08期 予想歴14年
◎カルナバリート
14着/13人気
○アウトクラトール8着/11人
中京芝のコンディションがどうも見えてこない。最終週としては依然として速い時計の出る状況だが、内目は荒れが気になるものの、レースを見る限り致命的でもなく、前残りも十分考えられる。それでいてハイペースなら差し追込が有利になるだろうが、馬場的に外差し傾向とも断言できない。さらに、いわゆる「帯に短しタスキに長し」なメンバー構成が予想の難易度に拍車をかけるようでは…。
こういうカオスな馬場とメンバー構成なら、今回はちょっと力を抜いた予想をしてみるしかない。注目は栗東Ｓからコマを進めてきた２頭。両者とも芝での実績は皆無だが、ダート短距離ではソコソコ実績があり、スピードと渋太さではそれほど他馬にヒケを取らないはず。それと、適性がダートシフトの馬は得てして荒れた内目を苦にせず走れるケースがある。他馬が４角で外を大きく回すようなら、ロスなく内に進路をとって吉となる可能性も十分考えられるだろう。
意外だったのが、カルナバリートのほうが重ハンデ。ハンデキャッパーがこの馬のどこの何を評価したのか私にはよく分からない。だが、彼らの仕事に敬意を評しつつ、アウトクラトールよりはカルナバリートが上位と考えたい。
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