フィリーズレビュー2014予想
"発馬不安を補って余りある能力②ダンスアミーガ"

ベストアン馬サダー
13期 予想歴22年

◎ダンスアミーガ
  6着/5人気

○ホウライアキコ5着/1人
▲ホッコーサラスター9着/4人
△ヤマノフェアリー8着/3人


舞台となる阪神芝1400m(右内)は、第2コーナーポケット地点からの発走。スタートから3コーナーまで直線が443mと長いものの、ほぼ前傾ラップで先行争いは激しくなりやすい。基本的には先行馬に有利なコース形態だが、ゴール前には急坂があるので、上級クラスでは差し馬の台頭も多い。内枠天国と言われていた馬場は、Aコース3週目ということもあり、そろそろフラットに近づくのではないか。

本命に推すのは②ダンスアミーガ。デビュー戦は逃げて楽勝だったが、前走は後方から長くいい脚を使って差し切り勝ち。4着に敗れた2戦目の紅梅S(OP)では、スタートの出遅れも痛かったが、中間に発症した球節炎の影響もあったはず。それでも、末を伸ばして勝ち馬に肉薄しており、能力の高さを証明するには十分な内容だった。中1週となる今回は大きな上積みこそ感じられないが、終い重点の追い切りでラスト1F12秒4(坂路)なら、問題なさそう。スムーズなら勝ち負けが望める。

逆転候補は重賞2勝の⑦ホウライアキコ。上位人気に支持された阪神JF(GⅠ)では、大外枠、急坂の影響もあったと思うが、一番の敗因はレース前からのイレ込みではないか。しかし、早めにフォーエバーモアに交わされながら、上位3頭に0秒4差と、最後までバッタリ止まっていなかった。内まわりに替わるここは、世代屈指のスピードを生かせる条件で、前向きな気性から距離短縮がプラスなのは間違いない。3勝のうちレコード勝ちが2回。これは並みの馬ではできない芸当。巻き返して当然の実力馬だ。

次位は⑪ホッコーサラスター。馬場不問の強味があり、自在性も兼ねそろえているので、大崩れが少ないタイプだ。終いの競馬に徹した前走は、重馬場ながらレースの上がりを1秒2上回る末脚を繰り出して、重賞好走馬を千切っている。昇級戦になるものの、ここでも十分通用する。

⑩ヤマノフェアリーは、雪の影響で厳しい輸送があった前走の春菜賞(500万下)を快勝。勝ちタイムの1分21秒7は馬場を考えれば相当優秀なもの。出たなりで好位に行けるスピードがあり、ハナに固執しないで力を発揮できる。デビュー戦から馬体が減り続けているのは不安材料だが、そのポテンシャルの高さは疑いようがない。

以下
△⑯アドマイヤビジン
△①ベルカント

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