マイラーズC2014予想
"開幕週の馬場を利して⑦アドマイヤドバイが押し切る"

ベストアン馬サダー
13期 予想歴22年

◎アドマイヤドバイ
  9着/7人気

○エキストラエンド3着/2人
▲オースミナイン5着/4人
△フィエロ2着/1人


今週は高速馬場が定着している東京・京都の開幕週。京都ではさっそく土曜の4R3歳未勝利戦(芝1400m)で、従来のレコードを0秒6更新するレコードタイムが出るなど、例年通りに時計が速い開催になりそう。西も東も先週までとは異質な競馬と考えた方が良さそうだ

本命に推すのは上昇一途の⑦アドマイヤドバイ。約2ヶ月ぶりになるが、<2020>と鉄砲実績は十分で、先週の坂路4F50秒0-12秒4は文句なしの一番時計。さらに今週も騎手より重い助手が乗って51秒台の好時計をマークしているように、デキは絶好と言える。スローペースになりにくいコースだが、確固たる逃げ馬不在で有力どころには差し馬が多数。それなら中盤でしっかり脚を溜められて、前が止まらない馬場を生かせるはず。持ち前の長く良い脚を使って重賞初制覇を飾る。

マイル路線に転向して素質が開花した⑫エキストラエンドが逆転候補。今回と同じ京都芝1600m(右外)戦だった京都金杯(GⅢ)の、差し切り勝ちも鮮やかだったが、雪の影響で再輸送を余儀なくされた東京新聞杯(GⅢ)でも、ハイレベルな面子を相手に僅差の2着。1600m戦はこの2戦のみで、相当な適性の高さをうかがえる。感触を確かめる程度の最終追い切りも、ラスト1Fは11秒6と反応抜群。ここでも好勝負に持ち込めるだろう。

次位は⑥オースミナイン。キャリア11戦で着外なしの堅実性があり、重賞初挑戦の京都金杯でもスムーズさを欠きながら2着と、ここにきて実力が伴ってきた印象がある。約4カ月半ぶりの実戦になるものの、意欲的に乗り込んでおり、もともと久々を苦にしないタイプ。昨秋の京都の走りからも高速馬場にも不安はない。

新星⑤フィエロはここが試金石の一戦。休み明けで昇級戦だった六甲S(OP)を、あっさり突破して3連勝。本質的には切れで勝負する馬のはずで、馬場が悪い中での圧勝劇は、能力があってこその芸当。数字面からは優に重賞レベルに達しており、あっさりがあっても驚けない。

以下
△④ワールドエース
△⑧エールブリーズ

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