エリザベス女王杯2012予想
信頼できる上位人気。あとは順序だけ。

やまっくす
12期 予想歴13年

◎フミノイマージン
  11着/2人気

○ヴィルシーナ2着/1人
▲スマートシルエット16着/6人


エ女杯は、過去10年の傾向からみても、1~4番人気馬が30頭中24頭絡んでいる非常に堅いともいえるG1です。
今年のメンバーをみても、重賞勝ち馬は6頭だけ。また条件馬が多く、非常に力差がはっきりとしすぎているメンバー構成。まず荒れないなとみてもいいかもしれない。

データを整理すると、ステップとしては、天皇賞秋、京都大賞典といった牡馬混合の重賞と、秋華賞、府中牝馬S、海外のレースです。
これ以外からとなるとやはり戦ってきた相手という面でも厳しいと言わざるをえないでしょう。

また、それぞれのパターンを分別すると、
牡馬混合重賞からだと、GⅠ馬や近5走以内に牡馬との重賞、OP特別で勝っている実績がある馬。
秋華賞は3着以内。
府中牝馬はGⅠ馬は大敗でもいいが、基本的には3着以内の馬。
のパターンに分けられる。

また、過去10年の勝ち馬は、秋天と京都大賞典と秋華賞(日本馬のみ)からしか出ておらず、府中牝馬S組は紐までとみていい。
今年のメンバーからだと、勝ち馬候補としては京都大賞典からのフミノイマージンと秋華賞2着のヴィルシーナだけとみていいでしょう。

紐候補としては、牡馬混合重賞出走馬がいないし、秋華賞からはヴィルシーナ以外は論外なので、基本的には府中牝馬S組からとなる。
マークする馬を挙げれば、勝ち馬のマイネイサベル、2着のスマートシルエット、惨敗だがGⅠ勝ちのあるホエールキャプチャ、エリンコートとなる。

府中牝馬S組をふるいにかければ、まず勝ち馬のマイネイサベルは、当初マイルCSに向かおうとしてたように距離に不安がある。

これまで前走惨敗してて、エ女杯で巻き返したGⅠ馬というのは2200m以上の重賞勝ちがあった馬であり、2200m以上での重賞勝ちがなく、正直マイル向きと見えるホエールキャプチャも、距離延長して良くなるという見込みも薄いので減点。

エリンコートも近走不振のうえ、やはり荒れないGⅠということで人気面から消しでいいでしょう。

となれば、スマートシルエットだが、3走前に牡馬とのOP特別戦を勝っているし、2200mも過去に勝っている実績がある。ファルブラヴは、どっちかといえば非根幹距離に強いので、意外に22000mというのはあっているかもしれない。

ということで、フミノイマージン、ヴィルシーナ、スマートシルエットの3頭から優劣をつける。


本命◎は、フミノイマージン。
やはり、牝馬限定GⅠなので、強力な材料といえば、一流牡馬相手に勝った重賞実績があるということ。
これまで、小回りのところしか良績がなかったが、前走の京都大賞典では、牝馬で2㎏減であるが、実質過去のGⅠ馬と同斤量で、0.1秒差の4着と非常に内容のある競馬。
ローテーション的にも非常にゆとりがあり、良化も見込めそう。

対抗○は、ヴィルシーナ。
この馬も勝つ条件にはあるが、正直言えば牝馬3冠すべて2着だったように、現状勝ち運が逃げている。
また、前走で勝ちに行ったように、明らかにメイチの仕上げだった分、上積みという面では薄いかもしれない。
ただ、競馬センスがあるし、相手なりに走れるので、ここはまず馬券圏内は外さないとみる。

三番手▲は、スマートシルエット。
左回りでマイル前後というイメージがあるが、3歳時に2200mを2分11秒台で勝っているし、距離と時計的には不安はない。
また、展開的に先行するのが少ないので非常にこの馬にとって有利な展開が望めそう。
スローに落として瞬発力勝負に持ち込めば、いい競馬ができそう。


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