函館SS2014予想
ストレイトガールにとって秋のG1へ向けて負けられない一戦

予想屋マスター
12期 予想歴25年

◎未定 

○ストレイトガール11着/1人


今週のメインレースは、第21回函館スプリントステークスである。

第21回函館スプリントステークスは、G1レースにおいて連続で3着になっているストレイトガール(岩田康誠)が人気を集めそうな様子である。

そこで、競馬理論の競馬予想では、第21回函館スプリントステークスに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

ヴィクトリアマイル組からは、3着のストレイトガール及び11着のローブティサージュ(横山典弘)が第21回函館スプリントステークスに出走する。

ヴィクトリアマイルにおけるストレイトガールの3着という結果は、内枠でロスのない競馬をさせた岩田騎手の好騎乗によるものではあったが、直線で前が開かない不利な状況や不適切な距離を考慮すると、褒めていい内容であった。

すなわち、第21回函館スプリントステークスの競馬予想においては、スプリント戦では底を見せていないストレイトガールに本命級にあたる高い評価を与えて当然である。

その一方で、ローブティサージュのヴィクトリアマイルの11着という結果は、外目を回らされた結果ではあるが、大した見所がなかったことも事実である。

このことを考慮すると、第21回函館スプリントステークスの競馬予想においては、ローブティサージュが好走するためには内枠を引いて、好位のインを追走するなどといった展開による助けが必要であると判断している。

そして、韋駄天ステークス組からは1着のセイコーライコウ(柴田善臣)及び2着のフォーエバーマーク(村田一誠)、3着のアースソニック(田中博康)及び4着のデュアルスウォード(杉原誠人)が第21回函館スプリントステークスに出走する。

韋駄天ステークスにおけるセイコーライコウの勝利という結果は、1馬身以上の差を2着につけていたため、他の出走馬とはスピードの違いを見せつけた。

また、セイコーライコウは3年前の重賞レースで小差の競馬を繰り返した実績があったため、復調すれば重賞レースでも通用するスピードを秘めている。

つまり、第21回函館スプリントステークスの競馬予想においては、セイコーライコウにも相当の高い評価を与えるべきである。

一方で、韋駄天ステークスにおけるフォーエバーマークの2着という結果は、休み明けによる55.5キロの重ハンデを背負っていたため、セイコーライコウと着差ほどの能力差はないと考える。

つまり、第21回函館スプリントステークスの競馬予想においては、インが有利な馬場が続くのであれば、フォーエバーマークの逃げ粘りにも注意すべきである。

なお、フォーエバーマークは去年のキーンランドカップでストレイトガールを破っているが、この時は極端にインが有利な馬場状態に恵まれたため、基本的にはストレイトガールのほうが、実力は上であると判断している。

また、アースソニック及びデュアルスウォードは韋駄天ステークスでの見所のないレース内容を見る限りでは、第21回函館スプリントステークスの競馬予想において、高い評価は不要であると判断している。

そして、高松宮記念組からは7着のスマートオリオン(横山典弘)が第21回函館スプリントステークスに出走する。

スマートオリオン及びガルボの高松宮記念での敗戦は、極悪馬場で持ち味を発揮できなかったとみれば、度外視が可能である。

ただし、スマートオリオンのオーシャンステークスの勝利という結果は、内枠からの発走におけるロスのない競馬に恵まれたものであったため、過大評価は禁物である。

つまり、第21回函館スプリントステークスの競馬予想においては、スマートオリオンも無視はできないが、人気になるようであれば、スマートオリオンを押さえ程度の評価にとどめるのも一つの手であると判断している。

また、ガルボはスプリント戦でも先行力を生かせば能力的に通用すると判断している。

つまり、第21回函館スプリントステークスの競馬予想においては、ガルボが内枠を引いて好位のインを追走できるような展開であれば評価を上げるべきと判断している。

そして、オークス組からは12着のクリスマス(三浦皇成)が第21回函館スプリントステークスに出走する。

クリスマスのオークスの12着は、不向きな距離であったと判断しているため、度外視が可能である。

ちなみに、クリスマスは去年の函館2歳ステークスの覇者であり、函館のスプリント戦は得意な条件である。

このことから、第21回函館スプリントステークスの競馬予想においては、50キロの軽量をも考慮すると、クリスマスに注意を払って当然である。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第21回函館スプリントステークスに出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第21回函館スプリントステークスの最終的な予想を決断する。

競馬理論のファンの方は、第21回函館スプリントステークスの予想をお楽しみに。

以下のURLから2013年以前の函館スプリントステークスの関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/hakodatesprintstakes

函館スプリントステークスのコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

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函館SS2014回顧
ガルボが58キロを克服

予想屋マスター
12期 予想歴25年

次走狙い:ローブティサージュ


第21回函館スプリントステークスは、断然の1番人気に推されていたストレイトガール(岩田康誠)が11着に敗れたために、3連単で87万円の万馬券となり、波乱の決着となった。

その波乱の決着となった第21回函館スプリントステークスを制したのは8番人気のガルボであった。

競馬理論の競馬予想では、スプリント戦線よりもレベルが高い1400m~1600m戦線での成績やイン有利な馬場での内枠からの発走を考慮し、ガルボ(津村明秀)にも高い評価を与えていた。

レース中、ガルボは中団の馬群の中を追走して、直線でスムーズに外に持ちだされた後は、一気に差し切って、第21回函館スプリントステークスを制覇した。

第21回函館スプリントステークスにおけるガルボの勝利という結果は、唯一の58キロの斤量を背負ったため、立派ではあるが、ストレイトガールやスマートオリオンが内で包まれて競馬にならなかった状況に恵まれたとも判断できる。

つまり、第21回函館スプリントステークス以降の重賞戦線においては、7歳馬であっても衰えが見られないガルボにそれなりの高い評価を与えるべきである。

一方で、第21回函館スプリントステークスでは、6番人気のローブティサージュ(三浦皇成)が2着に追い込んだ。

ローブティサージュは、ガルボの直後を進み、4コーナーでは、ほぼ最後方の位置取りとなったが、直線で外に持ちだされると、あとは一気に差を詰め、2着に追い込んだ。

第21回函館スプリントステークスにおけるローブティサージュの2着という結果は、イン有利の馬場で終始外を回らされたと判断できる。しかし同時にスプリント適性の高さも示したが、有力馬の不利な状況に助けられたことも事実である。

すなわち、第21回函館スプリントステークス以降の競馬予想においては、低調なスプリント戦線で、差しが届く展開になるようであれば、ローブティサージュに注意が必要と判断すべきである。

また、第21回函館スプリントステークスでは、3歳牝馬のクリスマス(丸田恭介)が3着に追い込んだ。

クリスマスは最後方のインで脚をため、直線でも前が開くのを待っていた。前が開いた後は内から鋭い脚で強襲して、3着を確保した。

第21回函館スプリントステークスにおけるクリスマスの3着という結果は、3歳牝馬としては立派である。しかし、イン有利の馬場でロスのない競馬をしたと捉えることができるため、レース内容としては着順ほどの価値はないと判断できる。

つまり、今後の競馬予想においては、クリスマスに函館スプリントステークスの3着ほどの高い評価は不要である。

以上のように、第21回函館スプリントステークスは、ストレイトガールの不利な状況によって波乱の決着となった。

競馬理論のファンの方は、この第21回函館スプリントステークスの結果から分かるように、競馬には絶対がない事を忘れないで頂きたい。

また、第21回函館スプリントステークスは、古馬のスプリント戦線とは別路線組が上位を独占した結果から分かるように、古馬のスプリント戦線組のレベルが低いことも念頭に置いて頂きたい。

以下のURLから2013年以前の函館スプリントステークスの関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/hakodatesprintstakes

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