有馬記念2015予想
結論。

アキ
14期 予想歴19年

◎リアファル
  16着/3人気

○ラブリーデイ5着/2人
▲キタサンブラック3着/4人
△ヒットザターゲット13着/13人
×ゴールドシップ
×アルバート


◎リアファル
○ラブリーデイ
▲キタサンブラック
△ヒットザターゲット
□ラストインパクト・アドマイヤデウス・サウンズオブアース・ルージュバック
×ゴールドシップ・アルバート

◎リアファルは罠かと思うくらい狙いたくなるんで迷うけどここは心中しようかな。まず展開面でハナを切る可能性は結構高いし懸念していたダービーフィズは大野なので待機策に回るはずでそれなりのレースメイクは出来そうかなと。菊花賞はルメールが前受けで珍しく下手打った感じで、中盤緩めすぎて捲られる想定はあったけどその背後に馬を入れた分要所で動けずキタサンに出し抜かれた形。内容はこちらが上だったしスペースさえあれば3走前仕掛けで後手を踏みながらも対応してきた内容は評価。この馬から。
○ラブリーデイはリアファルと迷った上で、土曜の中山で考えると高速状態は少し薄れている感じでそこを嫌った感じ。ただタフな馬場のジャパンカップで勝ちに等しい内容だったし、ローテーションはこれくらいでも走れる馬なので気にしない方が良い。とりあえずこの馬は馬場で能力が上限する馬で今回は最大値を発揮出来る馬場には微妙に差がある感じ。その点リアファルとの比較で落として○止まり。
▲キタサンブラックは結果ハイペースのダービー以外は崩れていないし、菊花賞の比較でリアファルには劣るけどそれ以外消す材料は少ないかな。タフな馬場になってしまってもこちらも冬の東京戦でやれている馬だし、リアファルと同じく総合力の高い馬でこのコースとメンツでは狙いやすい。素直に相手には。
△ヒットザターゲットは前走は休み明けで外枠が結果響いたしそれでもあの差なら。枠はいい材料だし、今年は距離・タフな馬場にそれぞれメドを立てたきたし思ったより人気はしちゃってるけど無視はできない馬。ロンスパ気味になった時の保険も加味して押さえに。
□馬では、ラストインパクトは去年に比べるとジャパンカップで完璧に嵌った中で足りなかったのは不安材料。騎手はそんなに関係ないとは思うしヒットより少しだけ狙いを下げた感じ。アドマイヤデウスは枠で拾うかなというとこ。意外と先行策に今回も出る可能性はあるし、スローで前受けに押し出されるとちょっと警戒したいところはあるので。サウンズオブアースは動き出しの求められる条件でデムーロはやはり要注意人物だし押さえておきたい。ルージュバックはもう少し内が欲しかったなというとこ。エリザベス女王杯でタッチングスピーチに能力で見劣ったような内容も少し物足りないし押さえまで。
×ゴールドシップはギャンブルで消すかな。今の馬場と中山のコース形態ならスタンド前から動かないとというとこだし内田に最初からそのイメージを期待するのは博打打っても厳しいかな。内田の最近の思考→スロー好きからして狙いにくかった。×アルバートは騎手では狙えないかな。


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有馬記念2015回顧
レース回顧。

アキ
14期 予想歴19年

次走狙い:アルバート
次走狙い:ワンアンドオンリー
次走危険:マリアライト


7.0 - 11.7 - 12.2 - 12.5 - 12.7 - 12.8 - 12.6 - 12.6 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 11.3 - 12.2


まあ去年と違ってペースを作れる人が主導するとこういう展開になりますよという綺麗なラップ。スローだけど残り1000mからはじんわり加速してコーナーから決め手を求められる展開になった。ゴールドシップの捲りはあまり1000mあたりからなので加速ラップになってからの本格的な捲りなので体勢には影響がない。ポイント番手にいたリアファルが失速した事とこの展開で去年とは違った形でイン衝きが出来なくなった感じかな。それで外へ出すと加速ラップの餌食だったので後ろの馬はどうしようもなかった。かなり上手く運んだトーセンレーヴでやっとというとこなので。ただタイム差は結果台失速した2頭以外は1秒以内なので力の差はなかったかな。応用性で差が出たレースだとは思う。こういうレースで騎手の能力(1着は別としてデムーロ・ノリ・蛯名)が出たとも思うね。


ゴールドアクター 吉田隼人 9
まあ吉田隼人という騎手の特性が出たとは思う。スペシャルな騎乗ではないけど練り上げられたレースメイクだったとは思うね。おそらく誰よりも6枠の先行2騎の背後、2列目の内を取る事をテーマにした出し方だったし、正解だった。あとはインでじっとしているだけだったし、恐らくサウンズは不利がなかったら際どくなっていたけどアルゼンチン同様ロンスパ気味の流れで無駄なく運んで押し切った感じ。キタサンを交わせるとは思っていなかったけどマリアライトが仕掛けた分キタサンの動き出しが早くなって踏ん張りきれなかった面はあるしその点で決着がついたとは言い難いかな。吉田隼人はこういうバランスのとれた騎乗が出来るというのがローカルであれだけ安定する理由かな。大正解という騎乗は少ないけど減点法で行くと相対的には悪くない。そういうのが評価されてもいいとは思うんだけどね・・・

サウンズオブアース デムーロ 9
まあこういう展開になって動き出しや捌くセンスならデムーロという騎乗かな。ただ一つ不運だったのがマリアライト=蛯名が完璧に外から閉めていた。スタンド前で口を割っていても真ん中から出せなかったし、要所でゴールドアクターと同じ位置にいたけどゴールドシップの動き出しを利用したマリアライトの仕掛けと、運悪くリアファルも失速した事でその外に出すまで時間も食ったし下げる事になってしまった。それであの差だしどこかで出せれば勝っていたとは思う。あのスペースは無理な感じだしリアファルの内から捌いてきた吉田隼人を褒めるしかない。蛯名に関しても後で述べるけどデムーロへの敵対心とかでは全くなくて流れの中で内を潰しつつ出し抜くという勝負だったし、これは見応えがあったね。その中でここまで持っていくんだしさすがは日本ナンバーワン騎手といったところ。

キタサンブラック 横山典 9
これもさすがノリといったところで、引きつけつつスローにじんわり落として、しかし12秒台は維持しつつ動きたいようで動けないペースを演出したのはね。中山はバックストレッチが下り坂なのでここで動きやすい競馬場ではあるんだけどこの空間の自由を許さなかったという感じ。1つ誤算があるとすれば仕掛けかな。マリアライトが早めに動いてきた以上引く理由はないし、結果論で言えばもう200mじんわり動きたかったかなと。これまでも仕掛けはやや遅いレースで結果がはっきり出ていたし、このレベルまで来ると脚の長さではやや苦しいレベルかなというとこ。それでも欠点の非常に少ない馬なので来年も楽しみかな。

マリアライト 蛯名 10
まあ恐ろしいわ。蛯名という騎手の戦術理解度は別回顧で挙げているけどこういうテーマを大一番できっちりこなせるんだし。最序盤のペース把握でスッとリアファルの背後を取りに行ってサウンズオブアース他内の各馬を閉めて自分は外のスペースを確保していつでも動けるよという位置。どこで動こうかという点でゴールドシップの捲りのタイミング・・実際はゴールドが捲りきれないスピードに入った段階で一気に急加速して内の馬をまとめて潰しにかかったしね。サウンズはその罠に引っ掛かったし背後の各馬も総じて外に出さざるを得なくなった。ゴールドアクターの捌きだけ誤算というレースだしね。マリアライトの本質・・消耗戦での強さという点からは外れているけどレースの中で完璧な演出を見せた。素晴らしい。

ラブリーデイ 川田 6
人気は裏切ったけどそこまで悪かったとは思わないね。川田のイメージよりさらに上をいった吉田隼人の出方を褒めるべきだし、位置取り的には及第点。向正面で外を意識していたのはゴールドシップの出方を警戒していた分だしそこまでミスという判断ではない。どちらかといえば馬の案外さ・・これは状態面というよりかは馬場だと思う。元々◎を直前で避けたのは土曜の馬場が思ったより時計がかかっていてそれに拍車をかけて日曜はもう少し掛かり気味だった。有馬のラップを見ても、要所で最内を回してこのラップを馬なりで刻めなかったのはその分・・・速い脚が削がれていたというのが最適な分析だとは思うけどね。この馬場まで行くならもう少し評価を下げるべきだったとは思うし、素直に反省。それでもこの馬場でスムーズさを欠く中掲示板を確保した競馬はさすがだとは思ったかな。

トーセンレーヴ ボウマン 9
最序盤の出負けはかなり痛かったかな。それ以外は完璧に乗られていたし、流れない展開でも最善のスペース・加速方法を使っていたのでこれはボウマンを評価したい内容(先日のマイネルハニーのコース取りは呆れるレベルだが)。馬場自体は嵌った感があるしやはり出負けかな。それがなかったら馬券圏内はあったと思う。京都記念とかはその分人気で凡走して阪神大賞典や中日新聞杯で復活しそうな馬。

アドマイヤデウス 岩田 3
個人的にレース後のコメントでペースを握れば良かったという発言はあるけどこういう発想ならやっぱセンスはないよねという結論にはなるなあ。敗因というかもったいないのはやはり3コーナーかな。ゴールドシップの捲りの中で前のマリアライトの仕掛けに置いて行かれ間にゴールドシップが入ってしまうと最悪のパターンになってしまったとは思うね。はっきり行って準備不足というか、あそこでシップが捲ってくる可能性をどれだけ想定しているかなんだよね。先行馬のペースアップもそうだし、別件でも述べているけど岩田はとにかくレースの中での戦術理解度・戦略力は低い。感性がどうとかじゃなくて一流騎手っていうのはレース前の想定・準備も含めてだしそこで精神論だけパフォーマンスしても全く意味はないよね。コーナーで焦っているのは正直哀れだった。乗れている時の岩田は素晴らしいとこもあるんだし期待しての辛口なんだけど、この状況だと期待そのものもできないかな。今回はそうなるだろうなあという駄目な騎乗だった。

ゴールドシップ 内田 2
結論を言えば、捲るタイミングは遅すぎたかな。まあまず戦術をいくら企業秘密とは言っても内田の考える事ははっきり周りにバレるレベルの捲り戦法だなあという感じだし、動き出しもセンスがなかった。中山内回りの向正面はゆったり下り坂なので加速もつきやすいし小回りでフラットにコーナーに入れるのでどう考えてもコーナー勝負になりやすい。今回捲る上での正解は1周目のゴール板前通過、コーナーに入って向正面まで入る中でじんわり加速してコーナー出口から向正面半ばまでに捲りきってハナを奪うという形かな。天皇賞は京都外回りで坂の上りに入っていく中で下り始めるまでに番手にとりつくというノリの捲りでこういうのが正解という。それをイメージできずに今の中山でこういうタイミングでこの馬を動かしてしまう点ではっきしいって内田はセンス無い。それだけ。

ワンアンドオンリー 浜中 7
惜しい負け方かな。騎乗は悪くないしコース取りも良かったんだけど、リアファルの後退をまともに受けてしまってそのコースが完璧に塞がってしまったのはロスになったし、その外にスッとコースを替えて凌いではいたんだけど狭いコースに巻き込まれて最後も詰まってのゴールなんでね。ピークは落ちていないしホントこの1年ついてない馬だった。個人的には内で溜めてという競馬が枠的に多かったので一度外から流れる展開で脚を出し切る競馬ならとは思うんだけどね・・

ルージュバック 戸崎 4
騎乗はまあやっぱりちょっと不満かな。最序盤のポジショニングが戸崎らしいというかフラットに入るだけで主張せず消極的だったし、、すぐ外で動いて絶好の位置につけたマリアライトがあのレースだしね。前受けするレースはギャンブルとしてあって欲しいしその発想は戸崎はまだ甘いかなと。結果ただ外をフラットに回ってきただけだし、ただ外を振り回されたとはいえこのラップで詰め切れないという馬にも不満はあるかな。タフな馬場も悪くないだけにもう少し立て直すまで様子見かな。

アルバート アッゼニ 1
まあ説明不要でしょう。想定通り。あのポジショニングの悪さも、外を回されたというコメント以前にその可能性を想定できない・回避できない能力の無さでしょうという事。堀厩舎ならこれなら石橋脩で十分これよりマシな騎乗は出来た。文句無し次走狙い。

ラストインパクト 菱田 6
まあ前提としてこういうラップではラストインパクトは厳しいというのはある。タフな馬場ではあまりコーナー最速の持続力戦で速い脚の質も求められると甘くなる馬だしうまく持ち味を殺されてしまったというのはある。騎手が言われているけどフラットに見てムーアならと思った面もないわけではないけど致命的に下手打った点もない。3・4コーナーでアドマイヤデウスの内に入るギャンブルもあったけどかなり狭く危険だったし岩田も変な焦り方だったので危険回避した感じだしこれは致し方なし。

ヒットザターゲット 小牧 4
まあ最序盤攻めきっていつもより前目で位置取った事が命取りにはなってしまったかな。そこで安心してレース全体のスローな流れ。インで押し込められる事に惰性で付き合ってしまった感じで、ゴールドアクターの背後まで向正面で動けばかなりいい感じだったけどさすがに小牧のセンスではというとこかな。コーナーでラブリーデイの動きに任せすぎて仕掛けられないまま直線まで動けなかったし負けるべくして負けたかな。

ダービーフィズ 大野 5
まあこういう流れではあの位置ではというとこ。大野も行く気はあったけど馬が進んでいかなかったし、さすがに全くのテン乗りでは。

オーシャンブルー 石川 5
これも致し方ない。いかんせん馬が進まないし騎乗も遅く決まったし石川には難しい立場だったのでいい経験になれば。

リアファル ルメール 無
まあさすがにあの内容では点数はね。騎乗以前に故障だし。ただレースメイクはルメールらしく前受けで十分の形だったし故障がなければ来ていたとは思うね。


tipmonaとは?

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