武蔵野S2015予想
この条件で走れなかったら、成長力の問題かもと考えてしまう

nige
11期 予想歴22年

◎ゴールデンバローズ
  11着/3人気

○ノンコノユメ1着/2人
▲モーニン3着/1人
△フィールザスマート8着/9人
×タガノトネール


11日に発売された『競馬大的中 ~2015秋GI後半号~』の勝負レースに、武蔵野Sを選択してワイドバッハに期待と記事を書いているのですが、

まさかの登録すらなし・・・

※原稿の締め切りに近くて、確実に出てきそうだから馬名を出して書いたのですが・・・


その為、お詫び予想をブログで公開したので、こちらにも。



<展開>
逃げたいのはセカンドテーブルのみなので、単騎逃げ。
その外から、タガノトネールが追いかけて、ニシケンモノノフ、モーニンが追走。
セカンドテーブルは距離不安があリ、タガノトネールはテン乗りの戸崎騎手なので積極的にペースを上げるとは思えず、やや緩い流れからの上り勝負を想定。
ただ内枠に入ったモーニンが川田騎手に替わり、被されるのを違って積極的に出してきたらペースが上がる可能性はある。




本命は、ゴールデンバローズ

前走は、包まれないようにスタートから出して行って、逃げる馬がいなかったので、そのままハナ。
向正面で極端に緩めずに、地力勝負に持ち込んで残り600〜400mから400〜200mを、12.8-12.3の、0.4秒しか加速がないペースにしたが、クロスクリーガーに並ばれてから、持続力で粘って浮上できずに失速。

最内枠での乗り方としては、いい乗り方だったが、失速してしまったのは状態的な問題。
ドバイ帰りで、落ちた状態が一度使われても、良化が小さかった。


ここは、休んで立て直されてのレース。
条件は、ベストの東京ダ1600mになり、騎手もムーア騎手に戻り、斤量は55kgの外枠。
これ以上ない条件が揃った。

この条件で走れなかったら、成長力の問題かもと考えてしまうくらい。
調教をほぼ参考にしない私でも(厩舎パターンを理解していないと、正確に判断できないから)、調教での反応が明らかに違うことが分かるくらいなので、立て直されたと期待できる。

瞬発力(トップスピードに入る速さ)はそこまでないが、トップスピードに乗ってしまえば、トップスピードの速さとそれを維持できる持続力は抜けているところは、ヒヤシンスSで見せている。
本来の走りができれば、このメンバーでも勝てる。



対抗は、ノンコノユメ

前走は、馬場と大井ということを考えて、しっかり出して行く作戦。
スタートの遅れが小さかったことと、展開的にも入りが遅かったことで、中団につけるまでそんなに脚を使わずに追走。
直線でクロスクリーガーが追い出してのに付いて行って、相手が止まりだしたラスト1Fでどんどん差を縮めて差し切る強い内容。


東京に戻るが、良馬場のスローペースの青竜S(1000m:61.0秒)で、上がり3F34.7秒(上がり2位より0.5秒速い)で差し切り。
稍重の速いペースのユニコーンS(1000m:58.9秒)で、上がり35.5秒(上がり2位より1.1秒も速い)で差し切り、2.1/2馬身差で完勝と高い適性を見せています。
時計的にも同日1000万下より0.1秒速いだけですが、勝ち馬はOPから2階級降級のクライスマイルなので、かなり評価できる。

この馬の適性は、スタートが下手で、テンの脚がないので、後方からになりますが、それをカバーできるトップスピードの速さと、それを維持できる持続力。
それを、最大限に活かせるのが東京ダ1600m。

今回は、その条件だが、58kgの斤量はやはり重い。
また目標は次で、無理して勝たなくてもいいレース。
強い古馬勢がいれば、抑える程度だったが、このメンバーなら能力で勝ってしまってもいいので、対抗に。



単穴は、モーニン

前走は、外からヒルノデイバローが前に行こうとしたことで、速い入りになり、一度控えて外に出して3番手から追走。
前半3F33.8秒(その時点でが先頭から2馬身差)のハイペースだったので、コーナーでペースを落として、後続を引きつけて直線へ。

直線で、3番手から楽な手応えで並びかけ、残り300mで先頭。
その後ろからは、プロトコルが離されずに付いて行くのが精一杯で、2.1/2馬身差完勝。

結果的に、直線で0.5秒加速する瞬発力勝負が得意な、この馬の展開になってはいるが、ハイペースを前にいて押し切ったのは強い内容だし、時計も優秀。
一戦ごとに内容が良くなり、想像よりはるかかに強かった。


ただ不安がないわけではない。

不安は、内でもまれた経験がないことと、平均的に流れた時に同じ脚が使えるか。
ペース的には、速くはなりそうにないのはいいが、内枠と前に行きたい馬が外枠に入ったのは、気になる。

外からタガノトネール、ゴールデンバローズに被されたりすると、内でもまれる形になり、力を出し切れるかの不安が出てくる。(前走も内枠だったが、ルメール騎手が被されるのを嫌ったように、外から前に行かれるのを嫌い、テンが速くなり、さすがに速かったので下げて外に切り替えている。)

また、それを嫌って川田騎手の積極性が空回りするのも怖い。
フェブラリーSのために、勝ちに来ているレースとは思うが、単穴に。



4番手は、フィールザスマート

前走は、ペースが流れてくれて、展開的には良かったが、3〜4角で前の馬が下がってきて、かつ後ろの馬が外から進出しようとしたので、直線しか追えず5着。
ただツクバコガネオーに、差されたのでまだ本調子までは戻っていないと感じたレース。

東京ダ1600mは、去年のこの時期にウオッカC(1600万下)で差して勝利、武蔵野Sで上がり2位の脚で5着(0.8秒差)があり、3勝している条件。
中山ダ1800mのポルックスSの内容がかなりいいので、ペースが速くなってくれた方がいいのだが、東京の長い直線もこの馬の長くいい脚が活きる。

順調さを欠いていた前走から一度使われて、状態が上がってきたなら十分勝負になる。
古馬勢が揃わなかったので、3歳馬相手ならというところもあり、上位争いに加わってもいい。



5番手は、ベルゲンクライ

前走は、近走の流れに乗せて走らせ伸びを欠いていたレースから、後方で脚を溜めるレースに戻した。
その結果、直線でドコフクカゼにトップスピードの差で少しさを広げられたが、ラスト100mから差を縮めだして1.3/4馬身差2着。上がり3Fは、ドコフクカゼと同じ。
やっぱり後方でじっとして末脚にかける競馬のほうが力が出せるところを見せた。

今回は、1600mに距離短縮になるが、初めてだったアハルテケSで2着と対応。
やや緩いペースだと瞬発力があまりないので、頭まで突き抜けるのは難しいが、ここも後方で脚を溜める乗り方で、上位評価馬が走らないようなら浮上してきていい。



以下、買わない馬の評価。
※【穴】は、nigeは買わないがオッズ・買い目を考えず手を広げるとしたら、選択する馬とその順位です。


7 グレープブランデー【穴1】
…厳しいペースを持続力で差して来る馬なので、平均的に速いペースから粘る展開で、しっかり変わり身を見せて伸びて2着。ここは、ベスト条件の東京1600m。ただ、速くなりそうになくこの馬の持続力が活きない展開が予想され、使われてよくなるタイプの走らない休み明け。騎手も、トミー・ベリー騎手で中央競馬自体初めてで、不安要素が多い。展開と騎手の騎乗が上手くハマれば、上位争いに加わってもいいとは思うが。


12 チャーリーブレイヴ【穴2】
…前走は、スタートをしっかり出て、出して行って好意の外を取り、直戦で抜け出す競馬で勝利。距離は問題ないが、厳しいペースを粘って上位に来る馬なので、良馬場のハイペースで、ペース流れやすい1400mの方が期待できる。成長力が物足りなく、展開向いても重賞では馬券圏内までは厳しい。




<予想>
◎ゴールデンバローズ
○10ノンコノユメ
▲4モーニン
△4フィールザスマート
☆8ベルゲンクライ


古馬勢の強い馬が、そちらから狙おうかと思っていましたが、かなり手薄なので人気でもトップクラスが出てきた3歳勢から狙うことにしました。
相手の古馬勢は、東京で緩んでも自ら速い上がりが使えるタイプを。


今後のことを考えると、強い古馬勢がでてきて、3歳馬がどれだけ戦えるか確認したかったかったレースだけに残念感はある出走メンバー。


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