エリザベス女王杯2014予想
エリザベス女王杯 オークス&秋華賞好走馬は堅軸。

軍神マルス
08期 予想歴16年

◎ヌーヴォレコルト
  2着/1人気

○ショウナンパンドラ6着/4人
▲メイショウマンボ12着/2人
△ラキシス1着/3人


★傾向分析★
2009年 タイム 2'13"6 (良) 1FAve=12.15 3FAve=36.44
テン36.0-中盤60.8(3F換算36.48)-上がり36.8 『前傾・一貫』
1着クィーンスプマンテ・・・ジャングルポケット×サクラユタカオー=グレイソヴリン×プリンスリーギフト 〔4-r〕 1-1
2着テイエムプリキュア・・・パラダイスクリーク×ステートリードン=ネヴァーベンド×ヌレイエフ 〔1-x〕 2-2
3着ブエナビスタ・・・スペシャルウィーク×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔16-c〕 9-3

2010年 タイム 2'12"5 (良) 1FAve=12.05 3FAve=36.14
テン36.2-中盤60.0(3F換算36.00)-上がり36.3 『一貫』
1着スノーフェアリー・・・Intikhab×Charnwood Forest=ロベルト×マッチェム 〔1-K〕 7-7
2着メイショウベルーガ・・・フレンチデピュティ×Sadler's Wells=ヴァイスリージェント×サドラーズウェルズ 〔3-d〕 9-10 
3着アパパネ・・・キングカメハメハ×Salt Lake=ミスプロ×ヴァイスリージェント 〔9-f〕 6-6

2011年 タイム 2’11”6 (良) 1FAve=11.96 3FAve=35.89
テン34.3-中盤60.2(3F換算36.12)-上がり37.1 『前傾』
1着スノーフェアリー・・・Intikhab×Charnwood Forest=マッチェム×ダンチヒ 〔1-k〕 11-10
2着アヴェンチュラ・・・ジャングルポケット×サンデーサイレンス=グレイソヴリン×サンデーサイレンス 〔1-p〕 5-4
3着アパパネ・・・キングカメハメハ×Salt Lake=キングマンボ×ヴァイスリージェント 〔9-f〕 3-3

2012年 タイム 2’16”3 (重) 1FAve=12.39 3FAve=37.17
テン37.2-中盤62.7(3F換算37.62)-上がり36.4 『加速』
1着レインボーダリア・・・ブライアンズタイム×ノーザンテースト=ロベルト×ノーザンテースト 〔8-h〕 11-9
2着ヴィルシーナ・・・ディープインパクト×Machiavellian=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔12-c〕 4-4
3着ピクシープリンセス・・・ディープインパクト×Kingmambo=サンデーサイレンス×キングマンボ 〔4-m〕 16-16

2013年 タイム 2’16”6 (重) 1FAve=12.42 3FAve=37.26
テン36.7-中盤65.4(3F換算39.24)-上がり34.5 『加速・中弛み』
1着メイショウマンボ・・・スズカマンボ×グラスワンダー=サンデーサイレンス×ロベルト 〔9-c〕 8-7
2着ラキシス・・・ディープインパクト×Storm Cat=サンデーサイレンス×ストームバード 〔16-h〕 3-2
3着アロマティコ・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔19〕 11-9

 まず流れが『前傾』になろうとも『加速』や『中弛み』となっても、血統の傾向は欧州型のスタミナ型の持続血統(=ノーザンダンサー系やロベルト系)がよく好走している点。ダンシングブレーヴ系(=リファール系)、ニジンスキー系、ダンチヒ系の父系を持つ馬が好走していることから、スタミナ型が有利な流れがあると考えます。
 サンデーサイレンス系の好走も多いですが、母父はトニービン、ヌレイエフ、ロベルト、サドラーズウェルズなど欧州型のスタミナ血統の血を持つ馬でした。

 またどちらかというと桜花賞に必要なスピードではなく、オークスに必要なスタミナが適性に向くと考えます。
00年以降の好走馬は桜花賞好走馬もいますが、オークスを好走した馬がエリザベス女王杯では多いと感じます(=01年1着トゥザヴィクトリー・2着ローズバド、02年3着レディパステル、03年2着スティルインラブ、05年1着→06年2着→07年3着スイープトウショウ、06年1着→07年2着フサイチパンドラ、06年3着ディアデラノビア、06年1着降着→08年2着カワカミプリンセス、08年3着ベッラレイア、09年3着ブエナビスタ、10年3着→11年3着アパパネ、12年2着ヴィルシーナ、13年1着メイショウマンボなど)。このことからもスタミナ適性が必要といえると思います。

 牝系の傾向は、No. 〔1〕〔3〕〔4〕〔8〕の牝系が好走馬多し。

 ステップからの傾向は、秋華賞組と府中牝馬S組に好走馬が多いです。
 秋華賞組からは、秋華賞とオークスのどちらも好走しているタイプがよく好走(=ローズバド、アドマイヤグルーヴ、スティルインラブ、フサイチパンドラ、カワカミプリンセス、ブエナビスタ、アパパネ、ホエールキャプチャ、ヴィルシーナ、メイショウマンボなど)。
 府中牝馬Sは3着内好走馬。1800mの非根幹距離という点でエリザベス女王杯の2200mにつながる流れがあると考えます。そこで好走できるということは調子が良いということと思うので。

 また好走馬は翌年も好走が多く、適性重視のレースと思います。
98年→99年連覇メジロドーベル、99年→00年連続2着フサイチエアデール、03年→04年連覇→05年3着アドマイヤグルーヴ、04年→05年連続2着オースミハルカ、05年1着→06年2着→07年3着スイープトウショウ、06年1着→07年2着フサイチパンドラ、06年1着降着→08年2着カワカミプリンセス、10年→11年連覇スノーフェアリー、10年→11年連続3着アパパネなど。
 牝馬限定GⅠでトップクラスの馬の力関係が変わらないという点とコース適性という点から、翌年も好走する原因ではと考えます。
ですが、やっぱり老馬の法則に通じるものがあり、3歳で好走した馬は4歳でも好走できる(=成長から考えても充実期と思うので)けど、4歳以降で好走した馬は血統から考えて高齢でも力が落ちないタイプ(=オースミハルカの父はカーリアン系で高齢でも侮れない)でないと5歳以降での好走は難しいのではと考えます(=アドマイヤグルーヴ、スイープトウショウはパフォーマンス落ちたので)。

★予想★
エリザベス女王杯のポイントは、
①流れは様々だが、好走する馬はスタミナを活かした競馬が得意なタイプが多い。基本は先行馬、差し・追込は割引が必要。
②欧州型血統のスタミナがポイント。ノーザンダンサー系(=ニジンスキー系、サドラーズウェルズ系、リファール系など)が好走しやすい。
③No.〔1〕〔4〕〔8〕〔9〕〔16〕が好走の多い牝系。
④3歳馬は、オークスと秋華賞をどちらも好走したような馬が適性高く、軸には向いていて好走が多い。古馬との初対戦の鮮度も活かせるため、該当馬は迷わず軸にすべし。
⑤府中牝馬S組は、好走馬が好走しやすい(=0.5秒差以内なら好走可能)。
⑥「老馬の法則」は活きやすい。前年好走馬は着順を下げやすいが、リピーターに注目(=前年度好走馬がいないときには4・5着馬にも注意)。

◎ヌーヴォレコルト・・・ハーツクライ×スピニングワールド=サンデーサイレンス×ヌレイエフ 〔3-d〕
 前走秋華賞2着(=京都芝2000m:0.0秒差)。京都芝コースは(0-1-0-0)、芝2200m戦は初。3歳牝馬クラシックでは、桜花賞3着(=阪神芝1600m:0.1秒差)→オークス1着(=東京芝2400m)→秋華賞2着と、エリザベス女王杯で好走が多いオークスと秋華賞をどちらも好走した馬で、古馬との対戦は初にて鮮度も活かせる臨戦過程。好走必至と考えて堅軸と考えて評価する。
 ハーツクライ産駒はサンデーサイレンス系で、ハーツクライ自身はサンデーサイレンス×トニービン配合。母父トニービンの不器用さをやや受け継ぐタイプが多く、一瞬でエンジンがかかり加速できる器用さはないが、助走をつけて末脚が全開になりギアが入れば長く良い脚を繰り出す。馬群の外をのびのび走れるコース向き。サンデーサイレンス系としては、ダンスインザダーク産駒に近く、点火しづらい弱点を持ちつつ、嵌れば大仕事という“難儀なステイヤー血統”。ペースが締まるGⅠほど、大駆けが期待できる。また距離が延びて成績が良くなる馬も多く、本質は中距離~クラシックが能力を活かしやすい。牡馬は芝1800m~2600m、牝馬は芝1400m~2000mを中心に走る。後方一気型は展開に左右され、直線だけの勝負や、内しか伸びない馬場は不発多数。スローが苦手なわけではなく、前半じっくり追走して、助走付きのロングスパートが出来れば好走可能。長い直線+剛腕騎手はプラス条件になる。母父スピニングワールドはヌレイエフ系で、時計のかかる馬場でハイペース必至なら狙って損のない大穴血統。近走の着順より馬場と展開を重視したい。適距離は、短距離~マイルで、芝・ダートとも道悪巧者。
 No.〔3〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。直線の長いコースでの末脚勝負にも強く、東京や京都芝コースでの好走も多い。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。

○ショウナンパンドラ・・・ディープインパクト×フレンチデピュティ=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔1-t〕
 前走秋華賞1着(=京都芝2000m)。京都芝コースは(2-1-0-0)、芝2200m戦は初。夏以降に力をつけて、前走秋華賞1着とGⅠ好走を果たした上がり馬。今回叩き4戦目となるので、余力があるか?がポイントになると思うが、No.〔1〕の牝系で今が成長のピークと思うのと、古馬GⅠ挑戦の鮮度とと前走の勢いを持って臨めることがプラス要因と考えて、好走に期待して評価する。芝2000mまでの距離経験しかない点で、延長がプラスか?という点が未知数の分、評価は下げましたが対抗として評価します。
 ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。本馬は馬体重510kg台と大型馬で、後者のタイプ。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父フレンチデピュティはヴァイスリージェント系で、セカンドステージが存在する芝・ダート兼用タイプ。鮮度や勢いが好走に重要なポイントで、好走中なら馬体重がポイントになる。使い詰めると馬体重が減りやすい傾向があり、パフォーマンスが低下する。距離の守備範囲は広いが、牡馬は1600m以上、牝馬は1600m以下の勝ち鞍が中心。芝・ダート兼用型のため、“時計のかかる芝”や“時計の速いダート”が得意で、芝もダートも重馬場を得意。
 No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分枝記号tは、京都や中京などスパイラルカーブのあるコースで本領を発揮する。一瞬の脚があるので中山も得意。

▲メイショウマンボ・・・スズカマンボ×グラスワンダー=サンデーサイレンス×ロベルト 〔9-c〕
 前走京都大賞典10着(=京都芝2400m:1.2秒差)。京都芝コースは(4-1-0-1)、芝2200m戦は(1-0-0-1)。前走は約3か月半の休み明けで京都大賞典10着と凡走している馬だが、休み明けは(0-0-0-3)と叩き良化型の馬で、叩き2戦目は(1-1-0-0)と崩れずに好走している。また前走は牡馬相手だったが、牡馬相手では惨敗も多いのだが、牝馬限定戦ではあっさり反撃して好走が多い馬でもあり、今回はその叩き良化型の特性と牝馬限定戦ということでのプラス要因に期待できると考えて好走に期待する。また13年エリザベス女王杯1着馬でもあり、リピーターとしての好走にも期待する。
 スズカマンボ産駒はサンデーサイレンス系で、ピリッと切れる脚がなくズブさを感じさせる晩成ステイヤー血統。勝ち身に遅いが、叩き良化型で、強敵相手に善戦する特性を秘めていると考える。ダンスインザダーク産駒に似た適性を秘めていると考え、この点でローズSに向く血統と期待したい。母父グラスワンダーはロベルト系で、グラスワンダーの母父ダンチヒの特性も活かしやすい「ダンチヒ型」と父系そのままの「ロベルト型」とがいる。得意距離や得意コースがピンポイントで存在し、守備範囲がはっきりしている。スピードの豊かなタイプが「ダンチヒ型」で、ハイペースの二枚腰が持ち味で、時計勝負を苦にせず内枠や小回りの成績が良い。「ロベルト型」は、叩き良化型で根幹距離の厳しい流れが向き、不器用だが底力を問われたりスタミナのいる展開でこそのタイプ。能力が開花する中長距離に向き、成長力に富み、若い時期はジリ脚で詰めの甘かった馬が、切れ味を身に付けて上昇する。
 No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。

△ラキシス・・・ディープインパクト×Storm Cat=サンデーサイレンス×ストームバード 〔16-h〕
 前走オールカマー2着(=新潟芝2200m:0.1秒差)。京都芝コースは(1-1-0-1)、芝2200m戦は(2-2-0-2)。13年エリザベス女王杯2着馬で、芝2200mでの好走が多い馬でもあり、リピーターとしての好走に期待する。今回最内枠だが、先行できる脚質から距離ロスを抑えて回ってこれる展開利があると考えて、好走に期待して評価する。前走で牡馬相手にも好走しているし、能力的にも期待する。
 ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。母父Storm Catはストームバード系で、斬れよりも全体のスピードに優れ、ハイペースに強いが、揉まれる競馬は苦手。大一番よりも前哨戦が向くタイプ。またストームバード系の特性として、勝負強さや底力には欠ける点と勢いがなくなるとスランプに陥る点には注意が必要。
 No.〔16〕の牝系は、早い時期から走るのだが3歳春以降に成長を始め、距離が延びて本領発揮が多いステイヤー特性を持つ牝系。叩き良化型も多い。分枝記号hは、揉まれ弱く、基本的には広いコースがベスト。小回りコースの場合は外枠か先行策が必須。


tipmonaとは?

エリザベス女王杯2014回顧
エリザベス女王杯 「老馬の法則」から適性重視の重賞。

軍神マルス
08期 予想歴16年

次走狙い:ラキシス
次走狙い:ヌーヴォレコルト


2014年 タイム 2’12”3 (良) 1FAve=12.03 3FAve=36.08

ラップ
①12.2-②10.8-③12.4-④12.7-⑤12.2-⑥12.8-⑦12.9-⑧12.2-⑨11.5-⑩11.3-⑪11.3
1FAveとの誤差
①+0.2 ②-1.2 ③+0.4 ④+0.7 ⑤+0.2 ⑥+0.8 ⑦+0.9 ⑧+0.2 ⑨-0.5 ⑩-0.7 ⑪-0.7
テン35.4-中盤62.8(3F換算37.68)-上がり34.1 『加速・中弛み』

『加速』・・・逃げ◎ 先行○ 差し△ 追込×
『中弛み』・・・逃げ◎ 先行△ 差し× 追込○

1着ラキシス・・・ディープインパクト×Storm Cat=サンデーサイレンス×ストームバード 〔16-h〕 7-7
2着ヌーヴォレコルト・・・ハーツクライ×スピニングワールド=サンデーサイレンス×ヌレイエフ 〔3-d〕 4-3
3着ディアデラマドレ・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔2-u〕 12-12
4着フーラブライド・・・ゴールドアリュール×メジロマックイーン=サンデーサイレンス×マイバブー 〔22〕 10-10
5着キャトルフィーユ・・・ディープインパクト×Tejano Run=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔12-d〕 5-5

流れは、テン-上がりのラップ差から『加速』と中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。展開的には、逃げが最も恵まれ、次いで先行、差し・追込には厳しい流れと考える。

1着ラキシスは、前走オールカマー2着(=新潟芝2200m:0.1秒差)からの好走。京都芝コースは(1-1-0-1)、芝2200m戦は(2-2-0-2)でした。13年エリザベス女王杯2着馬で、芝2200mでの好走が多い馬でもあり、リピーターとしての好走に期待し、結果1着好走。今回最内枠だったが、先行できる脚質から距離ロスを抑えて回ってこれる展開利があると考えて、好走に期待して評価し、また前走で牡馬相手にも好走していた点からも、侮ってはいけない馬だったと考える。また今回リピーターとして好走したが、やはり3歳時に好走した馬なら着順は前年よりも上げることは可能なようで、「老馬の法則」では古馬なら前年度の着順を上回るのは難しいが、3歳時に好走した馬なら4歳時は前年よりも着順を上げることは可能と注意したい。特にリピーターの好走が多い重賞ならこのポイントは重要と考えます。牝馬同士なら、まだまだ好走可能な馬と思うので、来年の活躍にも期待します。
 ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。母父Storm Catはストームバード系で、斬れよりも全体のスピードに優れ、ハイペースに強いが、揉まれる競馬は苦手。大一番よりも前哨戦が向くタイプ。またストームバード系の特性として、勝負強さや底力には欠ける点と勢いがなくなるとスランプに陥る点には注意が必要。
 No.〔16〕の牝系は、早い時期から走るのだが3歳春以降に成長を始め、距離が延びて本領発揮が多いステイヤー特性を持つ牝系。叩き良化型も多い。分枝記号hは、揉まれ弱く、基本的には広いコースがベスト。小回りコースの場合は外枠か先行策が必須。

2着ヌーヴォレコルトは、前走秋華賞2着(=京都芝2000m:0.0秒差)からの好走。京都芝コースは(0-1-0-0)、芝2200m戦は初でした。3歳牝馬クラシックでは、桜花賞3着(=阪神芝1600m:0.1秒差)→オークス1着(=東京芝2400m)→秋華賞2着と、エリザベス女王杯で好走が多いオークスと秋華賞をどちらも好走した馬で、古馬との対戦は初にて鮮度も活かせる臨戦過程。好走必至と考えて堅軸と考えて評価し、結果2着好走。やはりオークスと秋華賞をどちらも好走した馬は、エリザベス女王杯では崩れにくく、信頼性の高い馬と再確認。来年もこのような戦績の馬が出走する場合は、軸として信頼したい。また今後の成長がまだまだ期待できる馬にて、今後も追いかけていきたい馬と期待する。トニービン系の特性を秘めた馬にて、東京芝コースなら能力値プラスαが見込める馬と思うが、京都芝コースや阪神芝コースでは、やや突き抜けにくい馬なのかもと考える。
 ハーツクライ産駒はサンデーサイレンス系で、ハーツクライ自身はサンデーサイレンス×トニービン配合。母父トニービンの不器用さをやや受け継ぐタイプが多く、一瞬でエンジンがかかり加速できる器用さはないが、助走をつけて末脚が全開になりギアが入れば長く良い脚を繰り出す。馬群の外をのびのび走れるコース向き。サンデーサイレンス系としては、ダンスインザダーク産駒に近く、点火しづらい弱点を持ちつつ、嵌れば大仕事という“難儀なステイヤー血統”。ペースが締まるGⅠほど、大駆けが期待できる。また距離が延びて成績が良くなる馬も多く、本質は中距離~クラシックが能力を活かしやすい。牡馬は芝1800m~2600m、牝馬は芝1400m~2000mを中心に走る。後方一気型は展開に左右され、直線だけの勝負や、内しか伸びない馬場は不発多数。スローが苦手なわけではなく、前半じっくり追走して、助走付きのロングスパートが出来れば好走可能。長い直線+剛腕騎手はプラス条件になる。母父スピニングワールドはヌレイエフ系で、時計のかかる馬場でハイペース必至なら狙って損のない大穴血統。近走の着順より馬場と展開を重視したい。適距離は、短距離~マイルで、芝・ダートとも道悪巧者。
 No.〔3〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。直線の長いコースでの末脚勝負にも強く、東京や京都芝コースでの好走も多い。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。

3着ディアデラマドレは、前走府中牝馬S1着(=東京芝1800m)からの好走。京都芝コースは(1-1-0-1)、芝2200m戦は(0-0-0-1)でした。府中牝馬Sからのステップ馬は、0.5秒差以内に好走していた馬が好走することが多く、前走1着好走していたことからも侮ってはいけない馬だったと反省する。また母ディアデラノビアも、06年エリザベス女王杯3着好走馬でもあり、血統的にも注意が必要な馬だったと考える。牝馬限定戦では、重賞好走もしている馬にて、今後も『加速・中弛み』の流れでは注意したい馬と考える(=中盤が締まる流れだと凡走するが、『中弛み』の時は好走が多い)。
 キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要だが、ダービーの時期からは実が入り、成長力も豊富。また馬場悪化時にも好走が多く、これはキングマンボ系特有の道悪の上手さに起因するものと考える。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。瞬発力を武器に上がり特化のレースで強く、勢いのあるときには重賞挑戦はプラス要因。
 No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号uは、時計の掛かる馬場でのみ力を発揮することが多く、また早熟傾向。

4着フーラブライドは、前走京都大賞典7着(=京都芝2400m:0.8秒差)からの10番人気での好走。京都芝コースは(1-0-1-1)、芝2200m戦は初でした。13年愛知杯1着(=中京芝2000m)や14年中山牝馬S1着(=中山芝1800m)や14年マーメイドS3着(=阪神芝2000m:0.3秒差)と重賞好走もしていた馬で、能力的には侮ってはいけない馬だったと反省する。また内枠時に重賞好走することも多い馬のようで、今回馬番2番というのも好走した要因だったと考える。どちらかというと直線の長いコースよりも短いコース向きの馬だが、まだまだ今後も牝馬重賞では上位好走は可能な馬と思うので、今後も注意したいと思います。
ゴールドアリュール産駒はサンデーサイレンス系で、芝なみのハイペースで飛ばしてもバテず、スピード化の進むダートに向く“芝も走れるダート血統”。ダートで人気の場合の信頼性も高く、軸馬としても安定している。どちらかといえば叩き良化型で、淀みないペースに向き、パワーとスタミナに富む。弱点は小刻みなギアチェンジが苦手なこと。母父メジロマックイーンは晩成型の成長力があり、古馬で本格化するステイヤー血統だが、2歳~3歳時にも第1次の成長段階がある。叩き良化型で、中長距離での好走が多い。古馬での成長能力にも期待できる。
 No.〔22〕の牝系は、高速決着に強いスピードに優れた牝系。分枝記号なしは、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプと考える。

5着キャトルフィーユは、前走府中牝馬S4着(=東京芝1800m:0.3秒差)からの好走。京都芝コースは(1-0-1-5)、芝2200m戦は初でした。府中牝馬S0.5秒差以内の上位好走馬でしたが、前走4着ということを考えると前走1着ディアデラマドレの方がやはり上位に好走したことが、府中牝馬Sからのステップ馬では重要なのだと考える。府中牝馬Sからのステップ馬は、上位好走馬を素直に評価(=0.5秒差以内)すべしと反省する。本馬も直線の長いコースよりも小回りコース向きの馬にて、今後もコース別に評価は上げ下げしたいと思います。 ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと
点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。母父Tejano Runはグレイソヴリン系で、気性が前向きでスピードの持続性能に優れている。
 No.〔12〕の牝系は、早い時期から走る馬もいるが、3歳秋から古馬にかけて本格化する馬が多い牝系。また高齢でも衰えが少なくタフな展開に強いのが特徴。分枝記号なしは、晩成型の傾向と産駒ごとに得手不得手があるのだが平均的に能力を発揮する特性がある。

エリザベス女王杯のポイントは、
①流れは様々だが、好走する馬はスタミナを活かした競馬が得意なタイプが多い。基本は先行馬、差し・追込は割引が必要。
②欧州型血統のスタミナがポイント。ノーザンダンサー系(=ニジンスキー系、サドラーズウェルズ系、リファール系など)が好走しやすい。
③No.〔1〕〔4〕〔8〕〔9〕〔16〕が好走の多い牝系。
④3歳馬は、オークスと秋華賞をどちらも好走したような馬が適性高く、軸には向いていて好走が多い。古馬との初対戦の鮮度も活かせるため、該当馬は迷わず軸にすべし。
⑤府中牝馬S組は、好走馬が好走しやすい(=0.5秒差以内なら好走可能)。上位好走馬は素直に評価すべし。
⑥「老馬の法則」は活きやすい。前年好走馬は着順を下げやすいが、リピーターに注目(=前年度好走馬がいないときには4・5着馬にも注意)。3歳時に好走した馬なら、前年よりも着順を上げる可能性あり。


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