菊花賞2014予想
湘南の秋

KUROSHIMA
08期 予想歴19年

◎ショウナンラグーン
  5着/6人気

○マイネルフロスト7着/13人
▲ワンアンドオンリー9着/1人
△トーホウジャッカル1着/3人


 淀の下り坂を味方にできればショウナンラグーンが面白い。ダービーは後方追走から直線では外目を追い込んで6着。ダービーの1着馬から5着馬までがほとんど馬場のやや内目と好位を通っていて、位置取りと進路のロスを考えれば6着でもレース内容は善戦以上だった。

 脚質面で思うようにポジションを取れないのがこの馬の難点だが、坂の下りで馬群が凝縮するような流れになれば、勝負どころで位置取りをある程度補整できる可能性はある。秋初戦は凡走も、今年セントライト記念が行われたのは差し追込馬にかなり不利な新潟芝2200。不向きなコース設定では敗戦もやむなし。

 マイネルフロストは毎日杯、ダービーともにイン差しを武器に味な競馬を展開してきた。今回も1枠を生かした立ち回りだろうが、引っかかる馬ではなく軽い馬場も理想なので、3000Mでも京都であればこなせる条件とみる。前走の舞台は良馬場でも使い込んで傷みの目立っていた新潟の芝。馬場替りで巻き返しを。

 神戸新聞杯では2着馬を差し返して勝利を飾ったワンアンドオンリー。ダービー馬の貫禄だったが、秋初戦から全力投球のレースになり、2着馬3着馬に大きな差を付けられなかった点が少し気がかり。今年はいわゆる夏の上がり馬が少なめで、相手関係そのものは恵まれている印象。隙があるとしたら京都の高速馬場への適性だろうか。

 トーホウジャッカルは神戸新聞杯の3着で評価急上昇だが、夏の500万勝ちや1000万特別連対からは、相手関係や勝ち時計には特に目立ったものがないように感じる。芝長距離で覚醒の可能性もあるが、前走以外ではデータ面で能力の裏付けが乏しいとも。同レース最大の上がり馬だが連下まで。


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