シンザン記念2015予想
フィナーレ!

スカイポット
14期 予想歴18年

◎グァンチャーレ
  1着/2人気

○レンイングランド5着/4人
▲ノースストーム6着/8人
△ダッシングブレイズ4着/1人
×ロードフェリーチェ


 年始早々ですが、第十一期の若駒戦予想期間は今週をもって終わりとなります。朝日杯の大勝により公開予想ベースで3期連続プラスを達成できました。競馬ナンデでは次のシーズンまでは、競馬ナンデ上で、クラシック関連レースのみ、余裕がある範囲で掲載させて頂きます。

 さて、シンザン記念は、第二期に自身初となる3連単20万馬券、第三期に少し勝負をかけて10万勝ち、第五期にアントニオバローズの単勝を的中、昨年の第十期も本線的中と自分にとっては相性の悪くないレース。近年は極端な内有利バイアスによって実力通りの結果にならず不可解な結果も少なくないので、慎重に予想を進めていきたい。

1.上がり実績
 過去10年の馬券圏内馬30頭中、上がり連対実績がなかったのは4頭。その4頭のうち3頭はBPRが3番手以内からの競馬だった。BPRに3角以降4番手以下がある馬は連対を求めたい。ちなみに例外となる1頭はドリームシグナルで、この馬は指数1位かつ朝日杯4着(最先着)馬だった。

2.指数
 過去10年、指数1~3位馬のうち、2頭以上が馬券圏に入った年は5年と半数。1頭も入っていない年も2年ある。指数だけで予想をすると痛い目に遭うと戒めておきたい。ただし、過去10年のうち6年は指数1位馬が勝利しており、指数が62以上だった馬は大抵好走している。近年、大荒れが起こっているのは、指数1位の指数が60程度以下の混戦のためとも考えられる。

3.未知馬や低指数馬の手応え
 手応えがあまりよくない馬も好走していることから、手応えの評価はあまり関係がないと思われる。過去10年、キャリア1戦で馬券に絡んだのは後の桜花賞馬マルセリーナだけで、基本的には使ってきた馬が有利。

4.血統系統
 SS系を含む馬が23頭と一番多く、ND系が13頭、MP系が11頭と続く。目立つのはPG系が4頭入っていること。MP系とPG系が合わせて15頭おり、5頭の馬が9番人気以下で馬券に絡んでいる。やはり平坦短距離で耐久SHP系統は穴になりやすいようだ。

5.BPR(ベストパフォーマンスレース)
 過去10年、BPRが追込みだった馬は3頭だけ馬券に絡んでいるがこれらは全て朝日杯4着以内馬だった。それ以外のBPR追込み馬は軽視妥当か。
 なお、過去10年において朝日杯4着以内馬は、ペールギュント2005年1着、マイネルハーティー2005年2着、ローレルゲレイロ2007年2着、ドリームシグナル2008年1着、ガルボ2010年1着、トウケイヘイロー2012年4着と、ほぼ馬券に絡んでいる。朝日杯4着以内馬は本線にできる。

6.枠順
 過去10年の3着以内馬30頭中、馬番が7以内またはBPRが逃げ又は番手だった馬は28頭。例外はトップカミングとヘミングウェイだが、いずれも4角で内に入っていた。

 上記の観点から今年のレースを予想する。まず、持ち指数の低い、サトノフラム、ダンツメガヒット、クインズロンペールを消去する。ヤマニンマンドール、ロードフェリーチェも離れているので軽視、メイショウマサカゼは初マイルとなった朝日杯の内容が悪すぎるので軽視。

 調整指数1,2位のレンイングランド、グァンチャーレは指数60未満であり信頼できず、レンイングランドは距離延長リスク、グァンチャーレは脚質が安定しておらず、BPRは追込み。武豊騎手であることも踏まえると外を追い込むリスクがある。今年は波乱の決着になる可能性も。

 上がり連対実績はレンイングランドがない。3位経験はあるものの、逃げた時ではないので適性が合わないかも。

 血統系統で狙いたいのは、MP系又はPG系を持つ馬。レンイングランド、メイショウマサカゼ、ヤマニンマンドールが該当する。
 なお、主要3系統を持っていないグァンチャーレ、ND系しかないダッシングブレイズは不安材料があるとも思える。

 BPRが追込みの馬は、ノースストーム、グァンチャーレが該当。バイアスは例年ほどでないにせよ今年も内有利であり、外を回すようだと大きな不利を受ける。枠順が8番よりも外でBPRが逃げ番手以外のヤマニンマンドール、グァンチャーレ(ただし、逃げてOP3着経験があるので保留も可能)、ダッシングブレイズ、ロードフェリーチェ、ナヴィオンは軽視材料。

 当初はマイルでの指数1位馬であるグァンチャーレからかなと思っていたが、上記のように楽観できない状況であり、軸は作らずに手広く馬券を選ぶことにした。残った各馬への最終コメントは以下のとおり。

1.ノースストーム
 内枠で短縮。シンザン記念で活躍例のない父レッドゴット系が微妙で、出脚鈍く短縮は向かない印象も。バルジュー騎手に替わるのでうまく前につけられればと思うが、後方からでは内を突いても厳しいような。

4.レンイングランド
 上がり実績に乏しいので消えてもおかしくないが、ダート1400mは勝っているので距離はもつ可能性も。調整指数1位なのでデータ的に救われてもよい。序盤速くなりすぎないようにうまく逃げられれば穴候補。

6.クイーンズターフ
 ダートからなので未知としか言えないが、走法は自分は芝向きと考えており、前走1番人気、調教時計から素質も考えられ、上積みの大きいディープインパクト産駒なのだからおさえるしかない。

7.メイショウマサカゼ
 やはり前走の朝日杯が負けすぎと思う。第一期で10万馬券につながったコパノフウジンも朝日杯の直線前半まで頑張っていたのだ。消し。

8.ヤマニンマンドール
 指数がやはり足りないと思うのと、外枠のBPR差し馬という点で減点する。消し。

9.グァンチャーレ
 実績上位。前走もハイレベル戦で脚を余しているのだから本命級で良いと思うのだが、外枠、BPR追込、血統系統が地味ということで信頼しすぎないことにする。

10.ダッシングブレイズ
 外枠のBPR先行馬。外国人騎手でなければ軽視もあるが、前走は中京戦なので指数信頼度が少し低く、おさえておく必要はあるかと。

11.ロードフェリーチェ
 ヤマニンマンドール同様、指数が足りない外枠馬のため消すことにした。四位騎手であれば内に入ることもないだろう。

12.ナヴィオン
 平坦コースに戻るのは条件良化だが、デイリー杯を見た印象ではマイルは少し長い気がする。大外枠で折り合いにも気を使うし、福永騎手なので無策に外を追込むと予想して、残しつつも評価は下げたい。

◎グァンチャーレ(便宜的本命)
△レンイングランド
△ノースストーム
△ダッシングブレイズ
△ナヴィオン
△クイーンズターフ


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