線(2012年)に直結する可能性は低い。

競馬理論のファンの方は、
混戦で波乱が予想されるスプリント重賞の穴予想をお楽しみに。

レース出走まで残りあと3日!
第60回クイーンステークス(2012年)のレース直前解説を公開中
http://www.keibariron.com/lovepeach/

予想屋マスター(http://www.keibariron.com/)


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >