フェブラリーS2014予想

カタストロフィ
10期 予想歴17年

◎ベストウォーリア
  13着/3人気

○ニホンピロアワーズ8着/4人


 多分ここ数年で色々含めて一番難しいフェブラリーSになるかなと思っている。まず展開だが過去の傾向通りなら一貫ペース想定と行きたいところだが、今回は確たる逃げ馬が存在せず、エーシントップが何もなければ行きそうで、これが行くならペースはそんなに上がらないだろうと。ブライトラインはそれなりにペースを引き上げたい馬だが福永なのでレースに合わせて番手で満足するとすればやはりペースは上がらない。武豊のワンダーアキュートがハナならペースをある程度引き上げてくれそうだが枠的に様子を見ながらの逃げは難しく、行くなら行くと決めて主張して行くというリスクがあり、これをどうとるか。かといって逃げようと思えば逃げられるという馬もいることにはいるし、正直展開を読み切るのは難しいだろう。幅を持たせたいところで、時計勝負に対応できる中で、総合力の高さを持った馬を重視したい。


◎ベストウォーリアは総合力で最上位に取った。まず根本的にマイルの基礎スピード戦で未知数の馬を本命には末辛かったので、実力評価もタルマエとピロアワーズはこの辺で未知数なので不安が有る。となるとベルシャザール、アドマイヤロイヤル、ベストウォーリアの武蔵野組にブライトラインやダノンカモン、ゴールスキー辺りまでが選択肢になるわけだが、武蔵野Sの走破時計が優秀なのと、その中で抑えるぐらいで楽にポジションを取って、12.1 - 12.1 - 12.3 - 11.9 - 12.2の流れで直線3列目ポケットで進路が無く。直線序盤の緩い所で前が向けず、ベルシャザールが抜け出した進路を通して終い伸びてきた形なので、仕掛けがワンテンポ遅れている。この辺を評価した。力関係という視点で見ればこのレースではまだ決着はついていない。今回はベルシャザールが外枠から追走せざるを得ないこと、基礎スピード自体は武蔵野Sの序盤を見ても本気を出せばこちらの方が上だろうし、2,3列目につけて進めて行ければという所。前走で重馬場、コーナー最速の競馬で外々回して完勝と基礎スピード勝負でも恐らく通用するだけのものを見せてきた。ピロアワーズやタルマエあたりがこの条件でパフォーマンスを上げてくるかもしれないが、それでも総合力で見ればここでは1番上だと信じる。


〇ニホンピロアワーズはこちらはマイル適性がカギにはなるが、この馬の場合は1800の基礎スピード勝負で強い競馬ができていて、前走の東海Sでも厳しい一貫ペースを楽に好位で追走し、12.1 - 12.1 - 12.1 - 12.7 - 12.2 - 13.0と消耗戦で外から楽に突き抜ける完勝。要所の一瞬の脚はペースに左右されないで発揮できるというのは大きな武器。流石にハイレベルの東京1600m一貫ペースでどこまでやれるかとなると未知数だったが、今回はペースも緩む可能性すら秘めているメンバー構成だけに、この馬の要所の脚、基礎スピードの高さ、トップスピードの質、前半の総合力の高さを活かすことができれば。極端なスローだとタルマエの方が競馬がしやすくなるだろうが、平均ペース前後ならこの馬の良さが活きてくるはず。JCDは休み明けで苦しい競馬、東京大賞典はスローロンスパでトップスピード持続戦、ポテンシャルに勝るタルマエには苦しい競馬の3着。ペースが上がればこちらが上のはず。後は芝スタートさえこなせれば。


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