フェブラリーS2009予想
フェブラリーS カネヒキリの秘密。

軍神マルス
08期 予想歴11年

◎カネヒキリ
  3着/1人気

○ヴァーミリアン6着/2人
▲フェラーリピサ5着/4人


★傾向分析★
2004年 タイム 1'36"8 (良) 1FAve=12.10 3FAve=36.30
テン35.8-中盤25.0(3F換算37.50)-上がり36.0 『前傾・中弛み』
1着アドマイヤドン・・・ティンバーカントリー×トニービン=ミスプロ×グレイソヴリン 7-7
2着サイレントディール・・・サンデーサイレンス×Nureyev=サンデーサイレンス×ヌレイエフ 7-7
3着スターリングローズ・・・アフリート×Danzig=ミスプロ×ダンチヒ 3-3

2005年 タイム 1'34"7 (不良) 1FAve=11.84 3FAve=35.51
テン34.2-中盤23.6(3F換算35.40)-上がり36.9 『前傾』
1着メイショウボーラー・・・タイキシャトル×Storm Cat=ヘイロー×ストームバード 1-1
2着シーキングザダイヤ・・・Storm Cat×Seeking the Gold=ストームバード×ミスプロ 3-4
3着ヒシアトラス・・・ティンバーカントリー×Alydar=ミスプロ×レイズアネイティヴ 5-5

2006年 タイム 1'34"9 (良) 1FAve=11.86 3FAve=35.59
テン33.9-中盤23.5(3F換算35.25)-上がり37.5 『前傾』
1着カネヒキリ・・・フジキセキ×Deputy Minister=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 10-8
2着シーキングザダイヤ・・・Storm Cat×Seeking the Gold=ストームバード×ミスプロ 4-3
3着ユートピア・・・フォーティナイナー×ノーザンテーストミスプロ×ノーザンテースト 3-3

2007年 タイム 1'34"8 (不良) 1FAve=11.85 3FAve=35.55
テン34.6-中盤24.3(3F換算36.45)-上がり35.9 『前傾・中弛み』
1着サンライズバッカス・・・ヘネシー×リアルシャダイ=ストームバード×ロベルト 10-10
2着ブルーコンコルド・・・フサイチコンコルド×ブライアンズタイム=ニジンスキー×ロベルト 12-12
3着ビックグラス・・・エルコンドルパサー×イブンベイ=ミスプロ×ネヴァーベンド 8-8

2008年 タイム 1'35"3 (良) 1FAve=11.91 3FAve=35.74
テン34.8-中盤24.3(3F換算36.45)-上がり36.2 『前傾・中弛み』
1着ヴァーミリアン・・・エルコンドルパサー×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 5-3
2着ブルーコンコルド・・・フサイチコンコルド×ブライアンズタイム=ニジンスキー×ロベルト 4-3
3着ワイルドワンダー・・・ブライアンズタイム×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 8-7

流れの基本はテンよりも上がりがかかる『前傾』。
『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
好走馬の多くが差し位置にて展開することが多く、逃げての好走が至難の業と思います。

血統の傾向は、ストームバード系やミスプロ系の好走が多いように思います。
また大系統ターントゥ系(サンデーサイレンス系・ロベルト系・ヘイロー系)×大系統ノーザンダンサー系も好走馬が多いように思います。

また好走馬の多くが芝重賞好走馬というのもポイントと思います(=ヴァーミリアン、シーキングザダイヤ、メイショウボーラー、アドマイヤドン、サイレントディール、アグネスデジタル、トゥザヴィクトリーなど)。芝マイルGⅠ実績ありの種牡馬は要注意。また芝長距離GⅠ好走血統も良く好走しています(=ヴァーミリアンの父エルコンドルパサー、ブルーコンコルドの母父ブライアンズタイム、サンライズバッカスの母父リアルシャダイ、アドマイヤドンの母父トニービンなど)。

また東京D1600mは東京D2100mとつながる傾向にあり、東京D1600m好走実績があれば最適(=06年カネヒキリ、05年・06年シーキングザダイヤ、04年アドマイヤドン、01年ウイングアローなど)ですが、スピードとスタミナが問われるコースということだと思います。

また前年の好走馬は着順を下げる傾向(=老馬の法則)も当てはまります。

★予想★
◎カネヒキリ・・・フジキセキ×Deputy Minister=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント
前走川崎記念1着(=川崎D2100m)。フジキセキ産駒は2歳~3歳で好走する早熟性と、低迷していた馬が古馬でさらに成長し好走するセカンドシーズンが存在する。母父Deputy Ministerのヴァイスリージェント系もセカンドステージが存在し、芝→ダートや短距離→中距離とステージを変えて好走する。父×母父ともにセカンドシーズン・ステージが存在することで、昨年秋の長期の休み明けからの快進撃(GⅠ3連勝)につながっていると考える。東京Dコースは(3-1-0-1)でコース実績は申し分なく、セカンドステージの勢いと鮮度の高さなら老馬の法則(=06年1着なので)も駆逐すると考えて不動の中心と考える。

○ヴァーミリアン・・・エルコンドルパサー×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス
前走東京大賞典2着(=大井D2000m:0.0秒差)。エルコンドルパサー産駒は、勢いに乗じて頂点まで駆け上がるのが得意で07年はその特性を活かして頂点に君臨していた。08年前半はまだその勢いを保てていたが、さすがに衰えを見せ始めカネヒキリ復活後は僅差のレースが続いている。といっても08年フェブラリーS1着馬だし、JCD3着(0.1秒差)や東京大賞典2着(0.0秒差)なので互角とみて良いのかもしれないが、今回のコースは東京D1600m。中距離以降で距離が延びればヴァーミリアンの逆転も可能と思うが、マイルではフジキセキとヴァイスリージェント系の得意条件なのでカネヒキリより適性は見劣りする。このステージでの逆転は難しいと考えるが、3着内好走の可能性は高いと考えて評価する。

▲フェラーリピサ・・・Touch Gold×Capote=ヴァイスリージェント×ボールドルーラー
前走根岸S1着(=東京D1400m)。Touch Gold産駒で、中距離を中心に短距離対応可能なスピードを有したヴァイスリージェント系。こちらもヴァイスリージェント系の特性を有していて、勢いと鮮度があるときはクラスの壁を気にせずに連続好走する。東京Dコースは(3-1-0-1)でコース適性は高く、GⅠ初挑戦の鮮度もあり重賞2連勝中で勢いもある。その特性を活かしての好走に期待する。


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フェブラリーS2009回顧
フェブラリーS 老馬の法則と世代交代の予感。

軍神マルス
08期 予想歴11年

次走狙い:エスポワールシチー
次走狙い:サクセスブロッケン
次走危険:ヴァーミリアン
次走危険:カネヒキリ


2009年 タイム 1'34"6 (やや重) 1FAve=11.83 3FAve=35.48

ラップ
①12.7-②10.5-③11.9-④11.9-⑤11.8-⑥11.3-⑦12.1-⑧12.4
1FAveとの誤差
①+0.9 ②-1.3 ③+0.1 ④+0.1 ⑤±0 ⑥-0.5 ⑦+0.3 ⑧+0.6
テン35.1-中盤23.7(3F換算35.55)-上がり35.8 『前傾・一貫』

『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
『一貫』・・・逃げ△ 先行○ 差し◎ 追込△

1着サクセスブロッケン・・・シンボリクリスエス×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 2-3
2着カジノドライブ・・・Mineshaft×Deputy Minister=ボールドルーラー×ヴァイスリージェント 2-2
3着カネヒキリ・・・フジキセキ×Deputy Minister=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 4-4
4着エスポワールシチー・・・ゴールドアリュール×ブライアンズタイム=サンデーサイレンス×ロベルト 1-1
5着フェラーリピサ・・・Touch Gold×Capote=ヴァイスリージェント×ボールドルーラー 4-4

今年はテン-上がりのラップ差から『前傾』と、テン-中盤-上がりの3Fと3FAveとのラップ差から『一貫』の流れの複合ラップと考える。展開としては逃げが厳しく、先行はやや不利、差し・追込有利な流れと考えるが、好走馬はすべて前にて展開した馬ばかり。人気馬ではヴァーミリアンがやや差し位置に展開していたが、それ以外の人気馬がすべて前にて展開し、お互いけん制しつつガチンコ勝負の結果レコード決着のレベルの高いレースになったものと考える。

1着サクセスブロッケンは、前走川崎記念3着(=川崎D2100m:0.7秒差)からの好走。同世代と戦っていたジャパンDダービーまではダートではパーフェクトな戦績だったが、古馬と秋から対戦するとカネヒキリやヴァーミリアンに完敗。格付けが済んだ馬と侮ってしまいましたが、ここで好走。シンボリクリスエス産駒は本格化前までは詰め甘だが、持久力とスピードの持続性能に優れていて厳しい流れでこそ本領発揮する。3歳春の段階では詰め甘だったと思うのだが、力の差で同世代を完封していたと考える。秋は成長していたのだと思うが、完成度では遠く古馬トップクラスには及ばないと思っていましたが、単に距離が長かったため及ばなかったと考える。事実JBC(=園田D1850m)ではヴァーミリアンに0.1秒差の2着に好走しているので。
また母父サンデーサイレンスは鮮度が高い時によく好走するのだが、中距離→マイルへと久々に距離とペースが変わったことで、ショックとなり好走につながったと考える。本馬は中距離も走れるが、マイル>中距離が本質と考える。

2着カジノドライブは、前走アレキサンドライトS1着(=中山D1800m)からの好走。前々走JCD6着(=東京D2100m:0.5秒差)だったが、海外GⅠ挑戦からの出走で本調子ではなかったことが敗因か?その後の前走で1600万下を圧勝したことから、重賞クラスの実力があったと反省する。また出走馬の中では他馬との対戦成績は少なく、その点で鮮度は高く好走しても不思議なかったと反省する。父はボールドルーラー系から持続型の流れに強く、母父は東京コースで芝・ダート問わずマイルで強いヴァイスリージェント系。血統は向いていたと今は思います。

3着カネヒキリは、前走川崎記念1着(=川崎D2100m)からのステップ。08年秋に長期休み明けから復活しJCD→東京大賞典→川崎記念とGⅠ3連勝。フジキセキ産駒で、フジキセキ産駒は2歳~3歳で好走する早熟性と、低迷していた馬が古馬でさらに成長し好走するセカンドシーズンが存在する。母父Deputy Ministerのヴァイスリージェント系もセカンドステージが存在し、芝→ダートや短距離→中距離とステージを変えて好走する。その特性を活かして快進撃と思ったので評価しましたが、惜しくも3着。フェブラリーSは老馬の法則が活きやすく、過去に連覇した馬はまだいませんし、好走したことのある馬が着順を下げる傾向にある。今回は内枠の不利もあったと思うが(=カネヒキリ以外すべて好走馬は外枠の2桁馬番で、このコースは基本的に内枠は不利になりやすい)、老馬の法則がやはり当てはまったと考える(=連続好走していた分のストレスもあったのかも)。

4着エスポワールシチーは、前走平安S2着(=京都D1800m:0.0秒差)からのステップ。前走は重賞初挑戦で2着し、勢いと鮮度が高い状態での出走。ゴールドアリュール産駒で、母父ブライアンズタイム。父×母父ともにフェブラリーSには縁のある血統(=父ゴールドアリュールは自身がフェブラリーS1着好走、母父ブライアンズタイムは産駒がフェブラリーS好走)。適性は向いていたと考える。
展開厳しい中での僅差の好走とまだ4歳から、今後の成長と活躍に期待したいと思います。

5着フェラーリピサは、前走根岸S1着(=東京D1400m)からのステップ。東京ダートコースは(3-1-0-1)で好走が多かったのだが、距離適性が1400mや1600mに良績のマイラー型。東京D1600mは東京D2100mにつながりやすく、スタミナが問われることも多い分足りなかったのでは?と反省する。血統的には2着カジノドライブと逆パターンのヴァイスリージェント系×ボールドルーラー系で向いていたと思うので、そのあたりがちょっと足りなかった要因では?と考える。

6着ヴァーミリアンは、08年1着になった時の勢いがなく、ピークが過ぎているのかもしれないと思います。中距離ならまだ力はあると思うのですが、スピードが必要なマイル戦では厳しくなってきているのだと思います。エルコンドルパサー産駒で、エルコンドルパサーはレコード決着にも強いキングマンボ系なので、今回のレコード決着には本来向いていたはず。老馬の法則に当てはまったものと思います。今後は割引が必要に思います。

今回1戦だけでは判断難しいと思いますが、ダートの世代交代は行われつつあるように思いました。カネヒキリ・ヴァーミリアン2強から、今後4歳世代の逆転が起こり始めるように感じました。


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