つばき賞2014予想
"馬場が渋れば鬼に金棒。③プリンスダムが復活を遂げる"

ベストアン馬サダー
13期 予想歴22年

◎プリンスダム
  12着/9人気

○ゼウスバローズ2着/1人
▲ステファノス1着/3人
△ブルーフラッシュ5着/2人


2戦目となった萩Sで不可解な敗戦を喫した③プリンスダム。前走の敗因こそ分からないが、バランスの良い好馬体、近親に活躍馬がズラリと並ぶ血統背景からも、このまま終わる馬ではないはずだ。出負けして後方追走になった新潟のデビュー戦では、力のいる馬場をものともせず、グングン加速してアッサリと前を捕えたように、馬場悪化がマイナスになることはない。4ヶ月の休養明けになるが、追う毎に動きは良化。12日の最終追い切りでも、長めから乗られて栗CW稍82.5-12.3(一杯)とタイムも上々。素質馬が仕切りなおしの一戦で捲土重来を期す。

対抗は良血②ゼウスバローズ。ダービー馬ディープブリランテの全弟ということで周囲の期待は大きいが、初勝利を挙げた前走は加速するまで時間が掛かったものの、勢いがついてからの脚は期待に違わぬものだった。兄同様の前向きな気性からも、距離短縮はプラス。随所に若さはあるものの、非凡な能力は間違いなくオープン級。

上がりが早くなると苦戦を強いられる⑦ステファノスにとっても、週末の雨予報は追い風になる。最終追い切りは反応を確かめる程度だったが、余力十分にラスト1F12秒2(栗CW)の好時計。距離延長で追走が楽になりそうなのも好材料。

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