中日新聞杯2008予想
中日新聞杯 3歳馬のスタミナ型サンデーサイレンス系!!

軍神マルス
08期 予想歴10年

◎シゲルフセルト
  8着/8人気

○イケトップガン3着/9人
▲オペラブラーボ4着/1人
×マンハッタンスカイ


★傾向分析★
2006年 タイム 1'57"8 (良) 1FAve=11.78 3FAve=35.34
テン33.8-中盤48.6(3F換算36.45)-上がり35.4 『前傾・中弛み』
1着トーホウアラン・・・ダンスインザダーク×Nureyev=サンデーサイレンス×ヌレイエフ 7-7
2着インティライミ・・・スペシャルウィーク×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 5-4
3着マヤノライジン・・・マヤノトップガン×Danzig=ロベルト×ダンチヒ 5-4

2007年 タイム 1'58"5 (良) 1FAve=11.85 3FAve=35.55
テン33.5-中盤49.9(3F換算37.43)-上がり35.1 『前傾・中弛み』
1着サンライズマックス・・・ステイゴールド×ダンシングブレーヴ=サンデーサイレンス×リファール 12-9
2着ダイレクトキャッチ・・・スペシャルウィーク×Storm Cat=サンデーサイレンス×ストームバード 12-11
3着タスカータソルテ・・・ジャングルポケット×ノーザンテースト=グレイソヴリン×ノーザンテースト 7-7

中京芝2000mはコース形態(=スタートしてからしばらく下り坂になりスピードが乗りやすい)から、『前傾』になりやすいコース。『前傾』が基本のため、差し・追込有利な展開になりやすい。
06年・07年の上がりは、34秒後半から35秒台前半。『前傾』でテンが33秒台だが、『中弛み』で息を入れて上がりにつなげる流れと感じます。こうなると後方で脚を溜めて捲り気味に動けるようなロングスパートが得意なタイプ向きな流れと考える。

そのロングスパートに強いのはスタミナ型のタイプ。06年・07年の結果からサンデーサイレンス系のうち、ダンスインザダーク・スペシャルウィーク・ステイゴールドなど菊花賞・天皇賞春に縁のあるタイプに特に向くと考えます。また母父ダンシングブレーヴやヌレイエフやリファールといった血統から、大系統ノーザンダンサー系も有利とみても良いかもしれません。
他にもロングスパートになりやすい2200m好走馬も適性は向きそうと思います。

またハンデ戦ということもあり、3歳馬の軽量馬が好走している点にも注意が必要と思います。

また06年・07年は内枠の馬が好走中。中京コースの芝1800mや芝2000mは外枠よりも内枠(特に1~4枠)が有利な傾向もあり、外枠は割引。

★予想★
◎シゲルフセルト・・・ステイゴールド×サクラバクシンオー=サンデーサイレンス×プリンスリーギフト
前走菊花賞14着。ステイゴールド産駒だが母父サクラバクシンオーで、菊花賞の芝3000mは長かったと思われる。距離短縮は歓迎で、馬体の小さな馬が多いステイゴールド産駒なので軽量のハンデもプラス要因と考える。サッカーボーイ産駒が得意なコースでもあり、ディクタス系の特性を持つステイゴールドには向くはずと考える。またステイゴールドは格上挑戦や相手強化で集中力を活かして全能力発揮する特性があるため、前走から間隔を開けている点にも期待する。

○イケトップガン・・・マヤノトップガン×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス
前走tvk賞1着。マヤノトップガン産駒は芝1800mで行われていた頃から中日新聞杯で好走が多い(02年2着バンブーユベントス、03年・04年1着プリサイスマシーン、2000mになっても06年3着マヤノライジンなど)。ロベルト系は欧州型の適性を持つし、その中でもスタミナ色が強いのがマヤノトップガン。母父サンデーサイレンスから適性は嵌ると考える。また母父サンデーサイレンスは前走の勢いと鮮度を活かして好走しやすいので、重賞初挑戦の鮮度にも期待する。内枠の差し馬という点でも好走の可能性は高いと考えて軸として評価する。

▲オペラブラーボ・・・オペラハウス×サンデーサイレンス=サドラーズウェルズ×サンデーサイレンス
前走アイルランドトロフィー1着。オペラハウス産駒は芝2000mが得意な産駒が多くスタミナ自慢の欧州型。中山芝2000mの皐月賞2勝(=テイエムオペラオー、メイショウサムソン)からも小回り適性も高く、好走は可能と考える。母父サンデーサイレンスで、イケトップガン同様重賞初挑戦の鮮度に期待して評価する。

マンハッタンスカイは中京コースで好走実績(=金鯱賞2着)もあり、サンデーサイレンス系のスタミナ型という点では適性は向くのだが、前走の福島記念好走(僅差での勝利)のストレスと中2週での間隔を詰めたステップから危険な人気馬と考えて消しにて勝負する。ハンデ戦ということもありあえて重い斤量を背負った馬を狙うことはないと考える。


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中日新聞杯2008回顧
中京新聞杯 3歳馬に要注意!!

軍神マルス
08期 予想歴10年

次走狙い:ヤマニンキングリー
次走狙い:イケトップガン


タイム 1'59"5 (良)
1FAve=11.95 3FAve=35.85

ラップ
①12.0-②11.3-③12.1-④13.0-⑤13.0-⑥12.0-⑦11.7-⑧11.3-⑨11.3-⑩11.8
1FAveとの誤差
①±0 ②-0.7 ③+0.1 ④+1.0 ⑤+1.0 ⑥±0 ⑦-0.3 ⑧-0.7 ⑨-0.7 ⑩-0.2
テン35.4-中盤49.7(3F換算37.23)-上がり34.4 『加速・中弛み』

『加速』・・・逃げ◎ 先行○ 差し△ 追込×
『中弛み』・・・逃げ◎ 先行△ 差し× 追込○

1着ヤマニンキングリー・・・アグネスデジタル×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 5-3
2着フサイチアソート・・・トワイニング×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 4-3
3着イケトップガン・・・マヤノトップガン×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 17-17

『前傾』が基本の流れになりやすい中京芝1800mでは珍しく、テン-上がりのラップ差から『加速』と中盤が弛んで『中弛み』の複合ラップの流れ。展開的には逃げが最も恵まれ、差しがきつい流れと考える。

ヤマニンキングリーは、前走アンドロメダS1着からの連続好走。アグネスデジタル産駒で、母父サンデーサイレンス。母父サンデーサイレンスが、古馬混合重賞初挑戦の鮮度と前走の勢いとに嵌った感じがあると考える。アグネスデジタル自身も3歳秋から本格化したように、成長力も似ていると考える。学習能力が高く、脚質の幅が広いのがアグネスデジタル産駒の特徴。本格化の兆しはあると考えて、今後にも期待。

フサイチアソートは、前走福島記念4着からの好走。東京スポーツ杯2歳S1着以来の連対。トワイニング産駒で、トワイニングはエンドスウィープなどと同系のフォーティナイナー系。母父サンデーサイレンスで、エンドスウィープ×サンデーサイレンスがアドマイヤムーンなら、トワイニング×サンデーサイレンスならスケールをより小さくしたような感じ。アドマイヤムーンも2歳時に強さの片鱗をみせたが、クラシックは期待を裏切り、古馬で本格化して強さを発揮したことから、似たような成績(=ただしスケールは劣る)をたどるかもしれません。
中日新聞杯は芝2000mになってから、3歳馬がよく好走していることから(=06年1着トーホウアラン、07年1着サンライズマックス・2着ダイレクトキャッチ・3着タスカータソルテ)、来年も3歳馬は要注意と考える。

イケトップガンは、前走tvk杯1着からの3着好走。マヤノトップガン産駒で、マヤノトップガンは中日新聞杯で好走が多く、内国産限定時には得意としていた重賞。今年から内国産限定ではなくなったことから、より器用なタイプが好走したと思うのだが、それでも人気薄での好走から適性は高かったと考える。またこちらも母父サンデーサイレンス。重賞初挑戦の鮮度と前走からの勢いが好走の要因でもあると考える。小回りコースの中京で上がり33.1秒を使った内容から、本格化の兆しと考えて次走にも期待する。

中日新聞杯のポイントは、
①中京芝2000mは『前傾』になりやすいコース。厳しい流れになりやすく、スタミナが問われやすい。
②マヤノトップガン産駒が好相性。欧州型の要素が合うと考える。
③3歳馬がよく好走する。


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