スプリンターズS2014予想
ハクサンムーンが悲願のG1制覇なるか?

予想屋マスター
12期 予想歴25年

◎未定 

○ストレイトガール2着/2人


今週のメインレースは、第48回スプリンターズステークスとなっている。

今回の第48回スプリンターズステークスは、例年開催されている中山競馬場とは異なり、新潟競馬場で行われるということもあって、混戦が予想されるレースとなっている。

そこで、競馬理論の競馬予想では、今回の第48回スプリンターズステークスに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析していく。

セントウルステークス組からは、1着のリトルゲルダ(丸田恭介)、2着のハクサンムーン(戸崎圭太)、5着のマヤノリュウジン(池添謙一)、6着のメイショウイザヨイ、8着のトーホウアマポーラ(幸英明)、14着のダッシャーゴーゴー(北村宏司)および15着のエーシントップ(武幸四郎)が第48回スプリンターズステークスに出走することになっている。

セントウルステークスにおけるリトルゲルダの勝利という結果は、開幕週の馬場状態において1枠からの発走で、ロスのないレース展開に恵まれたため、最終的に1馬身強の着差が示すほど圧倒的な内容とはいえない。

すなわち、今回の第48回スプリンターズステークスの競馬予想において、リトルゲルダが好走するためには内枠を引いて、かつ北九州記念およびセントウルステークスのようなロスのない競馬をする必要があるとみている。

一方で、セントウルステークスにおけるハクサンムーンの2着という結果は、逃げる自分の競馬ができなかったにもかかわらず、最終的に粘り込んでいたため、レース内容としては悪くないといえる。

つまり、今回の第48回スプリンターズステークスの競馬予想において、ハクサンムーンが楽に逃げを打てるレース展開になるようであれば、逃げ切りまであり得ると判断すべきである。

ただし、ハクサンムーンは、ここ最近スタートの調子が悪くなってきてもいるため、その出遅れも考慮して評価を与えるべきとみている。

また、セントウルステークスにおけるマヤノリュウジンの5着という結果は、開幕週の馬場状態で脚を余してしまったため、同情の余地があるとみている。

そのため、今回の第48回スプリンターズステークスの競馬予想においては、外の差しが届くレース展開になるならば、マヤノリュウジンが好走する可能性が高まると判断できる。

その一方で、メイショウイザヨイ、トーホウアマポーラ、ダッシャーゴーゴーおよびエーシントップは、セントウルステークスにおける見所のないレース内容を見る限りでは、今回の第48回スプリンターズステークスの競馬予想において高い評価は不要であるとみている。

そして、キーンランドカップ組からは、1着のローブティサージュ(秋山真一郎)、2着のレッドオーヴァル(田辺裕信)、3着のマジンプロスパー(小牧太)、8着のスノードラゴン(大野拓弥)および9着のサンカルロ(吉田豊)が第48回スプリンターズステークスに出走することになっている。

キーンランドカップにおけるローブティサージュの勝利という結果は、始終ロスのない競馬をさせた三浦皇成騎手の好騎乗によるものであると判断している。

よって、今回の第48回スプリンターズステークスの競馬予想において、スプリント戦でまだ底を見せていない点を評価しつつも、ローブティサージュには連下候補の評価が妥当であろうと判断している。

一方で、キーンランドカップにおけるレッドオーヴァルの2着という結果は、終始外を回らされたため、レース内容としては一番であったと判断している。

よって、今回の第48回スプリンターズステークスの競馬予想において、外の差しが届くレース展開になるならば、レッドオーヴァルに高い評価を与えるべきであろう。

一方で、キーンランドカップにおけるマジンプロスパーの3着という結果は、早め先頭で自ら勝ちに行く競馬をしたため、レース内容としては上位2頭と互角であるといえる。

つまり、今回の第48回スプリンターズステークスの競馬予想において、マジンプロスパーが能力を発揮する条件である外枠で、かつ包まれずに競馬ができるならば、好走することが可能と判断すべきであるとみている。

その一方で、スノードラゴンおよびサンカルロは、キーンランドカップでのレース内容を見る限りでは、今回の第48回スプリンターズステークスの競馬予想において、高い評価は不要であるとみている。

ただし、スノードラゴンは、高松宮記念において2着になった実績があるため、今回の第48回スプリンターズステークスの競馬予想において、叩き2走目で外の差しが届くレース展開になれば好走することが可能と判断すべきである。

そして、函館スプリントステークス組からは11着のストレイトガール(岩田康誠)が第48回スプリンターズステークスに出走することになっている。

函館スプリントステークスにおけるストレイトガールの11着という結果は、前が壁になり、そのせいで全く競馬にならなかったため、度外視が可能である。

なお、ストレイトガールは、函館スプリントステークスを除けばスプリント戦において馬券圏内を外してはおらず、スプリント戦線ではトップクラスの能力を持っていることに疑いの余地はないだろう。

すなわち、今回の第48回スプリンターズステークスの競馬予想においては、ストレイトガールに本命級の高い評価を与えて当然であるといえる。

そして、アイビスサマーダッシュ組からは、1着のセイコーライコウ(柴田善臣)が今回の第48回スプリンターズステークスに出走することになっている。

アイビスサマーダッシュにおけるセイコーライコウの勝利という結果は、着差以上に強いレース内容であった上に、サマースプリントシリーズチャンピオンであるリトルゲルダを破っている。

つまり、今回の第48回スプリンターズステークスの競馬予想において、セイコーライコウにも相応の高い評価を与えるべきである。

そして、京王杯スプリングカップ組からは7着のコパノリチャード(浜中俊)が第48回スプリンターズステークスに出走することになっている。

京王杯スプリングカップにおけるコパノリチャードの7着という結果は、不利を受けたとはいえ、先行馬有利のレース展開を考えると残念なレース内容であったといえる。

ただし、コパノリチャードは、極悪馬場に恵まれたとはいえども、高松宮記念を圧勝した実績がある。

そのことから、今回の48回スプリンターズステークスの競馬予想においては、春のスプリント王であるコパノリチャードにも押さえ程度の評価は必要である。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第48回スプリンターズステークスに出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などを加味して、第48回スプリンターズステークスの最終的な予想を決断する。

競馬理論のファンの方は、第48回スプリンターズステークスの予想をお楽しみに。

以下のURLから2014年以前のスプリンターズステークスの関連記事がご覧いただけます。

https://www.keibariron.com/database/sprintersstakes

スプリンターズステークスのコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

予想屋マスターTwitter https://twitter.com/yosoyamaster

予想屋マスター https://www.keibariron.com/


tipmonaとは?

スプリンターズS2014回顧
スノードラゴンが芝初勝利で悲願のG1制覇

予想屋マスター
12期 予想歴25年

次走狙い:レッドオーヴァル


今回の第48回スプリンターズステークスは、13番人気のスノードラゴン(大野拓弥)が勝利したため、波乱の決着となったレースだった。

競馬理論の競馬予想では、高松宮記念での2着という強いレース内容からスノードラゴンの能力を高く評価していたが、外差しの届く馬場状態になった時の有力候補という評価にとどめてしまった。

レース中、スノードラゴンは、中団よりやや後方の外目を追走して、3コーナー過ぎから徐々にポジションをあげた。

そして、スノードラゴンは直線になった際、馬場状態のいい大外に持ちだされると、一気に突き抜けて、今回の第48回スプリンターズステークスを制覇した。

第48回スプリンターズステークスにおけるスノードラゴンの勝利という結果は、雨の影響で外が伸びる馬場状態に恵まれたが、芝のスプリント戦においてトップクラスの能力を持っていることを改めて示したレースだった。

よって、今後のスプリント戦線の競馬予想においても、スノードラゴンに高い評価を与えて当然であるといえる。

ただし、スノードラゴンは、外を回らされた後の追い込み馬であるため、インが有利な馬場状態の時には脚を余す可能性が高まることも頭に入れておくべきである。

一方で、今回の第48回スプリンターズステークスでは2番人気に推されていたストレイトガール(岩田康誠)が2着に入ったレースだった。

ストレイトガールは、中団の馬群の中を追走して、直線でも馬群を割るように伸びていたが、それでも2着を確保するのが精一杯であった。

第48回スプリンターズステークスにおけるストレイトガールの2着という結果は、馬群で揉まれた上に直線でも進路を見つけるのに苦労していたが、レース内容としては、スノードラゴンと互角以上とみており、2着を確保したこと自体が立派であったといえる。

つまり、今後のスプリント戦線の競馬予想においては、パンパンの良馬場(芝の状態が良く、スピードが出そうな馬場状態のこと)であれば、ストレイトガールがスノードラゴンを逆転する可能性も高いと判断すべきである。

また、今回の第48回スプリンターズステークスでは5番人気のレッドオーヴァル(田辺裕信)が3着に入ったレースでもあった。

レッドオーヴァルは、近走と異なりスタートを決めると、好位の外目からレースを進めていた。

そして、レッドオーヴァルは、直線に向くと一旦は先頭に立ったものの、内からストレイトガール、外からスノードラゴンに差されてしまい、結果として3着止まりであった。

第48回スプリンターズステークスにおけるレッドオーヴァルの3着という結果は、好位を追走して自ら勝ちに行く競馬をした結果であったため、レース内容としては上位2頭と大きな差がなかったとみている。

そのため、今後のスプリント戦線の競馬予想においても、スプリント戦線を選んでから崩れが見られないレッドオーヴァルにも高い評価を与えて当然であるといえる。

以上のように、今回の第48回スプリンターズステークスは、スノードラゴンの勝利で幕を閉じたレースだった。

ただし、今回の第48回スプリンターズステークスは、11着までが0秒3差以内であったことからもわかるように、今のスプリント戦線はレース展開などによって、着順が大きく入れ替わる大混戦模様であるといえる。

競馬理論のファンの方は、混戦のスプリント戦線の穴予想をお楽しみに。

以下のURLから2014年以前のスプリンターズステークスの関連記事がご覧いただけます。

https://www.keibariron.com/database/sprintersstakes

スプリンターズステークスのコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

予想屋マスターTwitter https://twitter.com/yosoyamaster

予想屋マスター https://www.keibariron.com/


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >