ジャパンカップ2008予想
ジャパンカップ予想

影虎
08期 予想歴14年

◎オウケンブルースリ
  5着/4人気

○アサクサキングス8着/6人
×ウオッカ


残念ながら、京阪杯・山科特別ともにハズレてしまいデビューを飾ることが出来ませんでしたが、駄文にも関わらず拍手をくださった皆さんありがとうございます。

少々の不的中で落胆せずに、皆さんに拍手をもらえるような予想を書けたらと思います。

予想の基としています考察についてはブログに詳細を書いていますので、よろしければご覧下さいm(_ _)m

それでは明日のジャパンカップを。

やはり史上に残る激戦であった天皇賞・秋を制したウォッカ。エネルギー残量ということを定義するならば、あれだけの激戦で尚且つレコード。生涯エネルギーを見ずとも、その一戦だけでも激戦の反動が気掛かりになる。

阪神JFから表舞台に立ち、4歳秋までトップで闘い続け、尚且つ結果も残してきたというだけでも珍しく、非常に豊富なエネルギーが含有されていたと思われる。

新種牡馬の牝駒はそういうタイプが出ることがあるが、メジロライアン=メジロドーベルの日本競馬史上に残る非常に息の長かった活躍が思い出される。

そのメジロドーベルでも最後のエリザベス女王杯を制する前走は凡走していた。ウォッカは天皇賞・秋で最後の対戦になるかもしれないダイワスカーレットに勝つ為に毎日王冠を凡走して、エネルギーを温存していた。とも考えられなくもない。

確かに見た目の戦績は今年の方が昨年を上回り、今こそ充実期のように見える。しかしながら、ジャパンカップというレースを上位で走り抜けるということを考えると昨年のローテーションの方が断然好ましい。

マイナス材料ばかりが目立つ人気馬で、昨年との比較では掲示板すら危ういのではないだろうかと推定する。

次にディープスカイ。天皇賞・秋からジャパンカップに出走した3歳馬としてはバブルガムフェローとシンボリクリスエスが思い出される。この2頭よりジャパンカップに対するステップとしてはディープスカイの方が好ましい。しかしながらエネルギー残量は、春に2冠を制しており、シンボリクリスエスを下回る。

そういう意味で今度はウォッカには先着出来そうだが、人気と勘案すると軸としては相応しくない1頭である。

続いて世代交代の波に押し寄せられているメイショウサムソン。
今年だけで見ると消化レース数も少なく、天皇賞・春と宝塚記念のどちらも好走しておりここで激走する下地がある。

しかしながら、GⅠにおいて4歳時の着順を上回った5歳となるとタイキブリザードくらいしか記憶がない。そのタイキブリザードも初GⅠ自体4歳の春。

早くから表舞台に立ち、昨年激戦を闘って好走したジャパンカップ。単年でのエネルギー残量はあるかもしれないが、生涯におけるエネルギー残量は疑問が残る。ディープスカイとどちらが先着するか。判断が微妙なところ。

そしてオウケンブルースリ。「ブルースリ『ー』」ではなく、「ブルースリ」。神戸新聞杯に出走して菊花賞は1番人気であったものの、似たようなタイミングで表舞台に進出し、ジャパンカップを好走したデルタブルースが思い出される。

菊花賞を走って経験値も充分。3走前が条件戦で、エネルギー残量も充分過ぎる程に残っているであろう。そのタイミングで出走したダンスインザダーク産駒でさえ、人気以上に好走するレースであるのにオークス馬まで出しているジャングルポケットの産駒がここで凡走する要因が思い浮かばない。

まだ気になる馬が居る。天皇賞・秋を負けてきたアサクサキングス。母父サンデーサイレンスだから昨年のワンツーというところで血統的に向きそうだというのも強調材料であるが、その陰でチョウサンが10番人気6着となっているところが気になる。

確かにエネルギー残量という点では昨年のチョウサンの方が上だが、チョウサンですら逃げて6着に走れるのならば、昨年はジャパンカップも有馬記念もすっ飛ばして、今年におけるエネルギー残量は充分な菊花賞馬が走ってもおかしくないという論法。

陣営の観点も長距離向きに志向されており、秋のレースで実績から照準を合わせるとここになる。ダービーでウォッカにつけられた0.5秒差はここで逆転する。

オウケンブルースリとアサクサキングスのどちらか甲乙付け難い面はあるが、本日の東京メインでタマモサポートが人気薄で圧勝。

タマモクロスの産駒が東京マイルオープンを人気薄で走れる馬場状態なら、同じグレイソヴリン系ジャングルポケット産駒の実力馬がもっと走ってもおかしくないだろう考えからオウケンブルースリを本命とする。

馬連①-⑮を本線に馬単で①→②⑨⑯で勝負。

明日のジャパンカップはダービー・安田記念・天皇賞秋・ジャパンカップと恐らくは史上初であろう東京根幹距離GⅠ完全制覇が達成されるのかどうかも注目だが

ジャパンカップだけにオウケンブルースリのゼッケンに『BRUCE LEE』と記載されているのかも注目。

そして、オウケンブルースリが「オレは『BRUCE LEE』じゃねぇ!『BRUCE LE』だ!」と激走してくれることを願う。


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ジャパンカップ2008回顧
ジャパンカップ回顧

影虎
08期 予想歴14年

次走狙い:ネヴァブション
次走危険:ウオッカ
次走危険:ディープスカイ


こうなるとジャガーメイルの香港ヴァーズが楽しみだ。
ジャガーメイルやアルナスラインがジャパンカップに出ていれば勝ってたんじゃないの?

ところで、オウケンブルースリは「OKEN BLUCE LEE」という記載だった。

ということはさて置いて、例年と同じように今年もジャパンカップはエネルギー残量が大いに問われる結果となった。

スクリーンヒーローに関しては2003年にアクティブバイオですら、鞍上武幸四郎で15番人気5着となっているのだから、血統も鞍上も遥かにアクティブバイオを凌いでいて9番人気ならと考えるべきだった。

オウケンブルースリから馬連でアサクサキングス。馬単でメイショウサムソン、ディープスカイ、スクリーンヒーローで勝負したので稍悔しさが残る結果。ジャパンカップで人気薄が勝ち切る場面がスクリーンヒーローに集約されたイメージで、来年からはまた上位人気馬の中から出し入れということになりそう。残念。

メイショウサムソンは今年単年で考えれば悪くないローテーションだったが、やはり生涯におけるエネルギーが疲弊してしまっていたのだろう。同い年のマツリダゴッホに先着されたところを見ると、同じようにエネルギーが問われる有馬記念でオグリキャップばりの復活は無理であると考える。

ディープスカイはシンボリクリスエスとの比較で考察したわけだが、天皇賞・秋で3着からここで2着というポジションに嵌るのは想定通り過ぎる程に想定通り。メイショウサムソンと単年におけるエネルギー残量の比較に迷ったが、きっちり先着したので、やはり若い方が単純に残量が多かったということ。

シンボリクリスエスはこの後、有馬記念を使って翌年の春は宝塚記念以外のレースは一切使わずに休養。ディープスカイは海外遠征プランもあるということで、もしも春の段階で海外で活躍し、日本の競馬のトップから記憶を遠ざけてしまうと、優秀な馬には間違いないが、来年のジャパンカップは大いに人気を裏切るかも。

そしてウォッカ。掲示板も無いかもしれないと想定していたので3着に走ったのは単純に天晴れという気もする。ただ気にしていたのは、陣営が有馬記念には参戦しないという方針でここを目標に仕上げるという点で物理的優位性が存在していたこと。

結果を見るにスローペースだったと思われる。スローペースとなった場合は、ある程度エネルギー残量が問われる部分が少なくなるということも考察したが、上記のような有馬記念を視野に入れていないという方針と、レースも緩い流れになったということ。そしてウォッカほどに東京に適性を見せていた馬。それだけの利点があっても、結局3着に敗れてしまったと来年以降に記憶しておきたい。

ウォッカは今まで充分過ぎるほどに化け物クラスのパフォーマンスを示してきたが、テイエムオペラオーを超えるようなエネルギー含有量が無いということはこれで判明した。

来年も現役続行とのことだが、もうかわいそうなように思う。相手関係にもよるが、恐らく短距離路線か牝馬限定路線でないと台頭するのは難しいのではないか。

そして本命にしたオウケンブルースリ。ゴール直前は詰め寄ったものの5着。ジャングルポケット産駒のトールポピーがオークスを制していたので血統的にも問題ないと判断していたが、勝負どころでスクリーンヒーローに置かれてしまったのを見ると、やはりサンデーサイレンスの瞬発力とはスゴイものだと思った。
母父トニービンが皐月賞で活躍しているのを見ると寧ろトニービンの孫は右回りや中山が向くのだろうか。

マツリダゴッホはローテーション的にはかなり優位な状態での出走で、馬場状態や展開にも恵まれたが馬券に絡めず。4着ならよく頑張っていると思う。

アサクサキングスは天皇賞・秋で負けて母父サンデーサイレンスということでピックアップしたが、目標としていた天皇賞・春ですら3着となってしまっており、ここでは馬券圏内を考慮するだけの能力的なものが根本的に劣っていたのだろう。
古馬を狙う際はせめて同年の重賞で勝っているぐらいの能力のアピールがある馬に注意しなければならないと記憶しておく。

アルゼンチン共和国杯を勝利してエネルギー残量充分な馬が人気薄で勝利した今回のジャパンカップ。人気以上に走った馬はそれなりに残っているエネルギーを絞り出したという印象があり、有馬記念は別路線組を充分に考慮した方が良さそうだ。


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