チューリップ賞2015予想

カタストロフィ
10期 予想歴18年

◎アンドリエッテ
  2着/7人気

○レッツゴードンキ3着/2人
▲コンテッサトゥーレ6着/4人


 今週は雨はほとんど残っていないので例年通りの標準的なソフトな馬場をイメージする。展開はこれといった逃げ馬不在だが、恐らくブチコと武豊がハナを窺う。それを内からマイティティー辺りも競っていってこれがハナを取り切るかなとみる。ブチコも切れ味勝負では分が悪いので恐らくある程度はペースを引き上げる形をとると思うし、この2頭がある程度のペースを作っていくイメージで良いだろう。これといった先行馬がおらず、ココロノアイあたりが出が良ければじわっと先行していきそうで、それをレッツゴードンキがマークする形で外の隊列。内の先行馬がこれといって不在で、前のスペースをアンドリエッテ、レッドカーラ辺りが詰めていけるかどうか。クルミナルは出が甘いので内のスペースを拾うことは難しいかな。平均~ややスローぐらいで想定。



大体印をつけた馬は絞っていたけど、上下でちょっと時間がかかった感じ。


◎アンドリエッテはレッツゴードンキとどちらを本命にするかで悩んでこっちを本命に取った。まず前走クイーンCの内容が非常にいい。ペースも平均的な流れ、淀みない競馬から11.8 - 12.0 - 11.4 - 11.5 - 12.2とコーナーでもそんなに落ちない流れで外々を回しながら押し上げられずに直線でジリジリ。それでもL1までロスなく運んだ2,3着馬に食い込んで着ての4着。ロカなんかは通したところの差が出たラップ推移だし、早めに仕掛けて最後まで伸びてきたこのTS持続力は非凡。一方でトップスピードの質そのものはそこまで高いとは思わないので、この条件だと新馬戦で取ったようなある程度の先行策ができれば面白いかなと思っての本命抜擢。新馬は内回りで12.6 - 11.9 - 11.3 - 11.6とかなり緩急がある中で待たされながら上手く対応。2着馬がミッキークイーンで、この2,3着は評価したい内容だった。この動き出しができるのであれば3列目ぐらいで内で溜めながらの競馬は嵌りそう。後は馬体減からの立て直しがどうか。個人的には馬体減はその時よりも次のレースで可愛がりながらの調整になるのを嫌ってるんだけど、まあ前走のパフォーマンスはかなりのものだし、ここはどうしても権利が必要なので川田もそういう乗り方をしてくるだろうと。外のレッツゴードンキとは内外の差もあるし、何より勝負度合いという点を取るとこっちを本命にしたいかなと。


〇レッツゴードンキは現時点で逆らう意味がない。トップスピードに乗ってしまえば持続力はショウナンアデラに見劣った程度でJF、アルテミスともに高いレベル。ただ外枠でもあるし、先週もダイワマッジョーレこそ外差し決めたが、基本的には前々内内の決着。今回は好位勢が雁行状態になるという可能性もあるので、3~4角では外になる。まあそれでも出し切れればここでは一枚上だと思っているし、追切の動きも非常に良かった。まあ普通に考えれば脚は出し切れるので、後は相手関係というところ。ペースも上がってくれて構わないし、スローでもアルテミス見る限りでは問題ない。ソフトな馬場も問題なく隙は無い。


▲コンテッサトゥーレ
これは現時点で思った以上に人気しているなとは思うんだけど、TS持続力の高さを評価すべきとみて人気に惑わされず重い印を打ちたいと。前走が結構強い競馬で、12.1-11.6-11.3-11.5と後半加速していく流れの中で外々から押し上げながら最速地点ではそこまでの切れはなかったがL1で猛然と伸びてきての完勝。長く脚を維持できるTS持続力も魅力だし、前走は少し雨が残っていた良馬場でもあったので、その点で完全な高速馬場巧者ではないという点も評価したいポイント。新馬戦も強かったが、どちらかというとトップスピードをある程度要求されて良さが出てきたし、新馬、前走で一定レベルの基礎スピードは見せているのでこの距離なら基礎スピード的に見劣ることはないだろうと。ここ2走でも追走していたぐらいなので折り合いを気にせず積極的に、悪くとも中団ぐらいを狙ってほしいかなというところ。


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