スプリングS2015予想
『成長力と荒さがあるブラックバゴ』

朝霧博人
14期 予想歴17年

◎ブラックバゴ
  6着/4人気


パドックをみれないで取り逃したレースがある。そのレースは2014年のホープフルステークスだ。
本命だったシャイニングレイの単勝はとれてそれ以外の馬券は外れるという結果だったが、あとでパドックをみるとブラックバゴが抜群によかったのである。このパドックの様子ならシャイニングレイとの馬連、ワイドを買っていてワイドが的中していたはずである(まあ、たらればをいうのは好きではないが)
ブラックバゴの未勝利でのパドックはチャカチャカしていたのが、ホープフルステークスではそれが一気に改善されていた。
このときはホープフルステークスだけのものか、それとも馬自身の成長か判断できなかった。

ホープフルステークスから次走の京成杯でパドックをみると、ホープフルステークスと同様に非常に落ち着いて適度なつる首で周回しているブラックバゴをみて、私はこれは馬自身の成長だと受け取った。
しかし、ブラックバゴは京成杯ではひどく騎手との折り合いを欠いてしまう。
馬によってはこれにより一気に走る気をなくす馬もいる。それが若い馬ならなおさらにリスクが高くなる。
ブラックバゴは折り合いを欠いても直線では全力で走った。結果、2着ではあったが、次走以降の期待を感じさせる上昇の余地があるレースだった。
こういうタイプの馬は不利があっても、レースを全力で走ることをやめない真面目な馬である。
スプリングステークスでは朝日杯フューチャリティのダノンプラチナ、共同通信杯のリアルスティール、京成杯でブラックバゴに勝ったベルーフと強敵揃いだが、ここで前走の折り合いの問題が解消されれば好勝負必至と思う。

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スプリングS2015回顧
選択肢が増えて能力が把握できたが、皐月賞での不安点

朝霧博人
14期 予想歴17年

次走狙い:リアルスティール


2015年のスプリングステークスをみて気になった馬がいたので回顧を書いてみる。
まずはレースラップから

12.7 - 11.6 - 12.4 - 13.1 - 12.8 - 12.0 - 11.8 - 11.2 - 11.5

前半1000mが62.6秒と過去5年では最遅となっています。
アンライバルドが勝った2009年の前半1000mのラップも62.6秒でしたが、この日の馬場は時計がかかりやすかったので比較にはならないかと。

注目してほしいのは800m、1000mのラップで13.1 - 12.8となっています。例年のスプリングステークスでは12秒前半が連発するのでここのラップ区間が例外になっています。
この点からもラップバランスが例年の厳しいラップバランスとは違っており、私個人的の皐月賞はスプリングステークス組>弥生賞組とはならなさそう(-_-;)

さて、気になった馬ですが、その馬はリアルスティールです。
今回のスプリングステークスではいつもよりも後方の位置でレースをしました。
今後のレース中の選択肢、どういう課題が見つかるか、能力を把握とトライヤルレースとしての課題をこなしたといった印象です。もし、勝ちにこだわって前の位置につけていたのなら勝っていたと思います。
しかし、前半で書いたように今回のスプリングステークスは例外的なスローペースとなっています。
荒れる馬場で速い持続的なペースになる皐月賞はその流れを経験していないので、リアルスティールの適性を考えると疑問が出てきます。
ダービーでは狙いたいリアルスティールが皐月賞でどんなレースをするのか、気になります。

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