ジャパンカップ2014予想

雨龍泥舟
08期 予想歴45年

◎ジャスタウェイ
  2着/3人気

○ジェンティルドンナ4着/1人
▲スピルバーグ3着/6人
△デニムアンドルビー11着/7人


豪華絢爛。非常に難解な一戦。
奇をてらわず、正攻法でいきたい。ジャスタウェイを本命にする。
個人的な意見を言わせてもらえれば、凱旋門賞挑戦には賛成できなかった。ジャパンCから凱旋門賞という路線を取るべきだった。つまり、凱旋門賞挑戦は来年でよかった。オーナーが功を焦ったという印象だ。
だが、挑戦してしまったものは仕方がない。来年に向けて、このレースをいいステップとしたい。

血統的にはハーツクライ×ワイルドアゲインで、ディープインパクト×ストームキャットなどよりは、距離適性は上だろう。十分こなせると考えたい。
馬体自体はマイラーのものではないと思う。

凱旋門賞での福永の騎乗には不満が残った(もっとも横典よりはましだが。川田はああいった競馬しかしていない、さらに調教師の指示もあったであろうから、いたしかたないとは思うが)。
ジャスタウェイは毎日王冠で柴田善が、中山記念で横山典が騎乗しているが、二人とも、スタートでは押して、ポジジョンを取りに行っている。前に出ていかない馬と見たのだろう。
凱旋門賞では、福永の「チキン体質」で、押していく勇気がなかった。馬任せの、何もできなかったレースと感じたのだが、しかし、福永自身は、天皇賞(秋)もドバイも出たなりの競馬で成功している。この成功があったから、それを踏襲したということだろう。

話は変わるが、サラブレで池江調教師が、「戦略がないはずがない」ということを書いて(述べて?)いる。トレブの調教師の「日本馬には戦略がない」という発言に対する反論なのだが、これはそうとうピントがずれた反論だと思う。
「戦略」などという高等な用語を使うのが妥当かは分からないが、「作戦」があるのは当然のことで、トレブの調教師がいったことは、「日本馬のとった戦略は勝つための戦略ではない」というようなことだろう。
そして、その指摘はそのとおりだと思う。

同時に「オールジャパン」での凱旋門賞勝利というようなこともいわれている。そのこと自体は素晴らしいことだと思うが、これも同様に「勝つための戦略」とはいえないだろう。
凱旋門賞に乗りたいという騎手に対し、私が馬主だったら、その前にロンシャンで5勝ぐらいは挙げてこいといいたいところだ。
欧米の多くの騎手が鞭一本で世界を渡り歩いている時代だ。日本の中だけで闘っている騎手には、それだけ世界は遠いということを自覚させなければならない。それが先にやることだろう。

ハープスターは、競馬ブックの写真では冬毛が出ていますね。冬毛が出ているということは、皮下脂肪も蓄え始めたということでしょう。自慢の末脚に影響が出そうです。そうそうたるメンバーすべてを一気に抜き去るのは厳しいだろうと思います。5番手以下の評価。とここまで書いたところで、松博師のジェンティルドンナ、マークの指示。ジャスタウェイも1番枠で先行指示が出ていたようなので、有力馬が前に行く競馬の可能性が高くなりました。そこそこのペースになるのであれば追い込み勢も買ってみたくなる。デニムアンドルビー。

◎ ジャスタウェイ
○ ジェンティルドンナ
▲ スピルバーグ
△1デニムアンドルビー
△2イスラボニータ
△3エピファネイア
△4ハープスター

外国勢には目を瞑る。


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