高松宮記念2014予想

カタストロフィ
10期 予想歴17年

◎サクラゴスペル
  12着/17人気

○コパノリチャード1着/3人


 展開の前に、まず天気だが、気圧配置的にも名古屋は恐らくかなり雨が降ってくると思われる。多分今の中京だとかなり時計が掛かってくるんじゃないかなと。この辺はしっかり意識しておく必要が有りそう。


 展開はこの馬場なので各人意識が変わってくるかもしれないが、ハクサンムーンが小細工をするとは思えず、ハナを主張する。これを見ながらレディオブオペラがどう意識するかだが、これだけ馬場が悪くなる想定だと、もう逆に小細工せずに夏の函館みたいに行くだけ行った方がと考える可能性もある。これを見ながらコパノリチャードで、陣営も逃げ宣言しているとはいえ、ハクサンムーン相手に先手を取れるとはまず思っていないだろうから、前2頭のペースを引き上げて先頭列とのスペースを広げるためのブラフだろう。少し離れた2列目である程度のペースを作ってコントロールしに来るかな。馬場がこれなので中京と言えども結果的にハイペースにはなるだろう。3~4角の下り坂で各馬いつでも動ける装置が付いているし、基本的には消耗戦に強い馬を選びたい。それと、馬場が重くなることで基礎スピードも重い馬場での適性が問われてくる。この辺は昨年とは180度変わってくると見た方が良い。




◎サクラゴスペルはこの天気で予想をガラッと変えた形。この馬は1200mだと良馬場では基礎スピード面で苦しいので昨年のスプリンターズSのように追走してしまうと終い甘くなる。また昨年の宮記念のように軽い馬場でも楽なペースだと追走は楽だし直線要所で良い脚を使えるが、今度はトップスピードの持続力面で一線級には見劣ると言うタイプ。一方で一昨年のラピスラズリSの完勝や、オーシャンSでハイペースを2列目外から追走して捻じ伏せ、ダッシャーゴーゴーの追撃も退けた強い勝ち方ができてるように、少しソフトな馬場の方が良さが出やすい。序盤はそれほど速さを問われない方が良いので、雨は大歓迎。前走は前後半速い中弛み戦の東京新聞杯だがトップスピードが問われたところでは見劣ったがL1案外踏ん張っていた。ラップ推移的にも苦しい競馬で頑張っているし、状態に不安はないとみる。このメンツがある程度先行争いをしてくれれば内のスペースはそれなりにできる。理想を言えばコパノリチャードに内ポケットを確保させずにしっかりと抵抗することだが、3列目でも悪くはないだろう。昨年宮記念の内容だけ見ればハクサンムーンにはこの条件で楽に逆転できるはず。混戦のここで基礎スピード、タフな馬場適性を持っていて、近走良い条件を走れずここまで人気を落としているなら狙う以外の手はない。


〇コパノリチャードは前走がまぐれでない限り、パフォーマンスを見直す必要がある。前走の阪急杯では開催序盤でまだ時計が掛かる阪神1400、ハイペースを刻んでただ1頭千切って圧倒。前半3Fの通過を33.8とスプリント戦並のラップを刻んできて、これまで不安だと思っていた基礎スピード面を改善どころか、かなり高いパフォーマンスをしっかりと見せてきた。元々はスワンSのようにある程度のペースからトップスピードに乗せて出し抜く競馬で強かった馬だが、これならタフな馬場で追走しても苦しくなるというようなことはないだろう。ハナはまず無理だと思っているが、先頭列とある程度のスペースを作れそうな今回は2列目でもと言うところ。むしろライバルは内枠のサクラゴスペルで、これに対してしっかりと先手を主張できるか。不安定だが総合力の高さを見せている馬、距離短縮も前走から問題ない。阪神Cのパフォーマンスを取って素直に中心の1頭としたいが、今開催の阪神は内が極端に有利な印象でもあるので、その点が気がかりではあり、対抗まで。

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