報知杯弥生賞2015予想
能力拮抗のため血統による予想

スカイポット
14期 予想歴18年

◎ブライトエンブレム
  2着/4人気

○グァンチャーレ4着/7人
▲シャイニングレイ7着/1人
△ベルラップ9着/6人


3月8日(日)中山11R 弥生賞 中山2000m

1.ベルラップ(ハーツクライ) 58.8S≠
2.タガノエスプレッソ(ブラックタイド) 59.2↓≠
3.シャイニングレイ(ディープインパクト) 60.7*≠
4.サトノクラウン(Marju) 60.2NS≠
5.ブライトエンブレム(ネオユニヴァース) 59.5↓≠
6.グァンチャーレ(スクリーンヒーロー) 59.1NS
7.ジャストフォーユー(スペシャルウィーク) 54.9
8.トーセンバジル(ハービンジャー) 60.0
9.クラリティスカイ(クロフネ) 60.6↓≠
10.タケルラムセス(キングカメハメハ) 57.4
11.コメート(ブラックタイド) 59.1

【調整指数上位】1,2,3,4,5,6,8,9,11
【調整指数圏内】10
【未知】

 戦前より好カードと言われていますが、その拮抗ぶりは指数を見ても明らか。指数1位は1番人気のシャイニングレイで、この馬が着順を落とせば配当は様変わりしそうだが、内枠を引いたこと、このレースで安定しやすい先行脚質であること、加えて父ディープインパクトの成長期待もあって、順当に好走される可能性もそれなりと思われるのが難しいところ。買うなら穴が来ると信じて投ずるしかない。その価値があると思うかは各々の判断。

 以下に、種牡馬の複勝回収率を紹介しておく。抽出は若駒戦期間の未勝利戦以上(芝)の条件と、PRETで使っている独自の切り口である。

ハーツクライ(中山:73%、2000m:94%、重:87%、中山2000m:139%)
 この条件は得意と考えて良さそう。

ブラックタイド(中山:66%、2000m:76%、重:61%、中山2000m:70%)
 芝の総合複勝回収率が66%なので、この種牡馬的には悪くない条件だが、京都1600は複勝回収率100%の得意条件だった。

ディープインパクト(中山:92%、2000m:77%、重:70%、中山2000m:78%)
 この条件は可も不可もないと考える。

ネオユニヴァース(中山:66%、2000m:70%、重:61%、中山2000m:65%)
 芝の総合複勝回収率が55%なので、この種牡馬的には良条件と言えるか。阪神マイルは複勝回収率37%と極めて苦手なので、巻き返せるかも。

スクリーンヒーロー(中山:167%、2000m:112%、重:0%、中山2000m:224%)
 サンプルが少ないので極端な数字が出ているが、この条件は得意と考える。

ハービンジャー(中山:45%、2000m:54%、重:16%、中山2000m:60%)
 この条件はあまり得意ではなさそう。競馬場では京都を得意としており、平坦向きの模様。

クロフネ(中山:82%、2000m:91%、重:87%、中山2000m:68%)
 短距離向きのイメージのある種牡馬だが、2000mまでは圏内。

キングカメハメハ(中山:82%、2000m:86%、重:75%、中山2000m:66%)
 坂があるコースを得意とするパワー型の種牡馬。中山2000mだけを見ると物足りないが、苦手ではなさそう。また、不良での回収率が90%というのも特筆できる。


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報知杯弥生賞2015回顧
無敗馬に明暗

スカイポット
14期 予想歴18年

次走危険:タガノエスプレッソ


 無敗で同条件の重賞ホープフルSを勝利していたシャイニングレイが1.9倍の断然人気となりましたが、直線で伸びを欠き、7着に惨敗しました。

 一方、同じく無敗で東スポ杯を優勝していたサトノクラウンが直線しっかり伸びて3連勝。無敗で弥生賞を優勝した馬は、ほとんどの馬がクラシックで戴冠しており(特にダービーは6戦5勝)、データ的には今後の皐月賞、ダービーで本命的存在になりそうです。福永騎手がダービーを勝てるか、注目ですね。

 2着のブライトエンブレムは外を回したロス分で考えれば、サトノクラウンより指数は高くなります。3着のタガノエスプレッソは枠に恵まれた分ですね。対抗に推したグァンチャーレ(4着)のほうが指数は高かったのですが、外を回した分競り負けてしまいました。

 今回は血統面から予想文を書きましたが、混戦の中、2,4着馬に重い印を打てたので、良い方向に分析ができたと思います。

 さて、弥生賞のレベルですが、連対馬の指数は62程度。ラップを見ると、
 12.5 - 11.4 - 12.3 - 12.4 - 12.7 - 12.0 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 12.4
と、中盤まで緩みつつ、残り1000mからペースが上がっていて、以降そこそこ流れています。

 中盤から残り4Fまで緩む年は余程上がりが速い時計でなければ皐月賞につながりませんが、昨年の弥生賞の流れに近く、連対馬はそこそこ通用できるパフォーマンスではないかと考えています(が、相変わらず抜けた馬がいない情勢ですので、皐月賞は荒れる可能性が大いにあります)。


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