エリザベス女王杯2012予想
欧州血統の底力

イズリントン
11期 予想歴13年

◎ヴィルシーナ
  2着/1人気

○スマートシルエット16着/6人
▲レインボーダリア1着/7人
△ピクシープリンセス3着/5人


雨が降って現在稍重…。どこまで重くなるのかが気になるところですね。


ここ10年の勝ち馬並びに3着以内に入った馬には総じて欧州血統が入っていた。特にサドラーの血が入っていても走ってくる(メイショウベルーガ10年2着、エルノヴァ04年3着)あたり、スタミナの重要さが垣間見れる。

京都芝2200mは京都2400と似た傾向があって、京都独特の速いあがりが出せるスタミナ血統馬が好走しやすいというこの傾向がそのままはまるとみていい。バテない末脚という風な感じでいいだろうか。



◎ヴィルシーナは父ディープインパクト×母父マキャベリアンという血統。また母系にはヌレイエフ・ブラッシンググルームという重厚な血統。
この血統にはヘイローのインブリードが入るというのがあって、ヴィクトワールピサや、ロジユニヴァース・ダノンシャンティなんかに同じ血統構成がみられるんですが、いずれも3歳GIを制しました。ヘイルトゥーリーズンのクロス持ちは気性難な馬が多くてあんまり成功しないと思ってたのですが、ヘイローのクロスならいいんですかね?いずれにせよ、このクロスの特徴は、一瞬で動けるところにあると思ってます。自在性というか、前で競馬しても後ろで競馬しても、動きたいときに一気にスピードアップができちゃうんですね。(ヴィクトワールの半ば破天荒に見えるレース運びもそうやって納得させてるつもりです)先に書きましたが3歳でGI勝てる血統というのなら、ヴィルシーナはここがラストチャンスだと思う。

2倍をきる人気だし、馬主が馬主だけに、どうも買う気にはならないのですが、このメンツなら…ね?



○スマートシルエットは父ファルブラヴ×母父デピュティミニスターという血統。母系がアメリカンで若干スタミナに欠ける血統ですけど、父がファルブラヴなので、悲観することはないか。京都2200も経験してるのもよい。父ファルブラヴは2200のJCを勝っているし、産駒は非根幹距離を得意としている印象が強い。内枠先行で岩田が乗るということですから、最内をビシっと回ってこれればあわよくば…。


▲レインボーダリアは父ブライアンズタイム×母父ノーザンテーストという血統。昨年の5着馬。最先着ではないですが、リピーターレースだけにこういうのは押さえておきたいところ。父BTというのが十分なスタミナをもってそうですし、洋芝で好成績なので2200は問題ないでしょう。あとは外枠に入って後ろからの競馬がほぼ間違いない状態で、大先生がどんな競馬するか…そこですね。


△ピクシープリンセスは父ディープインパクト×母父キングマンボ×サドラーズウェルズという血統。さすがダーレーの生産馬というだけあって、超超良血馬だな(実績はゴミですが…)。最初に書いた過去の傾向…サドラーの血を侮るなかれ。速いあがりを使ってることはないですが、いつでも出せそうな感じですな。
しかし、4人気ってなんだよ。デムーロ人気ですか?あんまり妙味はないですね。


△フミノイマージンは父マンハッタンカフェ×母父ディクシーランドバンドという血統。以前も書いたことがあるが、U型コースより良績があるのはO型コース。またマイルより長い距離に実績がある。前走の競馬も京都競馬場の戦い方としてはよかった。マンハッタンカフェは母系にリボーをもつSS系の中ではスタミナ型。牡馬混合戦の厳しい流れで結果を出すあたり底力があるってことでしょう。


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