東京新聞杯2014予想

カタストロフィ
10期 予想歴17年

◎クラレント
  3着/5人気

○レッドスパーダ13着/7人


 今日はいつも使っている競馬ブックが来ないので、JRA-VANの馬柱印刷で対応。まあ時間はかかるけどそんなに変わらんかな。


 まず馬場想定からだが、これは少し願望込み。土日開催されずだが雪がやんだ日曜の段階で除雪はある程度していると思うので、1日あればある程度は回復するだろうという見込み。実際淀もそんなに時計掛かってなかったからね。雪の量は違うが寒いうちは雪も溶けないので、馬場もそこまで悪化はしなかったんじゃないかなと。それと、やはり開催が2日間無く、騎手の意識も恐らく馬場を気にしながら探り探りの競馬になる可能性が高い。L3最速戦になりやすい舞台だが、これも探り探りでいつもよりもさらに仕掛けが遅れる可能性も考えておきたい。京都記念なんかいい例で、各馬馬場も把握できずに消極的な競馬になってスローのトップスピード戦。こういう可能性の方が高いだろう。


 展開は武豊のサトノシュレンがここで逃げなきゃ何しに来たのかってレベルだが、外に速いレッドスパーダがいるので、これが主張してくると苦しい。ただしブノワが逃げてペースを作るというのは難しいと判断すれば、無理せず武豊を行かせてペースを作らせての番手という選択肢もできる。ヴィルシーナが結構どう出てくるか悩ましい材料ではあるが近走の競馬の仕方からハナを主張という形は無いかなと。 ブノワがハナを切るならばペースはスローになる可能性が極めて高い。



◎クラレントは普通の良馬場ならかなり自信はあったが、今回の条件だと馬場次第では不安もある。それでも極端な馬場にならなければ大丈夫だろうと判断した。年末のタフな馬場となった阪神Cで最低限のパフォーマンスを見せてきているし、この馬の場合は阪神1400は適性的に合わないので、タフな馬場での11.6 - 11.3 - 11.5 - 12.0とL3最速減速戦で好位から最後までジリッと伸びてきたというのは一定の評価が必要。この馬の良さはギアチェンジにあるので、馬場さえよければスローからのペースアップの流れならば確実に序盤から伸びてきてくれるという点は理想的。エプソムCでも離れた番手から12.1 - 12.0 - 11.2 - 11.5とペースアップして行く流れで速い地点でスッと抜け出してL1ジャスタウェイのバテ差を何とか凌いでいるし、昨年の東京新聞杯でも好位内内から11.8 - 11.2 - 11.0 - 11.3とペースアップして行く流れでも早い段階で抜け出している。この馬の良さはスッとギアを切り替えられる点にあること、またポジションに拘らないのでペース次第で脚を溜められるし極端なハイペースでもなければ東京なら確実に脚を使えるという点も魅力。マイルCSで崩れたのは単純に3角の坂からのペースアップでギアチェンジを活かせないのが響いている。東京1600、スローからのペースアップ戦なら信頼度は高い。


〇レッドスパーダはまさか昨年7歳にして本格化してくるとまでは思わなかったが、かなりのパフォーマンスを見せていた。もともと実力は有った馬だが、昨年のパフォーマンスは秀逸。関屋記念もパラダイスSもだが、個人的には毎日王冠の善戦が印象深くて、クラレントの逃げを番手で見ながら12.6 - 11.1 - 10.9 - 11.3とギアチェンジが要求される競馬でギアチェンジ型のクラレントに直線序盤に襲い掛かった。これはかなりのパフォーマンス。基礎スピードの高さとそこからもう一足使ってくる総合力の高さが売りのこの馬だったが、スローからのギアチェンジ戦に目途を立てているし、単純にある程度ペースを引き上げてもこの馬の良さが出るという点でもリスクは小さい。鞍上が乗りなれていない外人騎手なので、ペースを作って主導権を握りたいタイプという点では信頼しにくいが、スロー逃げでも要所の反応が良いタイプなので問題ないだろう。相手関係強敵揃ったが総合力の高さを活かせればチャンス。


続きは↓


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >