皐月賞2014予想
トライアル好走馬を中心視

のび犬
10期 予想歴11年

◎トゥザワールド
  2着/1人気

○ロサギガンティア10着/6人
▲ウインフルブルーム3着/8人
△クラリティシチー8着/10人
×イスラボニータ
×トーセンスターダム


大混戦ですね。
非常に難解ですが、こういうレースの予想はとても楽しいです。
他の方の予想を見るのも、いつも以上に面白いですし、参考になります。アプローチの仕方で印を打つ馬や馬券の買い方など個性が出ますよね。実際、印もバラバラですしw


◎トゥザワールド
○ロサギガンティア
▲ウインフルブルーム
△クラリティシチー
△アドマイヤデウス
△ワンアンドオンリー

皐月賞は馬場状態によって傾向がガラッと変わります。

高速馬場(13、09、04)ではマイルもこなせるスピードが要求され、道悪(12、10)では後々菊花賞や天皇賞(春)で通用する馬が好走しているようにスタミナが要求されます。

ただ、今年は馬場状態がどうなるかわかりませんね。

時計がかかると言われていた今年の中山でしたが、先週になってなかなか速い時計が出るようになりました。
このまま高速馬場になるのかなと思っていたら今日の雨……土、日は降らないようなので道悪にはならないでしょうが、パンパンの良馬場になるかどうかは不透明です。
土曜日は弥生賞よりは速いけれど先週よりはだいぶ時計が掛かっている印象。金曜日に降った雨の影響でしょうか?ここから更に乾いて速い馬場になっていくのかどうか……

そこで、馬場を決め打ちせずに、オーソドックスにデータで絞っていくことにしました。

①レース間隔が4~9週。
②4着以内かつ0.4差以内。
③前走1800m~2000m。

以上をクリアしているのは、

ワンアンドオンリー
イスラボニータ
クラリティシチー
アデイインザライフ
アドマイヤデウス
ロサギガンティア
バウンスシャッセ
アジアエクスプレス
トゥザワールド
ウインフルブルーム

全然絞れませんでした……

しかしながら有力馬の一頭であるトーセンスターダムが①で消えます。

ここでデータを追加。
④良馬場の皐月賞にトライアル以外のレースから出走した馬は3着が1回あるだけ。

このデータに関しては、そうなる理由が推測できます。
良馬場の皐月賞は3コーナーからレースが動いて、勝ち馬は4コーナーで先頭を捕えられる位置にいます。コーナーで加速できる器用さと、反応の良さが求められるわけです。小回り適性と言い換えることもできます。
中山や阪神内回りで好走して臨むのと、共同通信杯やきさらぎ賞から直行するのとでは「小回り適性・小回り経験」に大きな差があります。
さらにレース間隔が開けば勝負所での反応も鈍くなりがちです。

イスラボニータはハープスター以外には負けておらず底を見せていませんが、勝ったのは全て東京で、小回りの経験も右回りの経験もないというのは大いに不安なので、思い切って消します。

前のデータで消えたトーセンスターダムもこのデータに当てはまる上、京都でしか走っておらず、長距離輸送も初めてと不安材料が多いです。

トライアルをスキップした有力馬2頭を消して、トライアル好走馬から、勝負所での反応の良さを重視して印を打ちました。


本命はトゥザワールド。
弥生賞は速いペースを早めに動いて粘り込むという本番向きの内容でした。ノビノビ指数は92。
弥生賞の時よりも馬場が軽くなれば、同じ競馬をするだけでパフォーマンスは上がると思います。
兄のトゥザグローリーがGⅡ大将でしたが、中山は得意でした。兄の良い部分「だけ」を受け継いでくれていると良いのですが……

対抗はロサギガンティア。
スプリングSでは出遅れをロスのないレース運びでリカバリーしての完勝。ノビノビ指数は94。まだまだ底を見せていません。
フジキセキ産駒・藤沢厩舎・柴田騎手と牡馬クラシックに縁のない要素が盛り沢山ですが(失礼)、それだけに逆に応援したくなりますw
しかしながら、それが理由でノビノビ指数ではトゥザワールドを上回っているにも関わらず、本命にできませんでした。

単穴はウインフルブルーム。
逃げ馬不在のメンバーで、展開が向きそうです。
皐月賞は前走先行していた馬が好成績というデータもあります。
マイルをこなせるスピードがあり、前走は初めての2000mで早めに動いて粘っていたので、高速馬場になれば更に期待が持てます。
大外枠はプラスではないでしょうが、思い切った競馬ができる(というかせざるを得ない)というふうにポジティブに考えてみます。最後の枠入りになるのもスタートを考えればプラスになるかもしれません。
ちなみに若葉S2着のノビノビ指数は89。メンバー的に弥生賞、スプリングSに劣っていると思われがちな若葉Sですが、レースレベルが大きく劣っているわけではないと思います。

押さえはクラリティシチー。
前走は外を回して早めに動いての3着。ノビノビ指数は91。ロサギガンティアを捕えきれず、アジアエクスプレスに差されてしまいましたが、ロスの多い競馬だったので完全な力負けとは思いません。
なかなかスムーズなレースができていませんが、ここでロスのない競馬ができれば一気にパフォーマンスを上げてくる可能性もあると思います。
最近精彩を欠いている内田騎手ですが、皐月賞での成績は良く、ここで人馬ともにたまった鬱憤を晴らしてほしいですね。

ワンアンドオンリーとアジアエクスプレスは勝負所での反応が今一つで、コーナリングも上手いとは思えないので評価を下げました。
馬場がそれほど速くならなかった時を考えてワンアンドオンリーは押さえます。

アドマイヤデウスの若葉Sでのパフォーマンスはノビノビ指数は91と決して侮れません。コーナーはロスなく回っており、小回り実績も十分なのですが、馬場が速くなる可能性を考えて、先に動けるウインフルブルームを上位にとりました。皐月賞と相性の良い岩田騎手なので怖いのですが、押さえ評価に留めます。

アデイインザライフはちょっと負けすぎかと思います。

バウンスシャッセは未知数。ここまでは手が回りませんでした。


買い目

馬連17-1、3、6、11、18


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