菊花賞2013予想
クラシックホース不出走の時は大荒れ!

やまっくす
12期 予想歴14年

◎マジェスティハーツ
  13着/2人気

○タマモベストプレイ8着/11人
▲ラストインパクト4着/8人
△テイエムイナズマ11着/16人
×エピファネイア


過去10年の菊花賞からの傾向になります。

まず、ひとこと言いたいのは、クラシックホースが出てこない年というのは大荒れしていること。
過去10年で、04年、08年、10年と3回ありましたが、いずれも6番人気以下の馬が2頭絡み、3連複で2万越えと荒れています。
今年は、久しぶりにクラシックホースが出てないので、まず大荒れするという認識で予想したほうがいいかも。


で、基本的には去年の予想と似たような感じになります。

菊花賞は、神戸新聞杯組がめっぽう強く過去10年で20頭の馬券対象馬を出してて、04年を除けば毎年馬券になっております。
なお、04年にしても神戸新聞杯は8頭立ての少頭数という理由もあるので、基本的には神戸新聞杯組は、まず買っておけという結論になります。
他のレースとなると、セントライト記念組の3着以内、古馬混合重賞、1000万下特別1着馬となります。過去10年でこれら以外からは馬券になってないので、このローテに当てはまらない馬は消しです。

また、過去10年の馬券対象馬30頭のうち29頭が重賞経験馬で、1000万特別勝ち馬で馬券に来た馬でも春に重賞を1戦してました。(使ってないのは10年3着のビートブラック)重賞未経験の馬も消しでいいです。

ここまでで残った馬というのは、
アクションスター、アドマイヤスピカ、ウインアルザス、エピファネイア、サトノノブレス、タマモベストプレイ、ダービーフィズ、テイエムイナズマ、ナリタパイレーツ、バンデ、マジェスティハーツ、ヤマイチパートナー、ユールシンギング、ラストインパクト
の14頭です。多すぎます。

ただ、基本的には神戸新聞杯組、セントライト記念組に分けられるので、各レースからの傾向をまとめます。

まず、セントライト記念組から。
菊花賞でセントライト記念組が来た年というのは、少なくともセントライト記念にクラシック連対馬などの上位組、または無敗の上がり馬が出走してました。
しかし、今年はそれに該当する馬もおらず、出走馬の大半が、1000万下クラスの馬だったし、春の重賞実績馬というのもヒラボクディープ1頭だけで、メンバー構成が低いと言える。
さすがに、この中から菊花賞で勝負になりそうな馬もいないことから、今年のセントライト記念組は消しでいいかも。
当然、そのセントライト記念に出走していたが、前走1000万下を勝ったバンデなんかも、きついローテから消しで良いと思う。


やはり、今年も神戸新聞杯組を中心に考える。
ちなみに神戸新聞杯組から買える条件というのは、まず前段階として、「重賞連対実績」か「OP、1000万下勝ち実績」があることです。神戸新聞杯3着以下からの馬は、この条件がほぼ必須になります。
つまり、1000万下クラスの神戸新聞杯組は、たとえ出走権があろうともいらないことになります。
この条件から消しとなるのは、ウインアルザス、サトノノブレスです。


一方、神戸新聞杯組で強調される馬というのは、神戸新聞杯で「上がり最速を繰り出した馬」と「先行して掲示板に乗った馬」の2パターンとなります。

過去10年神戸新聞杯で、上がり最速を繰り出した馬の菊花賞での成績なると、(上がり最速馬が出てないときは次点の馬)
12年ゴールドシップ 1着
11年オルフェーヴル 1着
10年ローズキングダム 2着
09年イコピコ 4着
08年オウケンブルースリ 1着
07年ドリームジャーニー 5着
06年ドリームパスポート 2着(神戸新聞杯で上がり3位)
05年ディープインパクト 1着
04年ハーツクライ 7着(神戸新聞杯で上がり2位)
03年ゼンノロブロイ 4着

という成績です。(4.2.0.4)という成績であればまずまずではないでしょうか。

また、神戸新聞杯を先行していて菊花賞を勝った馬というのは、近年だけでも、
10年のビックウィーク(神戸の通過順1-1-3-3)
07年アサクサキングス(神戸の通過順4-4-3-2)
06年ソングオブウインド(神戸の通過順2-2-2-1)
がいます。
昨年のユウキソルジャーも神戸新聞杯で(5-5-4-3)という通過順で4着にきており、本番の菊花賞では7番人気3着と穴を開けてます。

今年の神戸新聞杯では、上がり最速だったのは「マジェスティハーツ」になります。
次に先行して掲示板というのは「タマモベストプレイ」になります。

これを踏まえた印と見解です。


◎マジェスティハーツ
近年の菊花賞では、条件戦を連勝してきた上がり馬というのが、上位に絡んでいるので、マジェスティハーツは、この条件に当てはまります。
鞍上は、何よりも長距離に絶対的自信のある武豊というのも心強い。

○タマモベストプレイ
血統面からの距離がどうこう言われそうですが、前走でも先行して結果を残してるし、皐月賞でもダービーでも僅差の競馬をしている底力があるので、案外距離は持つかもしれない。
また、京都実績についても重賞勝ちを含む3勝と文句なしなので、人気面からいっても面白い1頭だと思う。

▲ラストインパクト
神戸新聞杯では、落鉄して競馬にならなかったのが敗因。
血統背景から、祖母がパシフィカスという良血だし、菊花賞で巻き返せる余地がある。
デビューから常に人気を背負ってきたが、ここで急落するだろうし、一番買い時かもしれない。

△テイエムイナズマ
ファストタテヤマ、フローテーションみたいなパターン。
2歳時に京都実績があり、春のクラシックでも僅差の競馬をしていたので、前崩れの展開になったりしたら、追い込みが決まりそう。


ちなみに、1番人気だろうエピファネイアについては、ぶっちゃけ前走で折り合いがついてはいるが、それでも長距離G1独特の1週目スタンド前通過の雰囲気にやられ、折り合いが欠く不安がある。
また、鞍上も菊花賞成績が通算で(0.0.1.14)とひどい成績。
長距離は、騎手の腕がものをいうのと、思い切りの良さが重要とみるので、悪い意味でオーソドックスな鞍上からは、買える要素に乏しいとみる。


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