ファンタジーS2014予想
◆若駒戦予想@スカイポット<第十一期-30>

スカイポット
14期 予想歴17年

◎シゲルチャグチャグ
  13着/7人気

○レオパルディナ6着/2人
▲ダイワプロパー11着/4人
△ムーンエクスプレス5着/13人


 京王杯もそうだったが、狙っていた馬がことごとく外枠に入り、嫌いたいと思っていた馬が内枠に入った。こういう時は控えめにして流れを確認したい。

 ファンタジーSも1400mという性格上、難しい結果になることが多い。2005年にはニシノタカラヅカに割って入られ、その後はまともに予想をせず、回避することが多かったと思う。昨年のアドマイヤビジンなど、どうやっても自分には拾えない気がする。それでも、今年は昨年結果を出した予想過程によって切り込んでみようと思う。

 ファンタジーSの過去10年の3着以内馬30頭を分析し、以下の観点で予想を進めていく。

<上がり実績>
 ファンタジーSはスピード馬が有利という印象があり、上がりの速さは関係ないかと思ったが、30頭中27頭に上がり連対実績があった。また、残る3頭はマルモセーラ、ベルカント、アドマイヤビジンで、マルモセーラとベルカントは逃げて上がり3位だった。アドマイヤビジンは上がり4位で差しでの勝利経験しかない。例外扱いとしたい。
 今年のメンバーで満たせていない馬は、ダイワプロパー、クールホタルビ、ルアンジュ、オールオブユー。

<血統系統>
 30頭の父及び母父の系統を分類すると、SS系が11、ND系が19、MP系が11、PG系が4、ボールドルーラー系が3、レイズアネイティヴ系が2といった分類となる。京王杯と同様、SS系はあまり活躍していない。
 重要なのは、ND系、MP系、SS系、(MP系代替系統である)PG系であり、どれも持っていなかった馬は2頭のみ。

<距離変更>
 過去10年の3着以内馬30頭中、200m以上の距離短縮だった馬は9頭いる。この9頭のうちMP系(レイズアネイティヴ系を含む)又はPG系のいずれかを有していた馬は5頭いる(MP系又はPG系のない馬は全てND系を有していた)。今年のメンバーに短縮組はいない。
 一方、200m以上の距離延長で馬券に絡んだ馬も9頭。うち、ND系を有している馬が6頭。該当しない3頭はいずれもMP系又はPG系を有し、重賞連対経験があった。今年のメンバーで該当できない延長組の馬は、エフェクト、クールホタルビ、シンフォニア、オールオブユー。

<指数>
 1400mからの臨戦馬であれば、1400mでの指数評価が一定の機能をするが、このレースは信頼しすぎても良くない。
 今年のメンバーでは、ウインソワレ、ニューエディションは指数が低いので必要ないだろう。

<先行力>
 過去10年の3着以内馬30頭中、道中の位置取りを3番手以内で勝利した経験のある馬が22頭もいる。5番手以内にすると3頭、9番手以内にすると4頭追加される。二桁番手からの勝利経験しかない馬の馬券圏は、サウンドリアーナの1例しかない。また、5番手以内勝利経験のある25頭を除く5頭のうち4頭は、距離短縮だった。同距離または距離延長となるローテーションでは、後方からのレースで実績を積んできた馬に不利と言えそう。
 今年のメンバーでは、ダイワプロパー、ペルフィカにマイナス材料。

◎シゲルチャグチャグ(毎回人気がなく妙味を感じる)
○レオパルディナ(重賞連対、先行耐久型で上がり実績もある)
▲ダイワプロパー(前走は直線まで待って余裕の快勝、走法も良い)
△ムーンエクスプレス(距離延長は向くし、前走は余力あり)
△タガノヴェルリー(先行耐久型。ダノンとほぼ互角なら妙味あるか)
△ダノングラシアス(内枠でうまく乗られると流石に怖い)
注シンフォニア(すずらん賞は能力度外視レースで未知の魅力も血統が軽い)


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