うずしおS2009予想
できれば積極策がベターだが

KUROSHIMA
08期 予想歴14年

◎リボンノキシ
  16着/7人気


 リボンノキシの主戦場はダート。それもローカルの短距離戦での高パフォーマンスが目立つ。福島ダート1150では1分7秒台の持ち時計があり、札幌函館のダート1000ではコンスタントの58秒を叩き出している。芝ダートの差はあれ、このスピード能力そのものはメンバー内でもむしろ上位ではないか。

 距離の1400と芝替りが懸念されるが、仲冬Sでは控えて差す競馬もマスターしており、決して一本調子のスピード馬とも言えず、芝は新潟1000直で対応済み。時計のかかるタフな不良馬場も他が苦にする分だけ、この馬にはむしろ歓迎材料になるかも。できればスタートからハナを主張して3番手以内に取り付き、道中少しでもタメを作れれば、この競走条件でも十分通用するはず。


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うずしおS2009回顧
デジャヴュ

KUROSHIMA
08期 予想歴14年

次走危険:マイネエスポワール


 単勝1倍台に支持された1番人気のエイシンパンサーは逃げたクイーンマルトクを追いかけ直線で失速。ただ、最後あの止まり方だと、仮に控えた競馬をしていたとしても、いずれにせよ人気に応えることは叶わなかっただろう。予想陣の方々の一部からも指摘があったように、時計がかかるのとは別に力の要るタフな馬場状態はこの馬には本質的に不向きなことは今回でハッキリした。私の◎リボンノキシは大差の殿負けだったが、スタート直後から走りそのものがおかしく、芝適性とか能力云々といったこと以前の結果でどうしようもなかった。

 サワヤカラスカルが直線で勢い良く抜け出してくるのを見て、この馬確か以前に似たようなレース条件で好走してたよな…と思い出したのが08年の君子蘭賞(阪神・芝1400)。当時は良馬場でも小雨が降るコンディション。馬場も適度に時計がかかる状況をサワヤカラスカルが直線で力強く差し切って優勝。自分はその日とある事情で中京競馬場でGⅠ観戦していたが、他場の競馬にも関わらず君子蘭賞は何故か印象に残っている。ちなみにそのレースの2着が、マイネエスポワール。要は君子蘭賞と今回は1着2着が全く同じ、しかも程度の差こそあれ時計のかかるコンディションという点でも共通していた。レース中に過去のレースを思い出したところで、何の役にも立たないのだが。

 件のマイネエスポワール、君子蘭賞以降も時計のかかる状況や上がりのかかる展開でソコソコ食い込んではくるが、持ち時計やスピード、もしくは瞬発力をある程度以上要求されると途端に善戦級になってしまう傾向も。今回は時計のかかる重馬場を始め、全てにおいて条件がこの馬に味方したが、次走も同じように恵まれるかどうかは疑問ありだ。


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