オークス2009予想
オークスは、実におもしろい

スナフキン
09期 予想歴26年

◎ジェルミナル
  3着/4人気

○ブロードストリート4着/6人
▲サクラローズマリー12着/11人


小雨が気になります。

道悪になった場合の爪の大きさと角度ですが、

      大きさ  角度

サクラ    中   やや深め こなせそう
ダノン    大   深め   こなせる
ハシッテ   大   深め   こなせる
ブロード   中   やや深め こなせそう
レッド    中   やや深め こなせそう
デリキット  大   深め   こなせる
ワイド    大   深め   こなせる
ディア    中   やや深め こなせそう

ジェル    中   立ち気味 不安
ブエナ    中   立ち気味 不安

あくまでも重での判断ですが、やや重なら気にしなくてもいいかと、思います。    

ワイドとダノンは、爪の形状が道悪に適性がかなりありそうですね。


=追記=
桜花賞を振り返ると、上位3頭は2000~2400mがベストと思いますので、それでも勝ち負けなのですから、外伸びを加味してもスピード型より持続型(スタミナ)の傾向があったのでは・・・。

ブエナビスタ
持続型のレースを差し切るということは、スタミナよりも瞬発力に優れ、追走するスピードの絶対値が高く、出足が良ければ先行ないし、逃げの脚質もあり得る馬なのでしょう。

同馬の強さのひとつに、首差しの角度と動きにあると。(自論)
走行時、いかにも推進力を生みそうな背中から首にかけてのラインが素晴らしく、歩様の際も同じで低めの角度が、スピードを加速させている要因ではないでしょうか。

多少小柄な馬体も腹袋がしっかりとしていて、角度も緩やかである程度の距離はこなしそう。

後は展開ですが、後方イッキでは少し不安も、追い切りでは外に馬をおいて、本番でのデモとも取れます。
中枠を希望していたのには、今回は、道中中団よりも前目に、外からではなく4角中を突いて来そうな感じがします。
アンカツも先週、ザレマで内馬場からの伸びを確認済みです。



ヴィーヴァヴォドカの逃げ宣言により、ある程度のぺースが予想せれ、それに加え内ラチ側の争奪戦が拍車をかけ、速くなる可能性があるのではないでしょうか。
好枠レッドも先行策を匂わせていますし、ディアジーナ、デリキットピースらの先行好位を取りに、ブエナビスタまでも中団の位置取りから道中押し上げがあるとすれば、ぺースの落ち着きはないでしょう。
後方からのんびりか、勝負がかりのない馬にチャンスがあるのではないかと、スタミナ型の粘り腰のあるような馬が良さそうな気がします。

ジェルミナル
速い脚がない同馬は、ストライドが広く、短いところは力で押しきって来ました。
前走3着は、2000~2400mでの適正を意味しているはずですので、やはり力で持ってきたと見ています。

前脚のかきこみが浅く(無駄がなく)、トビが大きく(東京向き)、長距離戦に適した走りが見られ、状態も良く、ヤネもオークスの相性が良く、自論ではありますが展開が向くと考えられ、7枠が功を奏すると思います。

ブエナビスタには、小柄な馬の初の長距離輸送、初コース、初左回り、初の馬群に入れる展開(?)単勝1倍台の同馬にも不安な要素はナキニシモアラズ。


=追記=
ブエナビスタが負けるとすれば、先行馬の中に大仕事をやってくれる馬がいるのではないでしょうか。

桜花賞で内側で敗れた先行馬や、ディアジーナ、デリキットピースらの別路線組の先行勢たちに、トラックバイアスが働く可能性。

そこで過去のレースに置き換えてもう一丁シュミレーションをして見ました。


先行馬をイソノルーブルに(8枠20番)

桜花賞馬ブエナビスタを、桜花賞馬シスタートウショウに(7枠17番)

http://www.youtube.com/watch?v=FJaox-QEVXk

オークスは桜花賞と連動しやすく、このレースの2着、4着、5着は桜花賞の1着、3着、4着でした。

勝った逃げ馬イソノルーブルは、5連勝で迎えた桜花賞スタート前落鉄し、そのままレースをするが興奮状態であったため5着と敗れる。4番人気でのオークスを見事に勝利、雪辱を果しました。

先行馬が勝利したレース、追い込み馬はかなりの脚を使うこととなる。

=前記=
http://www.youtube.com/watch?v=jGnJ2ITFrRQ

ブエナビスタが4角からごぼう抜きなら、ノアノハコブネ的レースかもしれない。

オークスと言えば、私はノアノハコブネを真っ先に思い浮かべる
でしょう。
4角26番手から、6枠17番がやって来る。
(最後方の一番外のお馬さん)

確かその頃は、フルゲート28頭でしたか。
予想も馬が多すぎて困難を極めた時代。
もっと昔は30何頭とか、不利なんかあり放題で、馬柱にも不利マークがなくて当たり前。

スタートゲートが、外ラチ近くまで来ていたんだから、スタートは壮観な場面を目にしていたのは、覚えていますともさ。


アンカツは、4角中団ぐらいを理想と・・・、果たしてどう乗るのか?

現代版ノアノハコブネを演じるなら、直線どこへ?

内から5頭分位が伸びて来ている芝コンデション、それでも馬を信じて外から・・・来るんだろうなあ~。

今後、各馬の調整過程をじっくり、見て行きたい。


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オークス2009回顧
直線500mなくても大丈夫

スナフキン
09期 予想歴26年

次走狙い:デリキットピース


終わって見れば、ブエナビスタの強さが際立ったレースでした。

ほぼ人気通りの着順だったということは、力関係が結果となって表われ、各馬力を出し切ったことでしょう。

終始平均ペースで流れたため、動くに動けず4角を迎えここからが凄かった。

ブエナビスタの上がりが33.6、サクラの内から外へ持ち出した時には残り400mを通過してからだった、ほぼ380mの追い込みでしかなかったわけですね。
それもスムーズさを欠いてのブエナと、パーフェクトなレッドですから、直線の短い内回りでも何とかなりそうな豪脚ぶり、秋華賞でも届く計算だ。

4角から外をまっすぐ突いていたら、33秒前半だったでしょう。
平均ペースからこの上がりでは、他はまず勝てませんね。


レッドがもし外枠からなら結果2着でも、着差は歴然ではなかったでしょうか。
それでも3戦で臨んだオークスの走りのレベルは高く、男勝りの馬体から将来牡馬を含めた古馬との戦いに耐えうる器があるように感じます。


ジェルミナルのバックストレッチから4角までに番手を下げ、脚を貯めに行った福永騎手の騎乗。
これが3着に持ってこれた好判断とも言えますが、速い脚のない同馬には、先行早め抜け出しで勝ちに行く競馬をした方が、同じ負けでも内容が違います。
1角5~6番手から、4角では後ろから6番手での追い込みになった点には、ペース配分を加味しても、1着を取るならレッドの前で4角を回る積極策が理想ではありますが。

デリキットピースは大外から内へ切れ込み、逃げるヴィーヴァを果敢に追いかけ、6着に粘る。
まだ2戦ということを考えても、合格点。
今後夏場の出走予定があるなら、秋に向けての成長の糧とするために使ってほしい。
行き脚と器用さを武器に、2000m前後なら好勝負になりそう。

ブエナビスタ以外でも、このレースを見る限りレベルは高く、3歳牝馬の今年の夏は、”暑く”なるかもしれません。


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