産経大阪杯2014予想
優位は揺るがない

カピバラ
13期 予想歴4年

◎エピファネイア
  3着/1人気

○ショウナンマイティ5着/4人
△メイショウマンボ7着/3人


・傾向
コース形態から、前半緩みやすく3コーナーの下り坂でスパートがかかるコース。
4Fスパート戦が一応のデフォルトです。

・馬場
馬場はまだ分かりませんが、3月30日現在は荒れが目立ちます。
差しも決まるのでは。


・各馬評
人気になりそうな順に。

エピファネイア
底力・キレに優れる馬。言い換えれば、追走力・急加速力に優れた馬。
神戸新聞杯ではコーナーでの加速を経験し完勝。
ダービー・菊花賞からはスローでも好走可能であることを示しており、距離適性は広い。
直線が短くなり、コーナーに下り坂がある今回はキズナに対して優位に立てること確実で、好勝負になる。

キズナ
一気の加速力が求められるとパフォーマンスを落とすも、末脚の持続性・失速耐性に優れた馬。直線巧者
追走で平均的に脚を使わされた毎日杯が非常に高いパフォーマンスも、今回はそのときよりも直線が短くなり、コーナーでの加速が求められる。
また、スローペースなら一気の加速力が問われる可能性もあり、好条件とは言えない。
エピファネイアより下の評価が妥当。

メイショウマンボ
追走力・持続力に優れた馬。
エリザベス女王杯はラスト最速ラップの流れの中、外をスムーズに回したもので、評価微妙。
コーナーでの加速と追走力を見せているので、エピファネイアより少し下の評価が妥当か。

ショウナンマイティ

東京新聞杯
内外フラットな馬場。テン早く中盤緩い中弛み戦。
ショウナンマイティは最後方。4角では3・4頭分外。
緩急戦は得意では無いとはいえ、後方で緩急を受けなかった今回は好走しても良かったはず。

毎日王冠は緩急+外を回され6着。
テンから緩い展開が予想される大阪杯では前進が期待できるも、前走の敗因が分からないので、未知数有り。
メイショウマンボ以上に走ってもおかしくはないのだが。

カレンミロティック
馬場が綺麗なら、タイムトライアルのようなレース運びでパフォーマンスを上げても。
スローからの4Fスパートでは微妙なので、自分でどこまでペースを引き上げられるかが鍵。

タイムトライアルのようなペースをキズナも追走していれば、キズナの好走は確定。

ビートブラック
ブランクは長いが、2400m的な底力・先行力に優れた馬。
2000mのスローからのスパート戦なら、追走ペース的におそらくこなすので、外有利な馬場でなければチェック。


・(現時点での)予想

スローからの4Fスパート戦なら、
エピファネイア>メイショウマンボ>キズナ
ショウナンマイティが万全なら、メイショウマンボより上。
内有利な馬場バイアスが発生していれば、ここにビートブラックを加える。

タイムトライアル戦なら、
カレンミロティックが狙い目。単複推奨。
それをキズナが追走していれば、キズナの好走は確定。
皐月賞で見せた追走力を活かせば、エピファネイアも好走可能。
メイジョウマンボ・ショウナンマイティは前に上手く運ばれると、対応が後手に回るか。緩急の無いレース自体は得意だが。









・馬場
今日のレースを見た感じだと内外フラットな馬場。
内有利なバイアスは発生しなかった模様。
カレンミロティック、ビートブラックが好走するには、展開面・騎乗面で大きな助けが要りそうです。


・最終予想
内外フラットな馬場、スローからのスパート戦を想定。

◎エピファネイア
コーナーでの加速(神戸新聞杯)、スローからのキレ勝負(ラジオNIKKEI杯)、スピード・追走力(皐月賞)、などで広い資質を示しながら好走しており、対応の広さは相当。
超スローからのロングスパート勝負になると、漁夫の利を狙う他馬に先着を許す可能性がありますが、そのようなペースならキズナもパフォーマンスを落とすため、エピファネイアの優位は揺るぎません。

▲ショウナンマイティ
前走の敗因は不明、前々走は「緩急+外を回された」という言い訳はあるものの、パフォーマンスを落としていることは確かです。
しかし、「差しの決まる馬場+スローからの持続力勝負」なら無類の強さを発揮している(安田記念、過去2年の大阪杯など)ので、その条件が揃いそうな今回は相手候補まで評価を上げるのが妥当です。

▽メイショウマンボ
前走はラスト最速ラップの比較的楽な展開でした。
追走力・コーナーでの加速はクリアしていて、持続力も見せているので、妙味の無い相手として。

…キズナ
スローペースで一気の加速力が求められるとパフォーマンスを下げ、コーナーでの加速も微妙という直線巧者。
漁夫の利を狙っての好走はありそうですが、人気に見合う評価は不可能です。
「直線の長いコース+平均的に脚を使わされるペース」で狙いましょう。


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産経大阪杯2014回顧
福永下手、武豊上手い、という論調は好きでは無いのですが

カピバラ
13期 予想歴4年

次走狙い:エピファネイア


4番手以降は、超スローからのタフなロングスパート戦。

エピファネイアは末脚のキレだけでなく、追走力に良さが有るにもかかわらず、前半をこんなにも緩く走っていてはダメですね。
福永騎手の悪いところが出てしまいました。
菊花賞の先行策から、福永騎手に期待していたのですが、これでは残念ですね。
エピファネイアの大目標は次なので、ここでは体力温存したかったのかもしれませんが、それはファンにとって失礼です。

キズナの武豊は流石といった騎乗。
超スローからのタフなロングスパート(=向こう正面からのスパート)のおかげで、コーナーでの加速の要求度が下がったのは非常にラッキーでした。
武豊騎手の落ち着きと、キズナの個性がマッチして、無理の無いレース運びをすることが出来ました。

福永下手、武豊上手い、という論調はあまり好きでは無いのですが(騎手にはそれぞれ個性が有り、単純な評価を押し付けたく無いため)、今回はそれが当て嵌まってしまったようです。

キズナにとって春天は難しい舞台ですが、武豊騎手なら最善の騎乗が出来そうですね。


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