シンザン記念2016予想
シンザン記念はピースマインドから

下彦
15期 予想歴30年

◎ピースマインド
  14着/1人気

○ノーブルマーズ7着/10人
▲ジュエラー2着/2人
△アストラエンブレム4着/3人


京都芝1600m外、先日の金杯は、父方ノーザンテースト、母父フォーティーナイナーのウインプリメーラをステイゴールド産駒というだけで切ってしまい、昨年の金杯上位3頭全馬が母系に持っていたフェアウェイ系の血を持つテイエムタイホーを7枠というだけで切ってしまい惨敗でした。

シンザン記念のみの母系の好走血統傾向は、ノーザンダンサー系統のダンジク、ニジンスキー、ヴァイスリージェント、リファールに4代5代あたりにスタミナ長距離或いは能力を底上げするといわれるような血が目立ちます。
ここも金杯同様、長く良い脚を使えそうなを中心に。

◎ピースマインド
先に行ける機動力、スピードの持続力、今までのレースメンバーからこの馬が本命です。
機動力で言ったらラルクの方が母母父にシアトルスルー(ボールドルーラー系)があるので上かもしれませんが、ピースマインドの方が4代にヴァイスリージェントを持つように距離的持続力は上回っていると思います。

○ノーブルマーズ
この馬は先に行ってしぶといですね。
小倉での未勝利戦は捲りが入る中逃げてペース変化の影響は関係無しとばかりに持ち前のスタミナで押しきり。前走はエアスピネルの3着も、ゴール前ジリジリではありますが、シュウジを差し込もうという渋とさ。
血統的には明らかに中長距離向きですが、コース質には合うので。
ジャングルポケット(トニービン)に母父シルヴァーホーク、母母父テーブルプレイ(プリンスキロ系)、4代にはフォメント(ピカセロ系)ピカセロ系ってサイアーラインは絶えてるかもしれませんが、母系に入って優秀(だそうです)。5代にハンプトン系でスタミナには事欠かない血統です。

▲ジュエラー
前走は一頭だけ別馬が混じっていたという印象。行きっぷりはあまり良くない印象ですが、騎手が意のままに動いて能力の違いで差しきった形でした。
母父が特徴的で、父方母方双方の直系にネアルコを持つピストレブルーという馬。よく見てみると母父でこのコースはかなり走る印象。母母父にはブランドフォード系、4代にはハリーオン系、5代にはテディ系と今後どんな走りをしてくるのかが楽しみです。

△アストラエンブレム
既存勢力としては能力高く、スタート、二の脚が良くない面はありますが、ダイワメジャー産駒らしからぬスピード持続力は魅力でこのメンバーなら上位。年明けの京都馬場で後ろからはやはり割り引きですが、前でレースしたい馬が結構いるので思いの外速くなれば出番はあるかもしれません。


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