ダイヤモンドS2009予想
ダイヤモンドS スタミナの絶対値。

軍神マルス
08期 予想歴11年

◎スノークラッシャー
  3着/7人気

○エーシンダードマン6着/3人
▲フローテーション12着/1人
×モンテクリスエス
×ビービーファルコン


★傾向分析★
テン5F-中盤7F-上がり5Fにて考えています。

2004年 タイム 3'31"9 (良) 1FAve=12.46 5FAve=62.32
テン64.3-中盤87.0(5F換算62.14)-上がり60.6 『加速』
1着ナムラサンクス・・・サクラチトセオー×スルーザドラゴン=グレイソヴリン×ボールドルーラー 6-8
2着ミッキーベル・・・サクラローレル×ノーザンテースト=レッドゴッド×ノーザンテースト 11-11
3着タニノエタニティ・・・ラムタラ×カツラギエース=ニジンスキー×プリンスリーギフト 9-8

2005年 タイム 3'33"5 (良) 1FAve=12.56 5FAve=62.79
テン65.6-中盤86.3(5F換算61.64)-上がり61.6 『加速・一貫』
1着ウイングランツ・・・ダンスインザダーク×Alysheba=サンデーサイレンス×レイズアネイティヴ 9-6
2着ハイフレンドトライ・・・リアルシャダイ×Seattle Dancer=ロベルト×ニジンスキー 9-10
3着チャクラ・・・マヤノトップガン×Caerleon=ロベルト×ニジンスキー 12-13

2006年 タイム 3'30"3 (良) 1FAve=12.37 5FAve=61.85
テン61.6-中盤87.3(5F換算62.35)-上がり61.4 『一貫・中弛み』
1着マッキーマックス・・・ダンスインザダーク×ディクタス=サンデーサイレンス×ファイントップ 7-4
2着メジロトンキニーズ・・・ダンスインザダーク×モガミ=サンデーサイレンス×リファール 10-9
3着トウカイトリック・・・エルコンドルパサー×Silver Hawk=ミスプロ×ロベルト 7-10

2007年 タイム 3'30"6 (良) 1FAve=12.39 5FAve=61.94
テン61.3-中盤89.3(5F換算63.79)-上がり60.0 『加速・中弛み』
1着トウカイトリック・・・エルコンドルパサー×Silver Hawk=ミスプロ×ロベルト 9-7
2着エリモエクスパイア・・・スキャターザゴールド×コマンダーインチーフ=ミスプロ×リファール 3-3
3着アドバンテージ・・・エリシオ×Blushing Groom=ノーザンダンサー×レッドゴッド 2-2

2008年 タイム 3'33"6 (良) 1FAve=12.56 5FAve=62.82
テン62.7-中盤90.6(5F換算64.71)-上がり60.3 『加速・中弛み』
1着アドマイヤモナーク・・・ドリームウェル×トニービン=サドラーズウェルズ×グレイソヴリン 7-7
2着コンラッド・・・ダンスインザダーク×Nureyev=サンデーサイレンス×ヌレイエフ 14-12
3着レーザーズエッジ・・・グラスワンダー×アサティス=ロベルト×ノーザンダンサー 12-12

流れは①中盤弛んでのテンよりも上がりの速い『加速』型か、②中盤が平均ペースか締まったペースの『一貫』型の2パターンと考える。

面白いのは①と②で連対する馬の位置取りが違うこと。
①ならば中盤弛むことにより展開で前が恵まれ、前残り傾向になること(=07年)。
②ならば中盤から持続した流れとなり、差し・追込みが決まること(=04年、05年、06年、08年)。
比較的②の流れになりやすく、好走馬の多くが差しで好走している傾向が強い。

血統の傾向は、ダンスインザダーク産駒が強いこと(=05年1着ウイングライツ、06年1着マッキーマックス・2着メジロトンキニーズ、08年2着コンラッドなどが好走)。ダンスインザダークは母父がニジンスキー系。
ニジンスキー系も好相性で好走馬が多いです。またリファール系、ロベルト系、レッドゴッド系も相性が良く、欧州スタミナ型が非常に強い傾向にあると思います。これは東京芝3400mで行われることが原因と思います。東京芝コースは芝2400m以上は長距離のカテゴリーと思うのでスタミナが必要で、スタミナの絶対値が問われるものと考えます。

また傾向としては軽ハンデの条件戦上がりの馬が良く好走しています。長距離を走るためハンデは軽い方が良いということと考えます。

それから長距離重賞なので、もちろん内枠の方が有利。最短距離を行ければ行けるほど有利と考えます。

★予想★
◎スノークラッシャー・・・サッカーボーイ×リヴリア=ファイントップ×ネヴァーベンド
前走初咲賞1着(=中山芝2200m)。サッカーボーイ産駒で、サッカーボーイは菊花賞や天皇賞春好走馬を輩出したスタミナと息の長い末脚が特徴。母父リヴリアは持続するスピードに富む傾向にある。2200mまでの距離経験しかないので長距離は初挑戦となるが、重賞初挑戦の鮮度もここでは活きるはず。ステイヤーは格上げ挑戦で本領発揮することが多く、ステイヤーと期待して好走に期待する。またこのレースは条件戦からステップでハンデの軽い馬の好走が目立つので、その点にも期待する。

○エーシンダードマン・・・ダンスインザダーク×Woodman=サンデーサイレンス×ミスプロ
前走迎春S3着(=中山芝2500m:0.1秒差)。ダンスインザダーク産駒で、菊花賞馬を輩出したスタミナ型サンデーサイレンス系。ダンスインザダークはこのレースと相性が良く、中山コースのような小回りコースの長距離戦よりも東京や京都など広いコースの長距離戦が向くので、前走よりも今回の方が条件は合うはず。ダンスインザダーク産駒の今回の出走馬は本馬のみなので、好走に期待して狙い撃つ。

▲フローテーション・・・スペシャルウィーク×リアルシャダイ=サンデーサイレンス×ロベルト
前走有馬記念9着(=中山芝2500m:1.2秒差)。スペシャルウィーク産駒で、スペシャルウィークはダンスインザダークに似たスタミナ型サンデーサイレンス系。ダンスインザダークよりも中距離寄りの特性なのだが、本馬の母父はリアルシャダイでバリバリのステイヤー型。菊花賞2着→ステイヤーズS2着と長距離で能力を発揮し始めたことからスタミナは証明されていて、有馬記念は余力のある馬がよく走るレースなので前走敗退は疲れが原因なはず。敗退したことでストレスや疲れが軽くなったと考えて、今回の好走に期待する。

モンテクリスエスやビービーファルコンは、中山芝2500m適性が高いようなので、小回り適性はここでは適性が異なるので評価せず嫌ってみます。


tipmonaとは?

ダイヤモンドS2009回顧
ダイヤモンドS 長距離路線の注目馬。

軍神マルス
08期 予想歴11年

次走狙い:スノークラッシャー
次走狙い:モンテクリスエス


2009年 タイム 3'29"4 (良) 1FAve=12.32 5FAve=61.59

ラップ
①12.9-②11.4-③11.9-④12.8-⑤11.5-⑥11.8-⑦12.1-⑧13.0-⑨12.3-⑩11.9-⑪13.0-⑫13.5-⑬12.2-⑭12.0-⑮11.9-⑯11.9-⑰13.3
1FAveとの誤差
①+0.6 ②-0.9 ③-0.4 ④+0.5 ⑤-0.8 ⑥-0.5 ⑦-0.2 ⑧+0.7 ⑨±0 ⑩-0.4 ⑪+0.7 ⑫+1.2 ⑬-0.1 ⑭-0.3 ⑮-0.4 ⑯-0.4 ⑰+1.0
テン60.5-中盤87.6(5F換算62.57)-上がり61.3 『前傾・中弛み』

『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
『中弛み』・・・逃げ◎ 先行△ 差し× 追込○

1着モンテクリスエス・・・シンボリクリスエス×Last Tycoon=ロベルト×ノーザンダンサー 13-9
2着ブレーヴハート・・・サンデーサイレンス×Garde Royale=サンデーサイレンス×ネヴァーベンド 9-9
3着スノークラッシャー・・・サッカーボーイ×リヴリア=ファイントップ×ネヴァーベンド 9-8

今年は例年にないテン-上がりのラップ差から『前傾』と中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップで、『前傾』の影響かレコード決着に。長距離戦なので『中弛み』なのだが、『前傾』の影響で逃げ・先行が壊滅し、差しが上位独占した流れに。

1着モンテクリスエスは、前走迎春S2着(=中山芝2500m:0.0秒差)からの好走。シンボリクリスエス産駒で、シンボリクリスエスは3歳春はまだ成長途上で詰め甘だが古馬で本格化する晩成型の成長力がある。ロベルト系は叩き良化型で使って良くなる傾向もあり、その特性も活きていたと考える。母父Last Tycoonはセニョールグループで、地味に成長し連続好走する特性がある。なので前走中山芝2500mでの好走は評価すべきだったと反省します。中山芝2500mはスタミナが必要なコースではあるのですが、好走馬の多くが小回りコースを器用に立ち回るタイプでもあり、東京コースとは求められる適性は異なるのは正しいと思いますが、本馬についてはロベルト系の特性とセニョールグループの成長過程をよく考えるべきでした。次走も成長力は侮れず、期待したいと思います。

2着ブレーヴハートは、前走万葉S4着(=京都芝3000m:0.1秒差)からの激走。サンデーサイレンス産駒で、サンデーサイレンス直仔はもう高齢になりつつあるが面白い特性があり、その特性とは距離激変の路線変更で復活する傾向が高いこと。今まで中距離で活躍していたが成績が落ちた馬がスプリント路線で復活などは今までもあった事例。今回はその逆で距離延長で復活したタイプと考える。母父ネヴァーベンド系のGarde Royaleは東京コースの長距離に強いMill Reef系でスタミナ型。鮮度の高さを評価すべきでした。

3着スノークラッシャーは、前走初咲賞1着(=中山芝2200m)からの好走。長距離実績はなかったがサッカーボーイ産駒で、サッカーボーイは菊花賞馬を複数輩出したり春の天皇賞馬も輩出したステイヤー血統。重賞など格上げ挑戦に強く、ハンデが軽い時には要注意。中山コースはサッカーボーイ産駒には鬼門なのだが、前走は中山コースのスタミナの要る芝2200mで好走していることから本格化の兆しと考えて評価して好走してくれました。重賞初挑戦でしかもレコード決着で僅差3着(0.4秒差)なら、今後に期待して長距離路線で要注目と思います。


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