12期 予想歴13年
◎パドトロワ
8着/4人気
○マジンプロスパー12着/7人
▲ドリームバレンチノ3着/9人
あんまりよろしいことではないのですが、台風が速度早まって、昼くらいから雨が降る予報になってしまいました。
こうなれば、過去のスプリンターズSの傾向からいって、外有利の傾向から、ガラッと変わって内有利に変わります。
過去10年で、雨の条件で行われたのは3回（04年、06年、07年）あり、馬場は不良が2回、良が1回でしたが、いずれも傾向的には同じものでした。
まず、勝ち馬は全てが逃げ切り勝ちということ。雨により後ろの馬が伸びあぐねる消耗戦というのもあるが、やはり逃げ馬は、常に最内1頭分のグリーンベルトを通れる強みというが非常にあると思う。
ここは、馬場と展開を利した逃げ切り勝ちを期待して、本命◎はパドトロワ。
まず、今年のメンバーを見れば、逃げ馬といえばパドトロワが挙げられる。前走のレコード勝ち逃げ切りという勢いもあるし、昨年2着に来た時も4コーナー先頭の押し切りという、勢いと実力を兼ね備えた逃げ馬と思う。
サマースプリントシリーズの使い方から言えば、おつりはないように思えるが、馬体重が大きく減ることなく使えているし、調教の動きからも追われてからの反応の良さなどから、出来落ちというよりは、さらに上昇しているように見える。
相手としては、過去の傾向を見ると「内枠にいる」芝・ダートでの好走実績がある馬や、血統的に重馬場が向く馬となる。
対抗○は、マジンプロスパー。
前走の敗因は、思わぬ逃げの形でちぐはぐした競馬もあるが、やはり開幕週の時計の早い芝での1200m戦というのもありそう。
本質的には1400mくらいが向く馬で、1200mとなると時計がかかったりするほうがいいと思う。
雨での競馬となると、やたらハイペースで先行馬総崩れのなか粘り切ったCBC賞のように、非常に高いパフォーマンスを出せる。
最内枠だし、逃げ馬を見ながら内でじっと我慢という競馬を期待。
三番手▲は、ドリームバレンチノ。
血統的に、父ロージズインメイ、母父マイネルラヴということで明らかに時計勝負というよりは、力のいる道悪競馬が得意そうな血統。
坂のあるコースがどうなのかという不安はあるが、血統の字面だけみれば、中山大得意に思えるので、これも函館SSのように内枠で我慢して、最後に水かきでもついているんじゃないのかというくらいの強烈な差し競馬ができれば面白い存在。
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